The ”Green Gap” /COP10と株価
��BD-COP10関連のニュース報道が増えていますが、モーニングスターから以下の話題が発信されています。
サイトから一部転載(http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=369587)
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同会議の関連銘柄には、環境保護関連の全銘柄が該当すると言ってもよいが、まずは遺伝資源の保全という目標からの連想で農業関連銘柄が注目される。種苗大手のサカタのタネ <1377> や遺伝子研究試薬のタカラバイオ <4974> 、肥料関連でコープケミカル <4003> 、日産化学工業 <4021> 、植物工場絡みでキユーピー <2809> がある。独自の木材調達ガイドラインを策定している積水ハウス <1928> 、住友林業 <1911> 、ミサワホーム <1722> も面白い。
もう一つの切り口としては、生物多様性保全に対する積極的取り組みを表明している企業が挙がる。環境保護への取り組みを企業評価の重要な一指標とみなす機運が、欧米投資家には強い。この関連からは、08年4月に発足した企業の団体「企業と生物多様性イニシアティブ」(JBIB)の参加企業が要注目。JBIBは生物多様性に関する学習・研究・政策提言やステークホルダーとの対話を目標に掲げており、10年9月15日現在、本会員33社、ネットワーク会員14社で構成している。主な会員企業は以下の通り。
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遺伝資源関連や生物多様性に関する調達ガイドラインの有無、さらにはJBIBへの加盟などが株価の材料になると指摘しています。
この記事で思い出すのは、数年前に米国グリーン建築協議会(USGBC)が示していたグラフ。
協議会の加盟企業の株価推移(2000-2005)が、市場平均よりも高いことを解説していました。
この差をGreen Gapと呼びます。
Green Gapの認識が、LEED認証が米国で爆発的に広がる引き金になった面は大きいと思います。
いずれにせよ、さまざまなセクターが注目してくれるのは悪い話ではないと思います。
写真はCOP10の開会式の様子、今週来週は名古屋と東京を行ったり来たりです。
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