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11月, 2007の投稿を表示しています

都市緑化技術 no.67/GISとみどり

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財団法人都市緑化技術開発機構の機関紙「都市緑化技術」のNo.67が発行されます。 今回は”GISとみどり”が特集されており、筑波大学鈴木先生、東京大学石川先生など第一線の研究者が最先端の情報を紹介しています。 私もペン大デザインスクール時代に参加したボリビアのプロジェクトを次の通り寄稿させていただきました。 ”世界遺産登録にむけたGISを活用したランドスケーププランニング ~ボリビア・サハマ地区における検討事例~”   □関連サイト 財団法人都市緑化技術開発機構: http://www.greentech.or.jp/ テラ・サハマ: http://cml.upenn.edu/tierrasajama/default2.htm

BIO-City No.38/特集「生物多様性からのアプローチ」

BIO-City No.38が発売になります。 今回の特集は「生物多様性からのアプローチ」です。 小職も寄稿させていただきました。 --以下目次です 『BIO-City』No.38  特集「生物多様性からのアプローチ」 BIO-City - a perspective from BIODIVERSITY 生物多様性の問題が日常を未来をデザインする。 「生物多様性」入門 ●No.38 Index● 生物多様性とは何か? なぜ重要なのか? その保全方法とは?  Jeffrey A.McNeely(ジェフリー・マクニーリー:IUCN主席研究員) ● 生命体系を救う 生物多様性が大切な理由  Annika Vogt(アニカ・ヴォグト)  Sebastian Winkler(セバスチャン・ウィンクラー)  Countdown 2010 Secretariat(「カウントダウン2010」事務局) ● 生物多様性の持続的利用 日本人の自然観をもとに  岩槻邦男(兵庫県立人と自然の博物館館長 東京大学名誉教授) ● 世界と地域の生物多様性を保全するために 生物多様性条約入門  磯崎博司(明治学院大学法学部教授) ● 生態系サービスに真剣に取り組むとき ミレニアム生態系評価の警鐘と里山に関する教訓  Alphonse Kambu(アルフォンス・カンブー:国連大学高等研究所(UNU-IAS)特別プログラム「いしかわ国際協力研究機構」所長) ● エコアグリカルチャー 生物多様性と農村開発の両立による景観の創出  Sara J. Scherr(サラ・J・シェール)  Seth Shames(セス・シェイムス)  Ecoagriculture Partners(エコアグリカルチャー・パートナーズ) ● 生物多様性インフォマティックスとその活用  伊藤元己(東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系教授) ● 絶滅危惧種に関するIUCNレッドリスト2007 損失は続いている ● 『ライフ・カウンツ』に学ぶ 遊び心と驚きに満ちたイラスト・図で世界に生物多様性をアピール  Michel Gleich(マイケル・グレイチ/『Life Counts』筆者) ● 生物多様性の地域づくり 人と自然の博物館の挑戦  中瀬 勲(兵庫県立人と自然の博

風景街道に91ルート登録

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日本風景街道の初めての登録が行われ、全国で91ルートが登録されたそうです。 --- 地方ブロック毎に設置された「風景街道地方協議会」において、平成19年9月以降「風景街道」の第1回目の登録が行われ、12月11日現在、全国で合計91ルートが登録されました。  日本風景街道は、道を舞台に、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、文化等の地域資源や個性を活かした美しい国土景観の形成を図り、観光の振興や地域の活性化に寄与することを目的としています。  これまで、平成19年4月20日に日本風景街道戦略会議(委員長:奥田碩日本経団連名誉会長)より提言された「日本風景街道の実現に向けて」を踏まえ、仕組みや枠組みの構築を図り、9月10日より、地方ブロック毎に設置された「風景街道地方協議会」において風景街道の募集を受付け、順次登録を行ってまいりました。 この度、第1回目の登録が終了しましたので、お知らせします。  今後も登録は随時受付けております。 -- ■関連サイト 国土交通省報道発表資料: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/061211_.html 日本風景街道: http://www.hido.or.jp/fukeikaidou/index.html

サスティナブル・サイト・イニシアティブ

このブログでもたびたび紹介しているASLAでは、USBGなどと協力し「サスティナブル・サイト・イニシアティブ/The Sustainable Sites Initiative」のドラフトを作成中です。 目次は以下の通り 1. INTRODUCTION to the SUSTAINABLE SITES INITIATIVE™……….. 1 2. GUIDING PRINCIPLES of the SUSTAINABLE SITES INITIATIVE…. 5 3. LANDSCAPES and ECOSYSTEM SERVICES…………………………… 7 4. PROGRESSING TOWARD SITE SUSTAINABILITY……………………. 21 5. NEXT STEPS for the SUSTAINABLE SITES INITIATIVE….………….. 64 --- たとえば、生態系サービス(ecosystem services)では、ニューヨークやシカゴの都市林が、汚染ガス浄化や洪水緩和などでどれだけ機能しているのかを定量的に説明しています。<おそらくUFOREのデータ このイニシアティブは最新の科学技術を反映する必要があり、また、経済的合理性も無ければならないため、造園家や不動産開発業者、リゾートプランナー、建築家、エンジニア、投資家などからの意見を求めています。(1/11まで) ちなみに、このイニシアティブは世界中の88カ国の方が1.8万回以上閲覧しているそうです。>関係者の皆様、必見です。 ■サイト http://www.sustainablesites.org/index.html

Support Small Community Visioning Initiative

H.R. 3374 ランドスケープアーキテクトの職能を拡大させる より短いメッセージが有効とのことで”Impact Meter”なるものが自動的に、メール文章の長短を判断するようなシステムになっている。いろいろなノウハウがあるものです(さすが!) □関連サイト ASLA: http://capwiz.com/asla/home/

London Olympic urban park

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来年の北京オリンピックや、2016年の東京オリンピック招致運動における緑への取り組みに注目が集まっていますが、2012年のロンドンオリンピックにおいても興味深い取り組みが盛りだくさんです。 主な競技会場となるオリンピックパークは、ヨーロッパ最大級規模の都市公園整備としては、150年ぶりの事業となるようです。 --- The opportunity to create part of one of Europe’s largest urban parks for 150 years has been advertised. The Olympic Delivery Authority is seeking a contractor to undertake the landscaping work transform old industrial land into new open spaces, parklands and waterways in the northern section of the Olympic Park. Forty hectares of land need to be prepared for the Games in 2012. The winning contractor will manage tree planting, create new wetland and other wildlife habitats, and install benches, lighting and drainage. They will also be responsible for building the temporary Olympic Concourse, which will link venues, entrances and parklands. After the Games the contractor will be in charge of removing the concourse and replacing it with open meadows and parkland suitable for the local community. New allotments wi

インターネットでつくる国土計画

発表資料より---  国土交通省国土計画局では、新しい国土計画の策定に向けて、国土計画ウェブサイト「インターネットでつくる国土計画」を開設しました。  同サイトでは、平成17年7月に国土形成計画法が制定されたことにもとづき新たな国土計画づくりがはじまったことを受け、国土審議会などにおける検討状況や、国土の現在や未来の姿を示すデータ(図表)などをわかりやすく整理し提供していきます。  また、これまでの国土計画の策定経緯や現行の全国総合開発計画、新しい国土形成計画法など、国土計画に関する基礎的な資料を掲載していきます。  さらに、国土形成計画の策定に当たり、より多くの方々に国土計画について考えていただき、その意見を計画づくりに反映していくため、誰もが意見交換できる電子会議室を今後開設していく予定です。(平成17年12月末開設予定) -- ■サイト http://www.kokudokeikaku.go.jp/

インターリンケージ

日本総研のWEBに掲載されている以下のコラム(執筆者:渡辺幹彦主任研究員)が興味深い。   生物多様性と気候変動の「インターリンケージ」 ~複合便益(マルティプル・ベネフィット)という経済価値の考え方~ このコラムでは、緑の多様な「価値」「便益」「機能」を考える際に、一つの価値が優先されすぎ他の価値が排除されてはならない。最初から複合便益を最大化するような(ベストミックスな)施策がとられるべきということを説明している。 また、それに関連して「インターリンケージ」の概念を紹介している。 コラムの最後では植林CDM事業に絡めて次のように締めくくっている。 ”本来、環境には、複合便益がある、という認識に基づき、温暖化対策活動であるCDMを行う際に、温暖化防止、生物多様性保全、砂漠化防止、地域住民への影響を考慮し、企業から見るとリスクを最小化した、環境の側から見るとその便益を最大化したプロジェクト・デザインが、今、求められているのである。” --- 環境デザインやまちづくりを考える上でも、この「インターリンケージ」の概念は参考になるのではなでしょうか>ご参考まで、、 ■サイト 日本総研: http://www.jri.co.jp/consul/column/data/656-watanabe.html

近代化産業遺産群33

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経済産業省から「近代化産業遺産」が発表され、旧富岡製糸場や横浜象の鼻地区などで構成される33のストーリー(エリア)が認定された。 ---(HPより) 平成19年4月、経済産業省では産業遺産活用委員会を設置し、我が国産業の近代化に大きく貢献した「近代化産業遺産」について、地域史、産業史を軸としたストーリーをとりまとめるべく検討を重ねて参りました。 全国の行政、企業関係者のご助力のもと、今般、近代化産業遺産ストーリー33をとりまとめ、ストーリーを構成する近代化産業遺産について、地域活性化に役立つものとして認定をおこなうこととなりましたので、以下の通り公表いたします。 地域活性化の種となるこの近代化産業遺産が、地域の皆様に活用され、大きく花開くことを期待いたします。 --- 最近、 ”工場萌え”が話題になるなど工場地帯や団地の風景が一種のノスタルジーとして捉えられている。  先月22日には千葉県で「工場鑑賞モニターツアー」が開催され、臨海部の工場などを見学したそうだ。 このような、産業景観を活かした地域活性化政策は、ドイツ・エムシャーパークなどの成功によって広く知れ渡るようになってきた。ニューヨークのハイラインコンペなど新しいアプローチも模索されている。 国内でも、臨海部に敷設される蒸気供給配管に対するデザインコンペ(川崎市)など興味深い取り組みがはじまっている。今後の動向に要注目です。 ■関連サイト 経済産業省発表資料: http://www.meti.go.jp/press/20071130005/20071130005.html 国土交通省報道発表資料: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/01/011121_.html 工場鑑賞モニターツアー: http://www.pref.chiba.jp/syozoku/f_kancon/sigen/koujoukannshou.html 地域における「ニュー・ツーリズム」展開に関する提言: http://www.jcci.or.jp/kanko/0403teigen/0403point.pdf エムシャーパーク: http://www.horonai.com/05_Deutsche/IBA/Deutsche01.

