皇居におけるクールアイランド効果/環境省

 環境省では今夏、皇居のクールアイランド効果について検証するため、皇居内の気温観測を実施した。皇居のように成熟した緑は、クールアイランドとしての効果も高いことを裏付けるデータになっている。以下報道発表資料から抜粋

【夏季の平均気温】

 8月における1日間の平均気温については、正午から深夜にかけて近隣市街地に比べて2℃~2.2℃、気温が低い状況が続いた。また、8月中、最も気温差のあったときには4.3℃もの違いが観測された。(

【熱帯夜日数、30℃を超えた時間数】

 8月中に、夏日の基準である30℃を超えた時間を近隣市街地で比較すると、近隣市街地ではおよそ200時間(1ヶ月の約28%)であったのに対し、皇居内では70時間程度(1ヶ月の約10%)と3倍近い差が見られた。
 また、熱帯夜(夜間気温が25℃を下回らない)の日数を比べると、近隣市街地では21日あったのに比べて皇居内では9日と半分以下になっています。(





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