公園の効用/The Central Park Effect
都市と生物多様性を議論する中で、グリーンインフラとしての都市公園の役割が再確認されるケースは多いと思います。
ただし、都市公園の効用は定性的な言及に留まることがほとんどで、定量的な価値評価に関するデータは非常に少ないのが現状です。
現実には、コストパフォーマンスが不明確のため管理費用の獲得が困難となり、そのためパフォーマンスが落ちてしまい、更なる機能の劣化につながる、負のスパイラルに陥っているプロジェクトも少なくありません。
今回ご紹介するのは、ニューヨークのセントラルパークをスタディした”The Central Park Effect”です。
世界一有名な都市公園であるセントラルパークの、コミュニティーへの貢献度、観光活性化、雇用促進、税収の向上、周辺への経済波及効果などが定量的に示されています。
例えば、不動産税への波及効果は535.4百万ドルと算出されています。
詳細はダウンロード可能なレポートをご確認ください。
■関連サイト
http://www.centralparknyc.org/site/PageNavigator/CentralParkEffect_EconomicEngine
http://www.centralparknyc.org/site/PageServer
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