ケヤキの移植/仙台市



仙台出張の際、地元紙の1面でこんなニュースを目にしました

(河北新報 2007/07/14)








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仙台ケヤキ問題 移植「10本以下」に 費用圧縮へ


 仙台市の地下鉄東西線建設に伴う青葉通(青葉区)のケヤキ移植問題で、市は13日、本年度の予算に計上している約1億6000万円の移植費用を大幅に圧縮するため、移植するケヤキを「10本以下」とする方向で最終調整に入った。週明けに最終的な方針を固めた上で、18日に開く「杜の都の環境をつくる審議会」で表明する。

 移植を望まない意見が5割を超えた市民アンケートの結果や、「伐採を基本とすべきだ」との意見が支配的だった6月定例市議会での議論を重視。「杜の都」のシンボルとして、梅原克彦市長が打ち出していた50本すべてを移植する方針を、大きく転換した。

(以下略)



本年5月から6月に実施された市民アンケートの結果では、「すべてを移植する」「基本的には移植であるが,費用を抑えるため,数本を伐採する」が合わせて23%。

一方、「基本的には伐採であるが,記念として数本を移植する」「すべてを伐採する」が合わせて52.7%だったようです。



賛否両論あるようですが、杜の都仙台の象徴であるケヤキ並木なので、これだけ注目が集まるのでしょうね。

 


■関連サイト

アンケート結果:http://www.city.sendai.jp/kensetsu/100forest/keyaki-enquete/index.html

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