2008年度ASLA賞募集

早くも2008年度ASLA賞(ASLA Professional Awards & Student Awards)の募集が始まりました。 最近では、米国内のプロジェクトだけでなく、中国、インド、日本など世界中のプロジェクトも受賞しています。 カテゴリーは以下の8つ  General Design Residential Design Analysis & Planning Research Communications The Landmark Award Student Collaboration The Student Community Service Awards 審査にはナショナルトラストなども協力しています。 応募締め切りは来年2月(学生賞は5月) 受賞者は来年10月にフィラデルフィアで開催されるASLA Annual Meeting & EXPOで表彰されます。 ちなみに、毎年紹介していますが受賞のための8つのWinning Strategiesは必見です。(詳細は下記サイト参照) Keep it simple and follow the directions . Focus on the narrative description . Remember--photography is key .  Organize .  Let plantings mature . Consider submitting projects in less-traditional categories . Resubmit projects you believe in . Be prepared to win .   ■関連サイト http://www.asla.org/awards/2008/rules_entries/index.html 2007年度受賞作のビデオが視聴可です Winning Strategies: http://www.asla.org/awards/2008/rules_entries/winning.html

【コンペ情報】Streetscape in a New World 

中国で行われている標記コンペのお知らせ 最近の開発により交通機能のみを重視した場所になりつつある街路に”enjoyment”を取り戻そうという試み。 対象地は北京と上海の2箇所 提出期限は2008/1/15 優勝賞金は6万元とのこと ■サイト http://www.nwusd.com/en/

都市計画学会発表

本日、都市計画学会学術研究論文発表会(会場:工学院大学)において以下の発表を行います。 「リモートセンシングとGISを利用した都市域におけるエコロジカルネットワークの評価手法に関する研究」 コゲラを指標種として都市域のエコロジカルネットワークを検討した事例です。 ■関連サイト http://wwwsoc.nii.ac.jp/cpij/com/ac/ac42.html

カーボンオフセット型ツアー

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北海道で「カーボンオフセット型ツアー」なるものが開催されています。 これは、北海道のNPO”シーニックバイウェイ支援センター”が企画/実施するツアーで、以下のような内容で催行されています。 (センターHPより) 10月27日(土)・28日(日) 【1日目】2008サミット開催地「洞爺湖」をエコドライブで楽しむ旅 (New) 【2日目】2008サミット開催地「洞爺湖」をエコドライブで楽しむ旅 (New) チラシPDF 984KB 10月13日(土) 『2つのワイナリーを訪ねる in 浦臼・富良野』ツアー報告 (New) チラシPDF 984KB 10月3日(水) 「月浦ワインとそうべつくだもの村を訪ねる旅」 (New) チラシPDF984KB 9月28日(金) シーニック流大人の社会見学『環境』を考える秋の一日 ツアー報告 (New)   8月25日(土) 大雪・富良野ルート視察ツアー   7月21日(土)・ 22日(日) 地球環境を考えながら日本海の食と景観を楽しむ旅 --- 大人の社会見学(ビール工場の見学など)、ワイナリー、洞爺湖をエコドライブで楽しむ(プリウス)など興味深い企画内容と思います。 ちなみにカーボンオフセット型ツアーとは、行程でバスなどから排出されるCO 2 (=カーボン)を、植樹によって埋め合わせる(=オフセット)取り組みのこと。(HPより) 植林活動によるCDMはコスト的に厳しいと認識されていますが、 IKEAの取り組 みにも見られるとおり、植林は個人レベルの活動としてはわかりやすいことから積極的に取り組まれています。 今後は、炭素固定だけでな他にも多くの効用(生物多様性保全など)があることも注目しないといけませんね。 ■関連サイト シーニックバイウェイ支援センター: http://www.scenicbyway.jp/support/support2.html

都市開発版SEGES/トライアル評価候補物件の募集

緑の評価制度、SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)の都市開発版がいよいよスタートします。     ---(サイトより転載)   都市開発版SEGESの背景  都市における豊かな環境づくりを目指すには、建築や開発などの際、適切に緑地を保全、創出することが重要です。公共団体による規制的手法には限界があり、開発者の自発的な取組みが求められています。  近年、マンションや住宅地等の開発において、付属する良好な環境施設の市場的価値の高まりにあわせ、既存緑地を保全・活用するなど、開発者によりレベルの高い緑化計画がなされる例が増えてきています。  こうした傾向を踏まえ、財団法人 都市緑化基金では、国土交通省、東京都と連携し、「ヒートアイランド現象の緩和、良好な景観の形成、地域生態系の保全」など様々な角度から、開発事業における緑に関わる取組みを評価し、優秀な事例については評価・認定することで事業者の努力を促す「都市開発版緑地評価制度:都市開発版SEGES」の創設に向けた検討を行っています。 ----     この都市開発版SEGESは、2008年度からの本格的運用開始に先立ち、現在トライアル評価(試験運用)の候補物件募集が行われています。(評価費用は無料) 詳しくは関連サイトでご確認ください --- 都市開発におけるトップグレードの緑の計画を認定 〜社会・環境に貢献する建築・開発事業の緑化計画を認定する制度(仮)都市開発版SEGES〜 トライアル評価候補物件の募集 この度、緑豊かなまちづくりに貢献する、建築・開発事業を評価・認定する『都市開発版SEGES(仮)』のトライアル評価物件を募集します。 ■ トライアルの目的 社会や環境に配慮した優良な緑化計画事業に対する第三者評価及び認定のプロセスを試行するものです。この結果をうけ、次年度より正式な評価・認証システムとして発足を目指します。 ■評価の対象 建築事業および開発事業に伴って計画される緑地の保全・創出事業:例えば、面的都市開発(オフィス・店舗ビル等)、分譲・賃貸集合住宅(マンション等)、分譲住宅地開発(戸建て住宅地等) ---  ■関連サイト 財団法人都市緑化基金: http://s

IKEA Plant-A-Tree Cool the Globe

昨年日本に上陸して話題を集めた北欧の家具メーカー”IKEA”が、Plant-A-Tree Cool the Globe というキャンペーンを米国で実施している。  車を運転してIKEA各店舗にアクセスする際に発生する二酸化炭素量を吸収可能な樹木量=毎年33,100本を植樹するそうだ。 本キャンペーンの提携先のNPOアメリカンフォレストのWEBサイトでは” Climate Change Calculator ”なるものが用意されており、電気やガスなど家庭で発生する炭素量や通勤や旅行などで発生する炭素量が計算できるようになっている。 このサイトでは、炭素量の計算結果が認識できるだけでなく、必要な植樹本数の把握や植樹のための寄付まで出来るようになっている。 イケアは植樹への取り組みについて、世界最大の家具メーカとして樹木は重要な資源であること。持続可能なビジネスをを実施するために環境への影響を最小限に抑える必要があること。植樹活動と同時に各店舗での炭素発生量の削減にも取り組んできたことなどを公表している。 ちなみにイケアでは、まず10万本(換算すると10万ドル)の寄付を行ったそうだ。 詳しくは関連サイトをご参照ください ■関連サイト IKEA Plant trees: http://www.ikea.com/ms/en_US/about_ikea/plant_trees.html American Forests : http://www.americanforests.org/campaigns/ikea/ikea.php Climate Change Calculator : http://www.americanforests.org/campaigns/ikea/

Steinitz教授/Bull教授の特別講義

東京大学で開催された下記の特別講義を聴講しました 日時: 平成19年11月13日(火) 主催: 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 (IR3S) 東京大学21世紀COEプログラム「都市空間の持続再生学の創出」 会場: 東京大学本郷キャンパス 薬学系研究棟10F大会議室 プログラム 09:30 ~ 09:40 Introduction (Kazuhiko Takeuchi) 09:40 ~ 10:20 “The future city as new nature” (Catherin Bull) 10:20 ~ 10:50 Discussion (Chair: Darko Radovic, Makoto Yokohari) 10:50 ~ 11:00 coffee break 11:00 ~ 11:50 “Getting started on a large and complex design” (Carl Steinitz) 11:50 ~ 12:30 Discussion (Chair: Darko Radovic, Makoto Yokohari) 以下備忘録です。 スタイニッツ先生の講義を聴講するのは5年ぶりだったが、相変わらずパワフル&クリアーで魅力的な内容 ランドスケープのメインテーマは、狭義の技術的なものでなく、今や政策的なものの影響が大きいこと スケールに応じた2つのプランニングプロセスの事>納得 プランニングプロセスに関するHammondのモデルは本質的で大変わかりやすい 50~100プロジェクト参考事例を調べることとCASE MEMORYの重要性 GSDのLAの潮流が、PW時代の小規模なものから大規模なモノへと変わりつつあることとその背景>Kirkwoodの影響も大か? ヨーロッパ型農業保全策の事(文化、美観、環境保全) 解決法は一つではないこと やっぱりシナリオプランニングの話は聞いていて”腑に落ちた” ■関連サイト http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/event/file/UT13Nov07.pdf

