企業の森林整備・保全活動の促進について/パブコメ募集



 表記素案に関して林野庁がパブリックコメントを募集しています。(林野庁プレスリリース



 この素案は以下の様な趣旨で検討されています。(素案より抜粋)




  • 近年、企業の社会的責任(CSR)に対する関心が高まっている。

  • CSRは、法令順守、環境保全、消費者保護、公正な労働基準、社会貢献など幅広い要素から構成され、その活動は多種多様。

  • これらのCSR活動の一環として、森林整備・保全活動に取組む企業も見られる状況。

  • しかしながら、一般の企業にとっては、森林整備・保全活動は、文化・芸術、学術・研究等の他のCSR活動分野と比べると、未だ馴染みが薄い分野であり、本業との関連性、シナジー効果など具体的なイメージがわきにくいとの声。

  •  他方、森林ボランティア団体は、平成9年の277団体から平成15年の1,165団体へと大幅に増いるが、活動資金や活動場所の確保に苦労しているという声がある。

  • また、内閣府の調査によると、企業の社会貢献を感じる活動として森林を守る活動をあげている国民が約6割。

  • ボランティア団体、地域などのニーズに応え、企業等が森林整備・保全活動に参加しやすい環境を整備することは、企業をはじめとする多様な主体による国民参加の森づくりを一層推進していくうえで重要。



 その他、表記活動に関する現状の課題や、参加促進、他主体とのかかわり方、評価など記載されています。



 ちなみにパブコメの締切は5月19日です。

 

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