新社会人の将来設計/環境対応型マンションの購入意向

GEリアルエステートから、「新社会人の住宅に関する将来設計調査」がプレスリリースされています。



以下気になったポイントの抜粋です




  • GE リアル・エステート株式会社では、2008 年4 月に企業に入社した全国の高卒以上の新社会人800 名の男女を対象に、「住宅に関する将来設計調査」を実施しました。調査の目的は、今年新たに就職した新社会人を対象にその気質や関心事などを把握するとともに、その指向性・行動特質と将来的な住宅購入との関連性などについて明らかにすることです。




  • 環境問題への関心が強いことも今年の新社会人の特徴で、「オール電化でエネルギー消費の少ない生活」「外断熱などの設備で室内温度の変化が少ない暑さ寒さに縛られない生活」への期待が高いほか、CO2 排出の削減に貢献するといった「環境対応型マンション」はたとえ割高であっても購入に意欲を示すなど、住宅選択時に環境面を重視するという時流を反映した興味深い結果になりました。




  • 今年度の新社会人は、環境問題への関心が非常に高い:


「あなたは、環境問題について関心がありますか」の問いに対して、「とても関心がある」「どちらかと言えば関心がある」と答えた、「環境に関心がある」人は79.3%と高率で、特に女性では8 割を超えています。また、環境問題への関心は、23 歳以下が24 歳以上に比べて高く、マンション居住者(85.4%)の方が非居住経験者(71.7%)に比べて高い結果となりました。

 


  • 環境対応型マンションの購入意向は、「通常マンションと同等以上(割高)であっても購入したい」が9 割近くに


環境問題への関心が高い新社会人に、健康や快適な生活、環境問題にも配慮した環境対策型マンションを「購入したいと思いますか」と質問したところ、「通常マンションと同等以上(割高)であっても購入してみたい」との回答が88.6%を占め、環境対策型マンション購入意向が高い結果となりました。



これも、義務教育における環境教育推進の成果なのでしょうか。割高にもかかわらず、NYではLEED物件が異常に人気となっていますが、日本も近い将来同じ状況になる可能性が高いということなのでしょう。



環境重視形マーケットの成長が今後まちづくりにどのような影響を与えるのか、楽しみです。



□情報元サイト

http://www.ge.com/jp/company/news/2008/re_june18.html

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