【コンペ情報】デジタルデザインコンペ2007

引き続きコンペ情報です -- 次元仮想世界(Second Life)の建築 nikkei BPnet 1周年 & nikkei TRENDYnet オープン記念企画  日経アーキテクチュアは「デジタルデザインコンペ2007」を開催します。3次元仮想世界の中につくる施設を題材とし、建築以外の様々な分野のデザイナー、クリエーターにも門戸を開くものです。審査委員長は、金沢21世紀美術館、ニューミュージアム(米・ニューヨーク)などを 手がけた建築家の西沢立衛氏。 締め切りは2008年1月10日 。奮ってご応募ください。 [課題] 21世紀生活博物館│ライフ・ミュージアム・タウン 二次的な現実(仮想世界)が大きな比重を占めるようになった現代の「生活(生活像・生活様式など)」を収集・記録、展示、研究していくための施設(まち)を、仮想世界の中で運用するもの(=セカンドライフ※の中に制作し、運用するもの)として提案してください。 ※「セカンドライフ」は、米リンデンラボ社が提供するウェブ上の3次元仮想世界サービス (http://jp.secondlife.com/) です。 ■ 審査委員(敬称略) 西沢 立衛(建築家、横浜国立大学准教授=審査委員長) 水口 哲也(ゲームプロデューサー、キューエンタテインメント代表取締役CCO) 渡邉 英徳(デジタルハリウッド大学/フォトン代表) 山本 恵久(日経アーキテクチュア編集長) ■ 募集部門(対象区域/施設) [総合提案部門: ライフ・ミュージアム・タウン] A2判2枚以内(ドローイング・図面・CG ほか)の提案募集。 セカンドライフ内の島全体(256m×256m)を敷地とし、ライフ・ミュージアム・タウンのグランドデザイン、中核となる施設(下記ライフ・メディア・ミュージアムあるいは相当施設)、ランドスケープなどを提案してください。 [単独施設部門: ライフ・メディア・ミュージアム] A2判2枚以内の提案あるいはセカンドライフ内に制作した作品募集。 島上の街区(ブロック)を敷地とし、ライフ・メディア・ミュージアムの空間・環境デザインを提案してください。「ライフ・メディア」とは新聞・雑誌・テレビ、写真・映像、インターネットなど生活の記録にかかわるメディア一般を指します。取り扱うメディアを複数とするか単独とするか

【コンペ情報】LAUSANNE JARDINS 2009

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ローザンヌ ジャルダン2009国際コンペのお知らせ スイスのローザンヌで、過去1997,2000,2004年に開催されてきたランドスケープデザインの国際コンペが開催されます。 今回は、地下鉄をつなぐ4つの歩行者パス周辺が対象エリア 選定された30プロジェクトがここに配置されます。 スケジュールは以下の通り 登録:2007/11/15 提出:2008/3/31<英語版では2009となっているので注意 学際的なチームを強く推奨するとの事。詳しくは下記サイトを参照してください ■公式サイト http://www.lausannejardins.ch/annonce_en.html (英語)

こども環境白書

平成19年版こども環境白書が配布されます。 今年は、ボブとはたらくブーブーズ(テレビ東京系)を用いて楽しく学べる内容になっているそうです。 ---以下プレスリリースより 「平成19年版こども環境白書」の作成について 1 趣旨  こども環境白書は、環境白書を広く国民に普及し、環境保全に関する意識の啓発を図るため、環境白書を小中学生向けに要約し、環境教育教材として配布するものです。  脱温暖化社会の構築や循環型社会の構築が喫緊の課題となっている今日、環境教育を進める観点から、次代を担う児童・生徒に対しても地球温暖化をはじめとする様々な環境問題を自らの問題として認識し、具体的な行動に結びつけるよう意識を啓発することが重要となっています。 2 「平成19年版こども環境白書」の特徴  平成19年版こども環境白書は、子供たちが興味を持ちやすいように、ボブとはたらくブーブーズ(テレビ東京系「のりスタは~い!」毎週水曜日午前7:30~8:00放送中)を使用し、ボブやその仲間たちと一緒に楽しく学べる内容になっています。  平成19年版環境白書の総説のテーマである「進行する地球温暖化と対策技術」の内容や、現在の様々な環境問題とその対策について、できるだけ平易な表現やイラストを用いて小中学生にも理解しやすいように解説しています。 3 配布先、部数 全国の小学校、中学校、都道府県及び市区町村の教育委員会等 (参考) 目次構成 step1 まずはここからみてみよう 地球温暖化ってなに? いのちのめぐみ 地球温暖化を防ぐために 「地球にやさしい」を広げよう step2 何がおきているのだろう? 地球の環境が変わってきた 青い空を守ろう きれいな水を残すために あふれる化学物質 いのちを守ろう step3 これ、知ってる? ほかにもまだある、こんな問題 地球を守るいろいろな対策 step4 大切なのは、「こまわり」! ■関連サイト 環境省報道発表資料: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8989 こども環境白書: http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/k

UIT技術研究発表会

本日午後、アーバンインフラ・テクノロジー推進会議技術研究発表会(丸ビル)で発表します。 テーマは「環境保全/景観形成による不動産の付加価値向上への取組み」です ■サイト http://www.uit.gr.jp/

Sustainable Skylines- Dallas

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ダラス市がEPAとのパートナーシップのもと、標記イニシアチブを開始しました。 これは、グリーンビルディングや、省エネなどの取り組みのほか緑を活用したアプローチでダラス市の大気を改善しようという取り組みです。 緑のアプローチとしてはヒートアイランド対策や雨水流失低減策として以下のものが提示されています。 Develop and implement a comprehensive tree canopy management program (city has approximately $1 million worth of trees available for planting) Identify and implement financial-based incentive programs to encourage conversion of Central City property to permeable and shaded surfaces Implement practical examples of cool (i.e., reflective) and/or green (i.e., vegetated) roofs and publicize positive results and implications Implement examples of heat island and stormwater runoff mitigation technologies including shaded, vegetated and permeable surfaces and bioswales Identify City ordinances that could be revised to help reduce the urban heat island effect and mitigate stormwater runoff in Dallas Use Federal ($65,464) & local ($1 million) matching funds  都市林マネジメントプログラムや、屋上緑化効果の公表や推進、不透水層の削減と緑の排水システム(bioswales

【コンペ結果】Transbay Transit Center

サンフランシスコの新交通ターミナル”Transbay Transit Center”のコンペ結果が発表されました。 このコンペは、グリーンビルディング+交通インフラ+ランドスケープの注目プロジェクトでした。 ファイナリストは以下の3グループ。 Richard Rogers Partnership and Forest City Enterprises with MacFarlane Partners Skidmore Owings and Merrill and Rockefeller Group Development Corporation Pelli Clarke Pelli Architects and Hines 3案とも交通動線の表現、アニメーション、パースの空気感、サスティナブルな提案など見所満載です。(下記サイト参照) ちなみに3社の中で一番コストが高いペリ案が選ばれています。 ■関連サイト 主催者: http://www.transbaycenter.org/TransBay/content.aspx?id=323 world architecture news: http://www.worldarchitecturenews.com/index.php?fuseaction=wanappln.projectview&upload_id=1378 PCPA: http://www.pcparch.com/transbay/citypark.swf Hines: http://www.hines.com/press/releases/Transbay.aspx SOM: http://www.som.com/content.cfm/transbay_transit_center RSHP: http://www.rsh-p.com/render.aspx?siteID=1&navIDs=1,4,23,1394

青少年の自然体験活動等に関する実態調査

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最近、学習指導要領の見直しに関するニュースがよく報道されています。 5月30日の ブログ でとりあげたESD/持続可能な開発のための教育など環境関連の取り組みも本格化しています。 一方、そのベースとなる自然体験学習については、体験機会がますます減少しているようです。 国立オリンピック記念青少年総合センター の標記調査では、何度も「チョウやトンボ、バッタなどの昆虫をつかまえたこと」がある子供は50%(H10)から35%(H17)に減少しています。(p24) 木登り体験や、海や川で泳いだ経験、野鳥観察なども同様の傾向です。 ちなみに、自然体験の有無と道徳観・正義感が関連しているという報告(図13)があります。ご参考まで ■関連サイト 青少年の自然体験活動等に関する実態調査 : http://www.niye.go.jp/houkoku_srch/chosa_cts.php?insid=2

日本風景街道クランクインフォーラム

標記フォーラムが10月30日(火)に開催されます 申し込み締め切りは25日(木)です 記者発表資料より-- 1.開催日時:平成19年10月30日(火) 14:00から17:00 2.内 容:風景街道認証式/記念講演会 第1部 関東エリアの風景街道認証式 第2部 記念講演「日本の伝統文化を生かしたまちづくり」 ㈱小布施堂代表取締役 セーラ・マリ・カミングス 第3部 パネルディスカッション コーディネーター 東京大学大学院教授 家田 仁 3.場 所:UDXギャラリー(秋葉原UDX南ウィング4F) 4.当日の取材 座席数に限りがございますので、あらかじめご了解下さい。 5.資料は、フォーラム終了後、関東地方整備局ホームページに掲載します。 ■関連サイト クランクインフォーラム案内: http://www.ktr.mlit.go.jp/kanto-fukei/pdf/071030.pdf 日本風景街道関東エリア: http://www.ktr.mlit.go.jp/kanto-fukei/ 日本風景街道: http://www.hido.or.jp/fukeikaidou/

【コンペ情報】Integrating Habitats.

環境意識の高い米国ポートランドを対象とした標記デザインコンペの案内です。 開発と環境保護のバランスをどうとるのか?  地域環境と生活の質をどう高めていくのか? 革新的なアイディアが求められています。 参考資料では、環境デザインやまちづくりに関連する様々な情報/ガイドライン/優良事例が提供されています。<必見です。 締め切りは12月17日。 10月15日までに登録した場合、登録料$25でしたが、現在は遅延登録となり$125必要です。 --- The design competition Integrating Habitats will challenge entrants to work across disciplines in collaborative teams to create elegant and functional designs for conceptualized sites typical of the Portland metropolitan region. The competition’s challenge is to create successful and innovative site designs that blend open space access, site planning, and environmental preservation and restoration in construction and development. The design categories neighborhood infill development with a remnant oak woodland/savannah habitat interface mixed use development with a riparian forest habitat interface commercial development with a lowland hardwood forest habitat interface --- ■公式サイト 概要: http://www.metro-region.org/article.cfm

アイディア募集/農山漁村活性化

アイディア募集のお知らせです -- 農山漁村の活性化を強力に推進するため、農林水産省では、今般、今村副大臣を本部長とする「農山漁村活性化推進本部」を立ち上げました。 農山漁村の活性化のためには、国民の皆様の御意見を広く、かつ直接伺うことが重要です。そこで、この度、農山漁村活性化に向けたアイデアの募集を下記の通り行うことといたします。 ■関連サイト 農林水産省報道発表: http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/soumu/071003_1.html

国総研環境研究部緑化生態研究室報告書(第21集)

標記報告書が閲覧できるようになっています。 以下個人的に気になったテーマ、、 ・外来種による生態系への影響 ・都市公園の経済評価手法 ・景観評価の高度化 ・こどもを遊び場に誘導する身近な都市公園の計画に関する考察 ・エコロジカルネットワーク計画のための生息地予測モデルとシナリオ分析の検討 ■関連サイト 全文閲覧: http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0355pdf/ks0355.pdf

