投稿

11月, 2018の投稿を表示しています

WPLPとSociety5.0(LAM誌記事より)

イメージ
5月のブログで紹介したWPLP(西フィラデルフィアランドスケーププロジェクト)に関する記事が、ASLAの発行するLandscape Architecture Magazine 11月号に掲載されていました。主な内容をメモします。


フィラデルフィアではCSO(下水汚物による海汚染)問題などに対応するため2011年にグリーンインフラ計画ができた。これは1990年代にWPLPが実施したミルクリークのプロジェクトがヒントとなっている西フィラデルフィアのミルクリークの氾濫原は、埋め立てられ都市開発が進められたが、埋め立てた場所は建物が荒れ果て空地になっていると推察された。アンスパーンらはこの仮説を立証するため、街を詳細に調査し、地形図や土地利用、植生などを重ね合わせ(オーバーレイ)地図をつくり、古地図などとの比較を行った。1997年に助成金を得て研究データや改善計画をサイトに掲載し始めた。その結果、メディアが本プロジェクトを取り上げ、当時のクリントン大統領が訪問するに至った。その後、様々な組織と連携しながら、在れた土地のアスファルトを剥がし、コミュニティーガーデン作りなどの土地の地下浸透能力を高める取組み(多孔質化)をすすめた。現在、WPLPのサイトは多数の研究レポートや動画が更新され続けており、世界90か国の100万人以上が閲覧するオンライン教材になっている

he 1991 proposal for Mill Creek Park. Image courtesy West Philadelphia Landscape Project.


情報を調査し、Websiteで発信し、協力者が集まり横の連携で地域を改善していく、、
WPLPの取組みはグリーンインフラのモデルとなるのはいうまでもありませんが、今風に言えば、経済発展と社会課題解決を両立するSociety5.0のモデルとも位置付けられるのではないでしょうか

私も学生時代に西フィラデルフィア・ミルクリークの横を通って通学していた経験があるので、当時を思い出しながら記事を読みました、、


LAM誌の原文はこちらです。



環境省/環境ビジネス FRONT RUNNER

環境省のWebsite”環境ビジネス FRONT RUNNER” で、GIの取組み内容を紹介して頂きました。

水、緑、生き物を活かしたグリーンインフラ基盤の構築:
https://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/frontrunner/companies/article078.html

報告書(PDF):
https://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/frontrunner/reports/h29engine_16kajima.pdf