LEEDと環境デザイン
以前の記事(http://blog.goo.ne.jp/yyoriyuki/d/20050624)で紹介したLEEDに関する記事が、LAM8月号p54に掲載された。以下に概要を紹介する。
19,000人ものデザイナーがLEED(http://www.usgbc.org/DisplayPage.aspx?CategoryID=19)の認定を受けている。 LEEDを活用することで、多くの環境デザイナーは、環境を保全することが可能だ。具体的には「湿地帯の自然システムが提供する価値を(B/Cも含めて)定量的に示すことで、初めて複数のデザイン案を比較検討することが出来、結果的に雨水処理に関する支出を減らすことが可能となる。」と紹介している。
そして、LEEDは唯一のガイドラインではないことを認めつつ、緑を定量的に評価しデザインに活用する手法が存在するにもかかわらず、多くの造園家/環境デザイナーはそれに注意を払っていないと述べている。
LEEDは、建築物の内部環境評価だけでなく外部環境に関わる評価項目も多く用意されている。また、外部環境への配点は近年徐々にではあるが高まっている。これは、LEEDの策定委員のメンバーに環境デザイナーが加わっている影響もあると思われる。
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