立体公園アイデア募集

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(社)ランドスケープコンサルタンル協会九州支部 で立体公園に関するアイディア募集が行われています。 --- 立体公園アイデア募集 最優秀賞20万円。立体公園アイデア募集のお知らせ。 九州支部は、本年度の事業として「立体都市公園の提案」を行うことにしました。平成16年の景観緑三法に関連して都市公園法が改正され「立体都市公園制度」が施行されました。これは、既存公園の利用の巾を広げるだけでなく、都心部に緑豊かなオープンスペースを創出する手法としても大変有効です。我々は様々な可能性を秘めたこの制度に着目し、この制度を活かした都市部でのオープンスペースのあり方を、広く、行政や企業、市民に提案していこうと考えています。つきましては、立体公園制度に関するアイデアを募集することにしました。そして、立体都市公園制度のアイデア集を作成するとともに、皆様のアイデアを活かした様々なオープンスペースのモデルプランを作成し、緑豊かなまちづくりに貢献していきたいと考えています。 ■立体都市公園制度 都市公園の地下の有効利用や人工地盤・建築物の上部における都市公園の設置を可能とする制度です。詳しくは国土交通省のホームページで「立体都市公園」を検索してください。 http://www.mlit.go.jp ■応募資格 不問 ■募集内容 ●「立体都市公園制度」を活用したオープンスペースのアイデアです。「制度自体の活用アイデア」「デザインのアイデア」「利用のアイデア」等、何でも結構です。 ●アイデアをA3(1枚)に自由に表現してください。アイデアを重視しますので、文章、写真、図面等どのような表現でも結構です。 ●応募用紙を記入の上、作品と一緒に郵送して下さい。応募用紙は支部のホームページをご覧下さい。 ■期日 11月30日消印有効 ■アイデアのとりあつかい ●アイデアの著作権は主催者に帰属します。 ●アイデアの一部はモデルプランに活用します。 ●楽しい作品はホームページで公開します。 ■送付先 (社)ランドスケープコンサルタンツ協会九州支部事務局 〒810-0073 福岡市中央区舞鶴3-7-13大禅ビル4F (株)緑景 九州事務所内 担当 武林 TEL:092-752-3269 FAX:092-713-8759 E-mail: cla-kyu@smile.ocn.ne.jp ht

企業が語るいきものがたりPart1

シンポジウムのお知らせです (PRを依頼されました) --- 「企業が語るいきものがたりPart1 ~企業と生物多様性シンポジウム~」 生物多様性の保全になぜ、いかに取り組んでいるか、について企業が語り尽くす日本初の試みです。 すでに積極的に取り組んでいる企業6社(グループ)からの事例発表とともにコーディネーターにCSRと生物多様性に関する第一人者、足立直樹氏を迎え、各企業の努力や苦労を聞き出そうという企画になっております。 これから環境・CSR活動の新しい取り組みを検討されている企業や既に生物多様性の取り組みを行っているが方法に悩まれている企業のご担当者の方々や企業の生物多様性の保全活動の取り組みに関心のある市民、研究者、NGO、行政の方々にも興味を持っていただける展開が期待されます。 皆様のご参加をお待ちしております。 ■開催の概要 【日 時】2007年11月21日(水) 13:00~17:20 懇親会:17:30~19:00 【会 場】中央大学駿河台記念館(千代田区神田駿河台) 【定 員】200名(先着順) 【参加費】無料(懇親会1,000円) 【発表企業】トヨタ自動車、住友大阪セメント、住友林業、アレフ、等 【主催者】三井住友海上火災保険株式会社 【後 援】環境省 林野庁 【協 力】日本経団連自然保護協議会 詳細はこちら→ http://www.ms-ins.com/news/h19/1004_2.html 本シンポジウムに参加を希望される方は、下記の参加申込票に必要事項をご記入の上、 shakaikankyou@ms-ins.net 宛にご連絡ください。 申込締め切りは、11月9日(金)必着です。 ---------------------------参加申込票------------------------------- 【シンポジウム参加申込(参加費無料)】  申込〆切:11月9日(金)必着  貴社(団体)名   :  お役職/ご所属名 :  ご芳名(フリガナ):  E-mail      :  電話番号     :  FAX番号      :  ※200名を定員として想定しています。   定員を超過した場合は先着順とさせていただきます。  ◎分科会(参加を希望する分科会に○をご記

皇居におけるクールアイランド効果の観測結果

昨日の、報道資料より --  都内有数の都市内緑地である皇居のクールアイランド効果について検証するため、昨年に引き続き皇居内での気温観測を行いました。その結果、皇居内の8月の気温は周辺市街地より平均で1.8℃低く、また周辺市街地に向かって、昼間は風による冷気の移流、夜間は冷気のにじみ出しがそれぞれ観測されました。 詳細はサイト参照: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8870 --- データとして興味深いのは、一般的に80~100m程度といわれている”にじみだし効果”が、350mまで観測されたことです。 都内の複数のプロジェクトでは、先駆的な試みとしてクールアイランドと風の道に配慮した計画検討が実施されています。 今回のような実測データによりエビデンスベースドな計画手法がさらに進展することを期待したいですね。 ちなみに、韓国ソウル市の清渓川復元事業では清渓川一帯の気温が3.6度下がったとのことです。(引用:2007土木学会賞受賞事業・技術) ■関連サイト 昨年度調査: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7564 都市緑地を活用した地域の熱環境改善構想: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7159

来年度環境省予算要求/協働による環境保全型地域活性化ツール

8月末に環境省の来年度重点施策および予算概算要求が発表された。 「生物多様性保全推進交付金」「企業活動の環境影響見える化手法調査」「良好な感覚環境形成のための街作りの推進調査」など目を引くものが多い。その中でも、民間活動支援室の「協働による環境保全型地域活性化ツールの開発・実証事業」が興味深い。 この事業の概要は次のように説明されている。 協働による環境保全を通じた地域の活性化を図るためには、地域のニーズ・課題に的確に対応するとともに、関係者の参画を促し、経済的にも自立した活動を立ち上げ、状況の変化に即して成長・発展を続けることのできる市民、企業、行政による協働事業を展開させることが必要である。特に、国費を投じて形成した低炭素社会のまちづくりなどの地域モデルを行政の補助金のみに依存しない自立的な活動として、全国に普及させていくことが重要であり、そのために必要なツールを開発し、普及させることが求められている。 そこで、本事業では、地域課題や資源の発掘・顕在化、事業化に必要な資金調達等のためのツール、地域課題を解決する具体的な活動モデルの開発・実証・普及を行う。 具体的には、環境保全を通じた地域活性化のために以下のような提案がなされている。 ■地域課題資源の発掘・顕在化 (協働・合意形成ツール) ・地域課題等の発掘と関係者の参画の獲得を同時に実現しうるツール ・関係者の合意形成ツールの開発・実証普及 (例)地元学、Village Appraisal(英国で開発) ↓ ■事業に必要な資金等調達 (協働型資金調達手法) 協働による環境活動・事業ならではの資金調達手法の開発 (例)市民出資、市民参加型PFI、環境付加価値つき証書、エコポイント・エコベルマーク ↓ ■地域課題を解決する具体的な活動の展開 (協働による自立型活動形態/活動モデル/評価手法の検討・開発) ○活動形態(例)デベロプメント・トラスト (建物の利活用による経済的自立事業コミュニティ・ビジネスコーポラティブ) ○低炭素+社会問題の解決・地域再生  活動モデル(例) ・コミュニティ・ガーデン ・コミュニティ・レストラン ・コミュニティ・ショップ ・コミュニティ・トランスポート ○活動の評価手法 自立した活動を継続・発展させるための活動評価

コンペ情報/住まいの環境デザイン・アワード2008

コンペ情報です ”深刻化する地球温暖化の解決には、毎日の生活で費やされるエネルギーの低減が急務となっています。これからの住宅には、ライフサイクルを通して環境負荷を抑えるような設計・施工の工夫と、暮らし方が必要とされます。 同時に、都市的な生活が進む中で、暮らしの主人公である住まい手に、心身ともにやすらぎを与え、豊かな人間関係を育むような住環境も求められるようになってきました。 そのような世相を踏まえて、装いを新たにしたのが「住まいの環境デザイン・アワード」です。” とアナウンスされています。 以下コピペ-- 住まいの環境デザイン・アワード 2008 Environment-Friendly Home Design Awards 2008 - 人と環境と住宅デザインの真の融合をめざして - ■ 応募資格 応募作品の設計者、インテリアプランナー、ハウスメーカー、住宅会社、デベロッパーなど。 ■ 対象作品 ・2005年1月以降に完成した日本国内の住宅 ・戸建・集合・併用、新築・リフォームいずれも可 ・都市ガス、LPガスを使用して生活する住宅 ・建て主(および住まい手)が、作品応募や受賞後の作品発表などに同意していること ・住宅展示場やモデルハウス、別荘など、常時居住していない住宅は対象外 ・過去の「あたたかな住空間デザイン」コンペティション受賞作品は対象外 ・住宅内の一部分(リビング、キッチン、浴室など)のみの応募は不可 ■ 審査基準 「人と環境と住宅デザインとの真の融合」をテーマとします。下記のような点を目安に、総合的にバランスのとれた住宅を選定します。 ①住まい手に生理的・心理的な快適性・健康・安心を提供する居住計画・空間デザインの新しい提案 ②都市において、家族や近隣との豊かな生活・人間関係を育むような住空間の新しい提案 ③主に「周辺環境と微気候形成」「エネルギー」「マテリアル」の3つの視点で、バランスのとれた環境デザインの提案 ④住まい手が、積極的に環境負荷の低減に取り組めるような住宅の提案 ⑤実生活における設計提案の実現と生活者の満足度 ■公式サイト http://www.gas-efhome.jp/

terrapass/カーボン・ニュートラル

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ASLA年次総会の案内で、こんな情報を見つけました。 Attention Annual Meeting Attendees: Offset Your Carbon Footprint In efforts to make a more sustainable Annual Meeting, ASLA partners with TerraPass to offset attendees’ carbon footprints. terrapassというのはペンシルベニア大学のKarl Ulrich 博士らが2004年に設立した環境ベンチャーです。 terrapass.comを通して出発地と目的地、利用交通手段などを入力すると自分が排出するCO2量を計算し、それを相殺するために必要な"TerraPass"をオンラインで購入できます。 terrapassで集められた募金(資金)は、風力発電やバイオマスエネルギー技術の開発など、クリーンなエネルギーの開発に投資されるそうです。  募金に応じた人々は、旅行用荷物のタグなどがもらえるようですが、特にそれ以外の見返りはありません。それでも、設立後1年で6000人がこの募金に応じたそうです。 今回は、ASLA(アメリカ造園家協会)との提携し、年次総会への交通手段をカウントしていますが、そのほかに、自動車(フォードなどが協力)、家などの換算ページが用意されています。 サイトを確認したところ、募金につながるギフト用品なども販売していました。 このビジネスモデルの今後の展開が気になりますね ■関連サイト terrapass: http://www.terrapass.com/lp/index.asla.html ASLA: http://www.asla.org/land/2007/0925/terrapass.html terrapass ford:  http://www.terrapass.com/ford/

