urbanSHED International Design Competition


(PennDesignのサイトより)

 

 

NY市内には建築工事中に歩行者を保護するため”urbanshed”(防護壁)が設置されています。

 

 

これは、歩行の安全性を確保するために必要なものですが、長期にわたり歩行スペースを制限しまた景観的にも問題となっています。

 

 

昨年、世界中の学生を含む建築家、デザイナーを対象に、安全で、美しく、歩行者に優しいurbanshedを提案する国際コンペが行われました。

 

 

1月末に、コンペの結果が発表されました。

 

優勝案はペン大の学生が提案した”Urban Umbrella”、傘をヒントとしたデザインは、透過性の素材を用いることで、歩行空間を明るく維持し、安全性と開放感を両立した素晴らしい提案になっています。ライティングもうまくまとめています。

 

 

講評では次のようなコメントがありました。

 

 "Young's inspiring design shows how an element of everyday urban life can improve our experience of the city and our use of its public sidewalks. Design can, indeed, make a difference."

 

 

優勝者のYoung-Hwan Choiさんは建築の大学院1年生とのこと、おめでとうございます。学科は異なりますが卒業生としては嬉しい限りです。

 

 

 

 

■関連サイト

 


 


 


 

 

コメント

このブログの人気の投稿

クルドサック/ラドバーン方式

インセクトホテルを設置する理由/GIとしての昆虫巣箱

芦屋市六麓荘の建築条例/敷地面積400平方メートル以上