セキュリティーランドスケープ/乾門



米国で広まっているテロ対策などを意識した設計手法”Security Landscape”に関連するニュースです。



--(以下転載)


車突入防げ、皇居・乾門に植え込みガード設置へ


 天皇、皇后両陛下も通行される皇居の門の一つ、乾門の前に、突入してくる車両を減速させる障害物として、植え込みが作られることになった。

 7月の北海道洞爺湖サミットをにらんだテロ対策の一環で、2月上旬に着工し、3月中には完成する予定。植え込みは石垣で囲んで低木を植えるなど、景観に配慮する。

 乾門は、明治宮殿造営に合わせて1887年(明治20年)、現在の宮殿東庭近くにあった西の丸裏門を皇居の北西(いぬいの方角)に移築したことからこの名が付いた。現在は両陛下や皇族方が出入りされるほか、工事関係者などの一般車両も通行する。門の前には常時、皇族の護衛や皇居の警備を担う皇宮警察の職員が立ち、車両や人物をチェックしている。

 ただ、乾門はほかの皇居の門と違い、道路からの距離が56メートルと近い。このため、「テログループの車両が道路から敷地内に猛スピードで突入した場合、突破される危険性がある」(皇宮警察)として、門の前に鉄柱などの障害物を設置することが検討されてきた。

 一方、乾門から皇居内へ抜ける道路・乾門通りは、「桜の名所」としても知られ、ほかにも柳や紅葉などが四季を彩る。春には門の前からカメラを構える人も多い。「鉄柱や鉄柵では国民と距離感が出てしまう」(宮内庁)との考えもあり、景観を重視した植え込みを障害物にする“折衷案”が採用された。

 植え込みを囲う石垣は、幅6・7メートル、横9メートルで、高さは見通しを良くするため70センチに抑えるという。

2008年1月30日16時12分  読売新聞)

--(ここまで)



セキュリティーランドスケープでは、防犯と景観を両立させる方策として今回のように植え込みを用いる他、水やベンチなどもバリアーとして利用されています。



今後、日本国内においても政府施設、防衛施設、警察施設関連などでの適用が広まるのでしょうか?



#写真は従来型セキュリティー対策(ジャージーバリア)



□記事サイト

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080130-OYT1T00423.htm?from=navr

Security Landscape/景観と防犯

Cityscape of fear/セキュリティーと都市景観



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