Landscape Architectsの需要について

造園家の将来に関する記事”Environmental, Zoning Laws Help Landscape Architecture Grow”より、 以下のようなコメントが紹介されている。 都市開発業者などが造園家の職能に対して要求を高めていること 2014年まで造園家の需要は他の職業の平均よりも高くなること。(DOL) 今後の建設事業においては、環境関連の法律や資源保護、湿地保全や自然再生などを行う必要があり、そのために造園家が必要とされること。 中央政府事業についても、地形や植生、景観美などへの配慮がより重要になり、造園家の雇用を必要とすること。 □情報元 http://www.njbiz.com/weekly_article_reg.asp?aID=2458945.4368667.935922.9407848.3034812.954&aID2=71985 (一部抜粋) “In urban areas, developers are looking to bring more green into their spaces,” says Levy. “In addition to courtyards and lawns, this can mean rooftop gardens and other environmental initiatives that make a building look better while helping to cut fuel costs by conserving heat and other resources. Additionally, the state’s open space initiatives have helped generate more design work for us.” The federal Department of Labor (DOL) reports that more than 26 percent of all landscape architects are self-employed—three times the average for most professions. The DOL also

経年美化/優化のまちづくり

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まちづくりの分野で、”経年優化””経年美化”というキーワードが用いられるケースが多くなってきた。>例えば、都市開発版SEGESの 概説 など 今朝の日経では、大阪コモンシティ星田の取り組み事例が”経年美化”の事例として紹介されている。 ここは、コンペ方式(星田アーバンリビングデザインコンペ)により事業者を選定し、元ゴルフ場に建設された住宅団地。電柱の地中化や建築協定だけでなく、住民運営による公園・緑地の維持管理活動などを実施しており、住まいまちなみコンクールの国土交通大臣賞も受賞している。 □関連サイト コモンシティ星田: http://www.machinami.or.jp/Ie-machi/50/50_16.pdf 住まいのまちなみコンクール結果: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/04/040601/05.pdf

石見銀山ー歴史遺産を守る森づくり

7月に世界遺産に登録された石見銀山遺跡で標記イベントが開催されます。 --- NPO法人緑と水の連絡会議は、平成19年10月6日・7日 島根県大田市にて、第15回 全国雑木林会議 石見銀山大会を主催いたします。 (共催)森林を守ろう!山陰ネットワーク会議事務局(山陰合同銀行地域振興部さん)。  ■10月6日(土)参加無料 ・オープニング11:45~ ・基調講演:13:00~14:00「たたら製鉄と石見銀山を支えた里山の環境歴史学」 講師:石見銀山資料館館長 仲野義文 ・見学会(三瓶方面、里山放牧など):14:20~ ・石見神楽と大交流会:18:00~ 会場周辺で屋台村があります。 ■10月7日(日)参加無料 ・ここまで進んだ竹の利用:9:30~11:00 ・獣害はなぜ増えるのか~森林管理の観点から~:9:30~11:00 ■その他の催し・体験コーナー 銀精錬 灰吹法、5寸釘ナイフ作り、竹の工作ほか屋台村 大田の郷土食、三瓶そば、海の幸炭火焼ほか  ■主催/問い合わせ先 第15回全国雑木林会議石見銀山大会実行委員会事務局(NPO法人緑と水の連絡会議)担当:和田、高橋 http://www.iwami.or.jp/ohgreen/pdf/zokichirashi.pdf □関連公式サイト 第15回全国雑木林会議: http://www.iwami.or.jp/ohgreen/pdf/zokichirashi.pdf 太田市観光サイト: http://www.visit-ohda.jp/ 世界遺産石見銀山遺跡: http://www.iwamigin.jp/ohda/minasdeplata/ginzan/isan/index.html

Lower Don Lands Design Competition/TORONTO

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 最近のトロントでは公園、ウォーターフロント、近隣再開発など様々なランドスケープコンペが開催されています。 Lower Don Lands Design Competition(予算65百万ドル)も注目を集めた設計コンペです。 生態系の再生と洪水防止、パークシステムの確立、持続可能なインフラ整備などが求められました。 審査の結果、まず29チームの応募の中から以下の5チームが選定され、最終的にはMVVAが選定されました。 Michael Van Valkenburgh Associates, New York , with acclaimed Toronto planner, Ken Greenberg. MVVA is already familiar with Toronto's waterfront through its work at Don River Park, now under construction. Weiss/Manfredi Architects, New York , much admired for the recently opened Olympic Sculpture Park in Seattle, an exquisite waterfront project that has many lessons for Toronto. Local partner is highly respected DTAH. Atelier Girot and Landscape Morphology, Paris , who have worked throughout Europe. Hargreaves Associates , whose San Francisco project, Crissy Field, transformed a military airstrip into a waterfront park. Their local Toronto partner is the Hough Group. Stoss Landscape Urbanism, Cambridge, Mass ., with Brown & Storey, the small To

都市・地域レポート2007

国土交通省から標記レポートが発行されています。 2007年度は「地方」に注目し、条件不利地域における雇用の場と産業をテーマに取りまとめたとの事です。 観光や人口変化、産業動向など気になる統計情報満載ですが、そのほかにも、アンケート調査結果や優良取り組み事例が紹介されています。 たとえば、意識調査(概要版8ページ)においては、三大都市圏は防犯、自然環境、景観などが悪化したものとして挙がっていますが、地方では、働く機会や医療が問題となっているなど、都市と地方の感覚の差が目立ちます。 取り組み事例では、十日町の芸術祭、石見銀山、飯山市の森林セラピーなどが取り上げられています。 □関連サイト 国土交通省報道発表: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/04/040731_.html 概要版: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/04/040731/03.pdf

京都まちづくり学生コンペ2007

標記コンペが募集されています。 詳細は以下の通り --- □開催趣旨     「京都まちづくり学生コンペ2007」は、様々な専門分野で学ぶ学生が、京都のまちの歴史や現状について理解を深めることを目的とし、今後のまちづくりについて提案し、発表する場を設けるものです。あわせて、若い発想による提案が今後の京都のまちづくりの一助となることを期待します □内 容 提案の対象地は、京都歴史的都心(北は御池通・南は五条通・東は河原町通・西は堀川通で囲まれたエリア)とし、「都市デザイン計画部門」と「地域まちづくり部門」の2部門を設定します。 提出物については、A1サイズのパネル1枚(横使い)、A4サイズの概要版1枚等とします。 提案の対象地は、京都歴史的都心(北は御池通・南は五条通・東は河原町通・西は堀川通で囲まれたエリア)とし、「都市デザイン計画部門」と「地域まちづくり部門」の2部門を設定します。 提出物については、A1サイズのパネル1枚(横使い)、A4サイズの概要版1枚等とします。 □参加資格 日本国内の大学院、大学、短大、高等専門学校、専門学校等に所属する、学生によって構成されるグループまたは学生個人とします。専門分野は問いません。 □スケジュール 応募登録期限: 2007年10月10日(水) 合同ワークショップ①: 2007年10月14日(日) 作品提出受付期間: 2007年12月1日(土)~12月7日(金) 第一次審査結果通知: 2007年12月下旬 公開プレゼンテーション:2008年1月下旬 第二次審査・表彰式・合同ワークショップ② □応募方法 応募登録用紙に必要事項を記入し、(財)京都市景観・まちづくりセンター宛にE-mailまたはFAXで送付してください。 登録手続きを行った方(連絡責任者)へは登録確認と第1回合同ワークショップの案内、「応募登録番号」をE-mailでお送りします。 □提出物                           ① A1サイズ(594mm×841mm)のパネル1枚(横使い、厚さ5mm程度のスチレンボード等によりパネル化したもの、額装しない)。 ② 上記①のA3サイズ縮小版(パネル化しない)。 ③ A4サイズ概要書1枚。概要書は指定のフォーマッ

水没コンペ

標記コンペが開催されるそうです。 地球温暖化により海面が5m上昇した2050年をイメージし提案するという思い切った内容です。どんな力作が集まるのか気になります。 このような試みは、通常の設計・計画業務では体験できない時間軸/規模を設定しスタディする必要があり様々な議論があるかと思います。多様な側面から地球環境を考える意味でも大変興味深いコンペではないでしょうか。 個人的には、水没させないコンペのほうが参加しやすいのですが、、σ(^_^;) ---- 水没コンペ   日本列島、一部沈没 -海面上昇「+5m」の世界/日本の未来を考える- □概要 (1)海面は徐々に上昇し2050年には5mに達する。どのようなプロセスで+5mになるかは各自想定する。 (2)5mの海面上昇によって水没する日本の具体的な都市を設定し,提案する。 □提出物:A1-1枚(5ミリパネル化すること)+A4-4枚(提案内容を4枚にまとめる) □応募資格 :学生、研究者、大学の研究室など個人・グループを問わない。 □応募締切:2007年11月2日(金)17時必着,持参可 □審査員 日本文化デザインフォーラム会員審査委員/ 遠藤秀平(委員長)、曽我部昌史(副委員長)、手塚貴晴、團紀彦 ※ゲスト審査委員 新建築編集長、日経アーキテクチュアー編集長 、カーサブルータス編集長、五十嵐太郎、宮本佳明、長坂大、武田史朗、木下光、忽那裕樹 ■紹介サイト http://www.kenchiku.co.jp/compe/detail.php?id=105 日本文化デザイン会議2007兵庫: http://web.pref.hyogo.jp/wd20/wd20_000000074.html

