森林セラピー基地などの第一期認定/生理実験による森林の癒し効果を踏まえた地域振興を目指して



昨日(4月18日)林野庁に於いて表記報道発表が行われました。

http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h18-4gatu/0418wagakunino.html



---

我が国初の『森林セラピー基地』等の認定について
-生理実験による森林の癒し効果を踏まえた地域振興を目指して-




  森林セラピー実行委員会(林野庁、(社)国土緑化推進機構、(財)日本ウエルネス協会で構成)が進めていた森林セラピー基地構想については、ステアリングコミッティ(委員長:大井玄 東京大学医学部名誉教授、出席者名簿:別紙1【PDF】)が平成18年4月14日(金)に開催され、我が国初の森林セラピー基地等の審査が行われました。その結果、6箇所が森林セラピー基地、4箇所がセラピーロード(ウオーキングロード)として、別紙2【PDF】のとおり認定されました。

  今回の認定は、森林セラピー基地としてノミネートされていた全国27箇所の中で、平成17年度に「心身の癒し効果の生理実験」を行った10箇所について、それぞれの生理実験結果に加え、宿泊施設等の整備状況、アクセス等の立地条件、将来構想等も加味され、総合的に評価されたものです。

  なお、生理実験は、(独)森林総合研究所が平成16年度から実施している「先端技術を活用した農林水産高度化事業」の「森林系環境要素がもたらす人の生理的効果の解明」による研究成果等を活用して行われました。その結果の概要については、別紙3【PDF】のとおりです。

---ここまで



 この発表、生理実験による~と記してあるとおり、エビデンスベースドな取り組みであること、”森”という地域資源を生かした地域振興(まちづくり)を提案していることなど高く評価されるのではないでしょうか。森林セラピーからエコセラピーへという動向もありますが、いずれにせよストレスフルな都市生活者にとって、このような取り組みへのニーズはますます高まるのでしょう。



 ちなみに、森林セラピーポータルに「こころ」と「身体」のチェックリストというページがあります。面白いのでお時間のあるときにやってみてください。>きっと森を訪ねたくなります




コメント

このブログの人気の投稿

Big Dig完成から10年/ボストンのGI

インセクトホテルを設置する理由/GIとしての昆虫巣箱

芦屋市六麓荘の建築条例/敷地面積400平方メートル以上