庭の片隅に昆虫の巣箱を設置して、送粉者など有益な昆虫を誘致する取り組みはミツバチプロジェクトが有名ですが、リンゴ園のマメコバチなど様々な手法が存在しています。(写真はマメコバチのインセクトホテルを設置した様子) 欧米ではインセクトハウス/インセクトホテル/バグハウスなどと呼ばれ、ホームセンターでキットも販売されています。 ただし、日本では虫に対する抵抗感を感じる方が多く、インセクトホテルの設置に理解を得られない事も多々あります。 そこで、今回紹介するのは、インセクトホテルに取り組む理由を説明したサイト。 5 Reasons You Should Build a Bug Hotel & How to Do It 以下の5つの理由からインセクトホテルを推奨しています。(詳細はリンク先参照) 5 Reasons To Build A Bug Hotel 1. Broaden your understanding of nature 2. Beneficial insects need love too 3. Loss of natural habitat 4. Add interest to your garden 5. Provide therapeutic activities for young and old インセクトホテルはミニチュアハウスの小部屋に、昆虫の生態に対応して筒状、葉っぱ、綿、石ころなど様々な素材が配置されまさにホテルのような外観となります。加えて、カラフルなペイントを行っている事例も少なくありません。よって、庭への関心を高める(4番)という指摘は個人的に強く共感しました。 この5つの理由で挙げられているように、多様な機能・便益、低コスト、自然共生などの点で、インセクトホテルはまさにグリーンインフラと呼べるのではないでしょうか 本サイトでは、蜜源となる花を増やすなどインセクトホテルの作り方も紹介されています。自分で作りたい方には参考になると思います。 ちなみに、本取り組みの名称の件、インセクトホテル/インセクトハウス/バグハウスなど様々な呼ばれ方をしています。 一昨年インターンに来ていた英国の大学生に聞いたところ、大学の講義ではインセクトホテルと紹介されていると
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