建造物の評価と保存活用ガイドライン

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日本建築学会から標記ガイドラインが発表ました。 建築学会では、国際文化会館や文化学院本館などの保存活用に関して要望書を提出しており、そこでの議論をベースにガイドラインを検討したそうです このガイドラインでは、”五つの基本的価値”として次の項目を提示しています。 ---(転載) ①歴史的価値 建造物は、人類の活動の所産として、広く歴史のなかで価値を持っている。その価値とは、建設年代が古いことによって生じる価値を基本とし、現在までの時間的経過によって加えられたさまざまな価値を含む。そこには、伝統・歴史的様式が継承されており、社会のできごとの痕跡や個人の記憶が留められている。建造物が、巨大な記憶装置となっているところに見出される価値である。 ②文化・芸術的価値 建造物は、人々の構想力と想像力の所産であり、そこには、社会と人々の生活が表現されている。それこそが、建造物の持つ文化・芸術的価値である。文化的価値とは、建造物に込められた生活や社会の姿に宿るものであり、われわれの社会総体の到達点を示すものである。芸術的価値とは、その時代の新しい美や表現、成熟し た空間などの軌跡に宿るものである。 ③技術的価値 建造物には、構造・材料、構法・施工、環境・設備に関する技術が用いられている。技術の発展は、過去の技術の積み重ねと技術開発によって生じるものであり、それぞれの建造物で用いられた技術の総体によって今日の技術が存在している。したがって、それぞれの建造物が持つ技術的な特徴を評価することで、技術の変遷と発展における建造物の位置づけを図り、価値を把握することができる。例えば構造技術では、古くから発展してきた木造技術、近代以降における煉瓦造、石造技術、鉄骨造と鉄筋コンクリート造技術の導入、さらに、建造物の耐震・耐風、耐火、高層化、大スパン化に伴う技術、などである。 ④景観・環境的価値 建造物には、その周囲の景観や居住環境との関係で見出される価値がある。建造物が周囲の景観に配慮し、良好な居住環境の形成に寄与している点を評価して得られる価値である。例えば、建造物が街並みと調和し、あるいは、ランドマークとしての役割を果たしていることなど地域の景観形成に寄与していること、日照など物理的な居住環境の確保やアメニティの創造に果たしてい

Digital Media/Brooklyn Digital Foundry

Brooklyn Digital Foundryは、昨年話題になった、MUSEUM PLAZA PROPOSALの映像を製作した事務所です。(設計はOMA) 実写とモデルとCGをうまくつなぎ合わせ、建築設計のプロセスを新しい手法で表現しています。 その他、グッチ銀座店などの作品を見ることが出来ます。 ■サイト http://www.brooklynfoundry.com/ Work > MUSEUM PLAZA/GUCCI GINZA...

植木屋さんを雇う前に、、

火災報知機や耐震補強の訪問販売が問題になっていますが、米国では植木屋さんの飛び込み営業も悪評を呼んでいるようです。 ニュース元: http://seattlepi.nwsource.com/nwgardens/328643_hirehelp25.html ■関連サイト Washington Chapter of the American Society of Landscape Architects -- wasla.org Washington Association of Landscape Professionals -- walp.org Association of Professional Landscape Designers -- apldwa.org

eco japan cup 2007

"世界の経済をエコ化する"をコンセプトに、エコビジネスの芽を見つけ育てるコンテスト「eco japan cup 2007」公募開始のアナウンスがありました。 今年の枠組みは、ビジネス部門、カルチャー部門、ライフスタイル部門。 昨年は「エコ森国産木材住宅・積立貯蓄&住宅ローン」や「銀座を「緑の循環都市」に 銀座ゼロエミッション」が表彰されたそうです。 9月15日(土)が応募締め切りで、受賞者は12月のエコプロダクツ展で発表されるそうです。 詳しくは関連サイトでご確認ください ■関連サイト 環境省発表: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8711 eco japan cup 2007: http://www.eco-japan-cup.com/index.html

UD summer camp

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デラウエア大学で開催された、高校生向けのランドスケープを学ぶサマーキャンプの記事です。 Landscape designerには園芸学、土壌学などの科学的知識だけではなく芸術的なバックグラウンドも必要とのことで様々なプログラムが提供されています。 また、フィールドワークとしてロングウッドガーデンで外来種の除去作業なども行ったそうです。 Landscape designerは不足しており、給料が高いとのコメントはアメリカならではですね。 ---以下転載 UD summer camp cultivates future landscape designers Chad Nelson, assistant professor of plant and soil sciences, talks to students during landscape camp. 12:01 p.m., Aug. 23, 2007--From botany to soil science, landscape designers have to know their science. But the best landscape designers also must have the eyes of an artist. They must have the ability to combine colors, shapes and textures in the landscape in bold and innovative ways. That was the message of “The Nature of Design: Exploring Art in the Landscape,” a weekend camp for high school students sponsored by UD's Department of Plant and Soil Sciences. Held in early August, the camp attracted nine students from Delaware, Pennsylvania, Maryland and Connecticut. Th

猛暑日における屋上緑化のヒートアイランド抑制効果について

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 国交省から、屋上緑化の効果に関する標記発表がありました。 結果は次の通り 緑化されていないタイル面の表面温度は56.1℃まで上がり、芝生面との表面温度差が最大で23.7℃となりました。 建築物への熱流入量は、緑化されていないタイル面では約5.1MJ/m2、放出量は約5.3MJ/m2でした。一方、芝生面では、熱の流出入は、ほとんど確認されませんでした。 屋上緑化により放出が抑制された熱量(潜熱)は、100㎡の芝生面の場合、10台の家庭用エアコン(6畳用)を最小能力で24時間稼働させた冷却能力に相当すると推計されました。   高反射率塗料(クールルーフ)との比較結果も見てみたいところです。 ちなみに、屋上緑化の効果に関して欧米では、熱環境改善と並んで下水道負荷軽減や水質浄化、美しい景観創出による不動産の商品価値向上が注目されています。 ■関連サイト 国交省発表: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/04/040824_.html USATODAY: http://www.usatoday.com/tech/columnist/aprilholladay/2006-04-24-green-roofs_x.htm

CSR関連イベント

知人が企画しているCSR関連イベントをご紹介します 申し込みはお早めに! -- ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓                         次世代のために残したい地球  ~CSRは世界を救うのか!?~   ------vol. 1-----------------------------------------    循環型社会のつなぎ目としての企業のあり方とは!? ┗━━━━━━━━━━━━━ 9月12日(水)18:30-21:00  ━━┛  大地に還る、醗酵技術。  海に還る、食品加工技術。  丸の内から発信する、地球のあり方。  大地と海と丸の内。それぞれの領域での循環型社会を担う  CSR第一人者の方々が、赤裸々な想いを語ります。  エコロジーとエコノミーの第一線で活躍されている社会人の皆さん、  次世代を担う学生の皆さん、  NPO、NGOでサステナブルな社会づくりに取り組む皆さん、  そして、50年先にも安全なものを安心な場所で食べたい皆さん、  立場、世代、業界を超えて 21世紀の企業のあり方(CSR)を  ざっくばらんに語り合いませんか? /// ゲスト ////////////////////////////////////////////////////// ◇海◇ 味の素(株)  広報・CSR部専任部長 中尾洋三 様    食品事業のグローバル展開に伴い、資源・エネルギーの使用や   廃棄物の発生を極小化する循環型ビジネスモデルを確立している。   海洋水産資源であるかつおを余すことなく使い切ること、    醗酵技術によるサトウキビの再資源化(飼料・肥料化)などに取り組む。   「企業の持続性を追及すると環境の持続性と向き合わざるを得ない。」    http://www.ajinomoto.co.jp/ ◇丸の内 ◇ 三菱地所(株)  都市計画事業室 参事 井上成 様   大手町カフェ(ビオトープとカフェの融合)、エコッツェリア  (丸の内のエコの可視化)のプロデュースを通じて、   21世紀のありたい社会の姿を丸の内で表現し続ける都市空間デザイナー。   「昼下がりの丸の内。ふと足を止めた人にメッセージを伝えたい。」    http://ww

Landscape for safety, environment and energy

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カルフォルニア州オレンジ郡のコミュニティーHP8月25日付けに、標記タイトルのコラムが掲載されています。 このエリアでは乾季に防火のため家のそばの植物を除去するよう消防署の指導があるようです。 しかし、雨季になればエロージョン(法面崩壊)がおきやすくなるため、逆に緑を密に植える必要があります。また、熱環境の改善やそれによる冷房エネルギーコストの削減、洪水の削減などのためにも緑は重要であると説いています。 そこで、この記事で推奨されているのが防火植栽(Fire Resistant plants)です。 法面部には重量が軽く根が深い植栽、家の南面/西面には緑陰を形成する植栽、家のそばには含水量の多い植栽、植えてはいけない植栽などが紹介されています。 ■関連サイト HP: http://www.ocregister.com/life/landscape-design-garden-1820257-design-environmental Fire Resistant plants: http://www.ocregister.com/slideshow/landscape-design-garden-1820257-design-environmental?pos=7

Sky/Google Earth

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毎日お世話になっている”Google”から、宇宙の高解像度画像が楽しめる”Sky”機能がリリースされました。 先日、ある会合でThink the Earth プロジェクトの上田さんに教えていただいた”Mitaka”も凄いです。 宇宙からの視点で考えると、地球のいろいろなことが見えてきますね。 □関連サイト Google Earth: http://earth.google.com/ プレスリリース: http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/earthsky_20070822.html Mitaka: http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/ Think the Earth プロジェクト: http://www.thinktheearth.net/jp/

Cultural Institutions at the Presidio Main Post

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映画でも取り上げられたサンフランシスコのプレシディオで、Request for Proposal(RFP)/提案募集がアナウンスされました。 プレシディオは元々軍の施設として長く使用されてきました。現在は国立公園(ゴールデンゲートナショナルレクリエーションエリア)に指定されており、歴史的建造物が数多く残されています。 プロポーザルサイトはの下記の2箇所 1)Two of the 19th century Montgomery Street Barracks (Buildings 103 and 105) that flank the Parade Ground. 2)New Construction South of the Main Parade Ground. 国立公園としての機能の向上/歴史的建造物の再生と再利用/新建造物を提案する場合はグリーン建築とする/公共交通機関の活用。などが要求されています。 ちなみに、Gapの共同設立者が美術館の設立資金を出資するそうです。 □関連サイト http://www.presidio.gov/trust/projects/museum.htm

