生物多様性リテラシー
リテラシー(literacy)は、読み書き能力と訳されますが、最近では、なんらかの素材の中から必要な情報を読み取り利用する能力、また、IT機器を利用して膨大な情報の中から重要な情報を選別し利用する能力。という意味で用いられています。
5月22日の生物多様性の日に向けて、関連するニュースが増えていますが、この生物多様性リテラシーに関する発表もちらほら見ることが出来ます。
たとえば、携帯電話のカメラ撮影で花の名前を知ることが出来る「みんなの花図鑑」、GPSつきの携帯電話を利用した植生分布調査など、IT技術を用いて、生物多様性への関心を高めようという取組みが発表されています。
内閣府の最新の調査(2009年)では、生物多様性の認識率が36.4%と報告されています。
これを改善するために、自然との触れ合い機会を創出し、自然環境を知る楽しさを体験してもらうことは重要です。
そのためのはじめの一歩として、動植物の名前や特徴を知ることは非常に大切な要素だと思います。
本日発表のあった、「ききみみずきん」は野鳥などの鳴き声を利用して、生物種の特定を支援するツールです。
2005年6月のブログ記事:http://blog.goo.ne.jp/yyoriyuki/e/a4169f10b39ac3884a12b7c41b4779c6
今回、スマートフォンに掲載し、GPS機能などを付加することで、利便性や習得する情報の量・質が格段に向上しました。
詳しくは下記プレスリリースをご覧ください。
鳥の名前がわかるようになれば、ビジネスシーンでも天気の話だけでなく、
こちらの事業所にはメジロがくるんですね、
とか
駅からの途中の公園でコゲラが鳴いていましたね
など、ちょっと視点のことなるコミュニケーションが広がるのではないかと期待しています(笑)
まだまだ実証試験のレベルで、一般へのリリースはしばらくお待ちいただきますが楽しみにしていてください。
■サイト
みんなの花図鑑:http://minhana.com/
ききみみずきん:http://www.kajima.co.jp/news/press/201005/12e1-j.htm
やっぱりいいなぁ。。
返信削除「ききみみずきん」やっぱりいいですねぇ。これ目的でスマートフォンに乗り換えたくなります。
ありがとうございます
返信削除コメントありがとうございます。一般公開する9月までにスマートフォン入手してください(笑)。
ちなみに、イエイリ建設ITラボにも紹介してもらいました。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/it/column/20100514/541195/