「環境報告ガイドライン2007年版」普及セミナー

今年6月に環境省から「環境報告ガイドライン2007年版」策定の発表がありました。 新しいガイドラインでは、、「金融のグリーン化の促進」や「生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用の促進」という項目が加わりました。 このガイドラインを解説し広く普及啓発するために、環境省では普及セミナーを開催するそうです。 足立さんも講演されるんですね。 ---(以下転載)  環境省は、本年6月「環境報告ガイドライン~持続可能な社会をめざして~ 2007年版」を策定・公表致しました。  このガイドラインの趣旨をより深くご理解いただき、より良い環境報告書の作成に役立てていただくために、ガイドラインの普及セミナーを開催します。本セミナーは、既に環境報告書を作成及び公表している事業者やこれから環境報告書の作成・公表を検討している事業者の方々、また、環境報告書の読者や環境報告書に関心のある一般の方々を対象にしています。  本セミナーでは、ガイドラインの内容を解説するほか、記載する項目として新たに取り上げたテーマに関連する情報や、環境報告書の活用法について情報提供します。 1.日時・会場 (大阪会場) 日時: 平成19年8月29日(水)14:30~17:00 会場: おおさかATCグリーンエコプラザ 大阪市住之江区南港北2丁目1-10 ATC [アジア太平洋トレードセンター]・ITM棟 11階西側 http://www.ecoplaza.gr.jp/ (東京会場) 日時: 平成19年9月7日(金)14:30~17:00 会場: 三田共用会議所 東京都港区三田2丁目1- 8 ※別添案内図をご参照ください。  なお、会場への直接のお問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。 2.主催・共催・協力 主催: 環境省 共催: 日本環境情報審査協会 協力: サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC) 3.プログラム(予定)  東京会場、大阪会場ともにプログラムの内容は同じです。 14:30~15:10 「環境報告ガイドライン2007」改訂のポイント 中坪 治(環境省 総合環境政策局環境経済課 課長補佐) 【大阪、東京】 15:10~15:50 「新

森林と生活に関する世論調査/内閣府

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H15年に引き続き実施された「森林と生活に関する世論調査」の結果が発表されました。 気になったポイントをいくつかあげると ・期待する森林の働きとして「地球温暖化防止への貢献」(54.2%)が最も大きかった。 ・森林づくりボランティア活動への参加意向ではH15年度調査と比較して「参加したい」(40.7%→54.8%)が上昇し,「参加したくない」(53.1%→43.4%)が低下。 ・農山村滞在型の余暇生活への関心度では「過ごしてみたいと思う」(56.8%→75.9%)が上昇。 ・今後の森林行政に望む項目では、「土砂崩れなどの災害を防ぐ施設の整備」(68.5%)、「原生的な森林や貴重な動植物の保護」(45.6%),「森林の整備」(38.9%),「森林を守り育てている山村住民に対しての支援」(37.3%)などとなっている。 アンケートの様式にも左右されると思いますが、森林の機能として圧倒的に炭素固定に注目が集まるのはちょっと考えさせられます。 森林の多様な働き、生物多様性や保健休養(癒し)などにも関心が高まるとよいのですが、、、 □関連サイト 内閣府発表: http://www8.cao.go.jp/survey/h19/h19-sinrin/index.html

「循環・共生・参加まちづくり表彰」公募

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地域環境と地球環境は相互に依存、影響しており、環境問題に行政界はありません。 よって、持続可能な社会形成のためには、地球規模で考え、地域で行動する(Think globally, Act locally)ことが重要といわれています。(逆の言い方もあります) 今回、環境省から標記表彰の提案部門の公募が発表されました。どんなまちづくりモデルが提案されるのか楽しみです。 ちなみに、H18年度は、市川市(樹林地の計画的な公有地化等)、魚津市(休耕田の活用等)、京丹後市(風のがっこう京都等)など8箇所が表彰されています。 (以下転載) 環境省では、「持続可能な社会」の構築に向け、多岐にわたる地域の課題を視野に入れ、地域に根ざした持続可能なまちづくりに取り組み、顕著な実績をあげている市町村等を「循環・共生・参加まちづくり表彰」において表彰しています。(環境大臣賞)  本年度より、新たに提案部門を設け、今後市町村等が取組む「循環・共生・参加まちづくり」の参考となるよう、住民・企業・市町村等が協働を図りながら、環境の恵み豊かな、持続可能なまちづくりを実現するための提案を皆様から募集します。 I.募集目的  今後市町村等が取組む「循環・共生・参加まちづくり」の参考となるよう、住民・企業・自治体等が協働を図りながら、環境の恵み豊かな、持続可能なまちづくりを実現するための提案を募集します。 II.募集期間  平成19年8月6日(月)~平成19年8月31日(金)まで  ※郵送の場合は8月31日(金)必着でお願いします。 III.募集内容  皆様が考えた「循環・共生・参加まちづくり」の提案を募集します。  ただし、未発表のものに限ります。  別紙「循環・共生・参加まちづくり表彰」応募票(提案部門)に記載のうえ、ご応募ください。なお「循環・共生・参加まちづくり表彰」応募票(提案部門)の記載方法は以下のとおりです。 提案する地域(市町村等)の概要 (位置、面積、人口、自然条件及び地域特性等について記載してください。)  ※300字以内。 「循環・共生・参加まちづくり」に関する提案の概要 (提案の中身、状況などの概要をまとめたものを記載してください。)  ※400字以内。 提案の詳細 (下記分類毎に、「循環・共生・参加

校庭の有効利用/A Schoolyard in Brooklyn

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都市部ではスポーツやレクリエーションに利用できる公的な広場が少ないため、小中学校の校庭解放が進められています。 米国NY市も同じ状況で、公的な広場確保に苦心しています。 このたび、ブルームバーグ市長は”Schoolyards to Playgrounds Initiative.”により69の学校校庭を一般に開放すると発表しました。 校庭開放にあたり、市のレポート”A Schoolyard in Brooklyn: Strengthening Families and Communities Through the Innovative Use of Public Space,”では次の項目が推奨されています。 LESSON 1: City Hall must establish clear roles and responsibilities for maintenance and management of these public spaces. LESSON 2: Each schoolyard opened to the public needs a specific plan for establishing clear rules and lines of authority in the play area. LESSON 3: City Hall should make large schoolyards more family-friendly, attractive and usable by young children and teens, parents and caregivers. LESSON 4: Organizers must promote values of community ownership to protect against vandalism. LESSON 5: Wherever possible, City Hall should tap community-based organizations to play the role of schoolyard organizer and manager. LESSON 6: City Hall shoul

地域の景観まちづくり/京都市立芸大サマー・アートスクール

京都市では、古都の景観を守るために、建築物の高さや屋外広告物を規制する新景観施策を9月から導入します。 この施策の本格始動にあわせ、景観デザインについて考えるサマースクール「地域の景観まちづくり」が京都市立大学環境デザイン研究室などにより開催されたそうである。 ---(説明文転載) 京都市内の各地域では、京都市の施策による景観コントロールが本年本格的にスタートする。しかし各地域において、地域毎の景観デザインづくりは、まだ多くの問題点を抱えている。特に住民意識の高まりがその地域の景観の質に影響することか ら、地域でのデザインの考え方について、基本的事項を学び、地域の景観まちづくり活動に活かしていくきっかけとする。モデル地域の見学会とワークショップ セミナー等。 (景観まちづくりセンターとの連携を検討) ■関連サイト 京都市立芸術大学: http://www.kcua.ac.jp/news/read.cgi?id=133 サマーアートスクール: http://w3.kcua.ac.jp/info/artschool/contents_2007.pdf 新聞記事: http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072800168&genre=K1&area=K10 京都市景観デザイン協議会(記事): http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/archive/news/2007/07/10/20070710ddlk26010270000c.html

デザインシャレット2007

 シャレットとは、ある期間内に参加者が集中的に協議する成果をあげるワークショップのこと。今回、門司港を対象とした「九州デザインシャレット2007」が開催されるそうです。 テーマは「門司港ぐらし」 土木、建築、都市計画、ランドスケープ、環境などを学ぶ学生が協力しながらグループで、門司港の設計案を検討し、コンペ形式で提案。最終日には地元の方も参加するシンポジウムを開催するとのことです。 □募集要項 ○対象地: 福岡県北九州市門司 門司港 ○申し込み対象者: 景観,まちづくり,都市計画,建築,交通計画,環境,河川,海岸,ランドスケープ,インダストリアルデザインなどを学んでいる大学生,大学院生,専門学校生を主な対象とする ○期間: 平成19年9月10日(月)~9月17日(月) ○受講料: 2万円(宿泊費、1食/日を含む) □関連サイト http://kyushu-dc.com/

H19年度景観形成事業推進費など/国土交通省

7月10日に国土交通省より、以下の記者発表がありました。 平成19年度社会資本整備事業調整費(調査の部) 平成19年度都市再生プロジェクト事業推進費(調査分) 平成19年度景観形成事業推進費(調査分) 都市再生と景観形成に関しては次の調査項目が挙がっています。 (都市再生関連) CО2排出量が増大する民生部門における新たなCО2削減技術の策定調査 土地利用の転換の機会を捉えた都市再生推進手法に関する検討調査 避難経路協定制度等新たな手法の活用による効果的な密集市街地整備方策検討調査 大都市圏を背後に持つ閉鎖性海域における効率的・効果的事業実施方策検討調査 新たな放送・通信媒体を活用した地域の安全・安心情報の円滑な提供方策に関する検討調査 コンテナターミナルにおける荷役システムの高度化に関する検討調査 国際旅客船等の利用者拡大に対応した港湾施設の整備・維持管理方策検討調査 (景観形成関連) 公共事業における景観形成の波及効果把握手法検討調査 景観計画区域等における伝統的建築物の耐震性や防耐火性の簡易な評価・設計手法等の検討調査 □関連サイト 国土交通省報道発表: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/02/020710_.html 公共事業における景観形成の波及効果把握手法検討調査: http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/02/020710/06.pdf

コンペ情報/東横堀川ライトアップ

(サイトから転載) 東横堀川ライトアップデザイン・アイデアコンペ  ー水と光の回廊づくりへー   1.趣旨  太閤秀吉が開削した東横堀川。天下の台所・大坂を支えた動脈が、水都再生の新たなスポットとして再評価されようとしています。この東横堀川を含めた、道頓堀川、木津川、堂島川の4河川からなる水の回廊は、光による都市再生をめざす 大阪「光のまちづくり計画((注1))」にある都市軸のひとつに位置づけられ、光のインフラ整備の対象になっています。昨年の12月には、光の環境整備という観点から、この空間を生かした東横堀川のライトアップが「東横堀川ライティング実行委員会((注2))」主催で実験的に行われました。  「東横堀川ライトアップ デザイン・アイデアコンペ」は、大阪「光のまちづくり計画」の一環として、大阪のまちの活性化の一翼を担い、東横堀川をさらに魅力ある空間に変貌させていくことを目的に実施されます。光による環境演出、空間デザインなどを活用した創造性に富み、ユニークで夢あふれるアイデアが広く多くの方々から寄せられることを期待します。   2.デザイン・アイデアコンペの対象エリア   土佐堀川から道頓堀川の範囲にある東横堀川の「水面・水辺」「橋」「護岸」「阪神高速橋脚・高架」などを対象に、この場所の特性を活かした、あるいは新たな魅力を創造・発見する、光のデザイン、ライトアップのアイデアを次の2部門に分けて募集します。   A アイデア部門:夢あふれるユニークなアイデア提案 B デザイン部門:実現性も考慮したデザイン提案 いずれも対象エリアの全般あるいは一部の空間を取り上げ、その空間を美しく演出することにより、大阪の新たな魅力創造に寄与できる提案を望みます。   3.提出物 A :アイデア趣旨、イメージなどA3サイズ(紙種類自由)横使い1枚にて提出 B:デザイン趣旨、各種図面、イメージパースなどをA1サイズケント紙またはそれに類する厚紙(厚さ5㎜・程度のスチレンボード等によりパネル化したもの)横使い1枚にて提出   4.応募資格、手続き 資格制限なし 事前登録等不要   5.賞 A アイデア部門:優秀賞(3作品)賞金各5万円、特別賞(数点)副賞 B デザイン部門:優秀賞(1作品)

緑の費用便益/NYC

まちづくりにおいて限られた予算の中で合理的な計画を進めていくために、緑の費用便益評価は重要なアプローチです。 日本では、トラベルコスト法やヘドニック法、最近ではCVMを用いる事例がありますが、課題も多くまだ一般的な計画手法としては汎用化していません。 一方、米国ではビックディックプロジェクトの公園整備でも適用されるなど緑の費用便益に関する研究が進んでいます。また、いくつかの主要都市では行政機関などにより費用便益が評価・公開されています。 今回は、ニューヨーク市(NYC)における”街路樹(公園内の樹木を含む)”の費用便益を紹介します。 NYCの街路樹は年間合計で122百万ドル(約150億円)の便益をもたらしている。 大気の質的改善の便益として5.3百万ドル 省エネ効果として27.8百万ドル 炭素吸収固定効果として$754,957 流出雨水提言効果として36百万ドル 不動産価値向上などとして52百万ドル これは樹木1本に換算すると約209ドル/年となるようです。  このようなエビデンスに基づいて、緑の整備に関する検討を進める手法が今後ますます注目されるようになると思います。ご参考まで ■関連サイト http://www.nycgovparks.org/sub_your_park/trees_greenstreets/treescount/treecount_benefits.php 少し古いですが掛川市の事例: http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-01/GIS2/H12/15.pdf

ケヤキの移植/仙台市

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仙台出張の際、地元紙の1面でこんなニュースを目にしました (河北新報 2007/07/14) --- 仙台ケヤキ問題 移植「10本以下」に 費用圧縮へ  仙台市の地下鉄東西線建設に伴う青葉通(青葉区)のケヤキ移植問題で、市は13日、本年度の予算に計上している約1億6000万円の移植費用を大幅に圧縮するため、移植するケヤキを「10本以下」とする方向で最終調整に入った。週明けに最終的な方針を固めた上で、18日に開く「杜の都の環境をつくる審議会」で表明する。  移植を望まない意見が5割を超えた市民アンケートの結果や、「伐採を基本とすべきだ」との意見が支配的だった6月定例市議会での議論を重視。「杜の都」のシンボルとして、梅原克彦市長が打ち出していた50本すべてを移植する方針を、大きく転換した。 (以下略) 本年5月から6月に実施された市民アンケートの結果では、「すべてを移植する」「基本的には移植であるが,費用を抑えるため,数本を伐採する」が合わせて23%。 一方、「基本的には伐採であるが,記念として数本を移植する」「すべてを伐採する」が合わせて52.7%だったようです。 賛否両論あるようですが、杜の都仙台の象徴であるケヤキ並木なので、これだけ注目が集まるのでしょうね。   ■関連サイト アンケート結果: http://www.city.sendai.jp/kensetsu/100forest/keyaki-enquete/index.html

地球温暖化と都市林/Los Angeles Times論説

本年度の環境循環型社会白書(環境省)でも大きく取り上げられている通り、今、環境問題では”地球温暖化”がもっともホットですね。 くだらないシャレは無視するとして、米国のロサンゼルスタイムズにこんな論説が掲載されました。 ”Leafy, green and good -A recent study is giving trees a bad rap in the battle against global warming.” 都市林が地球温暖化対策にどれだけ貢献できるのか?という重いテーマです。 カーネギー研究所が出した最新の研究成果により、都市林の働きに疑念が生じていたようですが、この論説ではこれに反論しています。 地球温暖化対策として、樹木を用いるのは”道楽だ”という批判に対して反論する。 都市林の働きは大きくは2つ 1つは大気中の温暖化ガスを吸収し、根や幹に蓄積する機能 もうひとつは、樹木の緑陰や防風などにより夏冬のエアコンなどエネルギー消費量が減少できる事 100万本の樹木は約100万トンの二酸化炭素を減らす ロスは21%が樹冠に覆われている。一方、61%が屋根や舗装など非透水面 ロス市内の植樹可能面積の半分をみどりにするだけで、緑被率を28%まで上げることができる 地球温暖化は複雑な問題で、新代替エネルギーの開発など取り組まなければならないが、木を植えるのは”今”われわれができる確かな温暖化対策だ この論説の筆者であるマクファーソン教授は都市林の機能の定量的把握や費用便益などに取り組まれています。そのエビデンスベースドなアプローチは大変わかりやすく、地球温暖化対策としての都市林の働きについても定量的に「見える化」しています。<詳しくは本文参照してください Think globally Act locallyという言葉がありますが、真摯な議論を深めつつ、今できることを可能な限り進めようという姿勢には共感できます。 ■関連サイト ロサンゼルスタイムズ: http://www.fs.fed.us/psw/programs/cufr/products/psw_cufr694_LATimesOpEd.pdf H19年度環境循環型社会白書: http://www.env

研究開発助成/JICE

まちづくりや環境デザインに関する研究開発助成の情報です  ---以下サイトから転載  【平成19年度(第9回)(財)国土技術研究センター研究開発助成について】 公募期間   平成19年7月10日(火)~平成19年10月1日(月) 助成期間   決定の翌日~平成21年3月31日(火) ○助成対象者 助成対象とする研究者(共同研究の場合は「研究代表者」 以下同じ)は、原則として、大学、高等専門学校及びこれらに付属する機関等の研究者または民間企業の研究者とします。 ○研究開発助成の対象 住宅・社会資本整備に係わる先進的な技術の研究開発や先進的な政策の調査研究であり、かつ以下の要件を2つとも満たす研究開発を対象とします。 (1)研究開発の内容が、建設分野以外の各種技術・観点も積極的に取り入れることにより、今後の我国の建設分野の新たな展開が望めるもの。 (2)研究開発の成果が、次のいずれかに該当するもの。 地域の生態系の保全・回復による良好な生活環境の確保や、地球環境問題への対応による人類の生存基盤の確保に寄与するもの。 都市の美観形成、文化遺産の保全、都市の活性化、防災など都市生活の快適、安全の向上に寄与するもの。 子供・幼児、障害者、高齢者などを含めた誰もが安全に安心して暮らせるための生活空間の確保に寄与するもの。 公共投資を円滑かつ効率的に推進するための幅広い政策提言に寄与するもの。 (以下略) ■関連サイト (財)国土技術研究センター: http://www.jice.or.jp/ 申請書などダウンロード: http://www.jice.or.jp/jishujigyo/josei/boshu/index.html

都市に活力を生み出す人材が求める都市環境に関する研究/ナレッジワーカー

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 最近、魅力的なワークスペースに関して意見交換する機会が増えました。  米国ではBIDなどにより、オフィス地区を活性化/魅力向上する取り組みが盛んです。  そのようなオフィス環境で生産性の高い業務をこなしているナレッジワーカー・クリエイターたちと国際間競争し生き残っていくためには、今後わが国においても革新的なワークスペースを整備していく必要があるというのが共通認識です。  また、優秀なナレッジワーカーを引き寄せるためにも、そのニーズにあったワークスペースを整備していく必要があります。  これらの取り組みはワークスペースイノベーションとも呼ばれ、今後の展開が期待されています。 もちろん、小職としては緑の整備によるワークスペースイノベーション手法を探る、という切り口になります。そんな分野に興味を持つ皆様に、東京の3エリアを調査した次のレポートを紹介します。 「都市に活力を生み出す人材が求める都市環境に関する研究」 ~ナレッジワーカー・クリエイターの具体的ニーズ調査より~ 2006年3月 国土交通省国土交通政策研究所 このレポートでは、アジア3都市(ソウル・上海・台北)および東京(渋谷区桜丘町・南青山・神田神保町)に立地している企業への調査と、ナレッジワーカー・クリエイターを対象としたインタビュー調査を実施しています。 緑に関する記述は多くはありませんが次の通り簡単に紹介します。 ・インタビューによると、リラックスできる場としての 緑・水辺・公園等へのニーズ は高い。 ・キーワードは 緑 でありぜひ政策的に進めていくべきである。 ”ナレッジワーカーやクリエイターが求めるのは、結局、先端的な雰囲気はあるけれど、緑が多くて人間的な街。安全安心、やすらぎを感じるところで、殺伐としたところはだめで、意外と人間性を求める。 例えば、大学のキャンパスは緑がたくさんあるように、 頭を使う人は緑を求める 。 高所得者の緑=環境の所得弾力性は非常に高いといわれている 。 全てが満ち足りてきて、後は、自分はアイデアを出すとなると、 クリエイティブワーカーはインスピレーションのためには、緑、静寂、癒しを求める 。” ”例えば、ビジネスマンが活用する公園として、小長