ECO-TOPプログラム/自然環境保全のための人材育成

平成19年度に東京都がECO-TOPプログラムをスターとさせました。



これは、「持続可能な社会の構築に向けて、自然環境を保全するために、幅広い知識を有し、課題の解決に向けてアクティブに行動できる“自然環境に軸足を置いたジェネラリスト”を育成する。」ことを目的としています。



育成する人物像としては以下が示されています。


  1. 自然環境保全に向けて様々な主体と協働できる能力がある人
  2. 一地域の現場から、次世代を見据え、グローバルな視野に立って自然環境を考えることができる人
  3. 論理的思考力と説明・コミュニケーション能力がある人
  4. 決定能力とリーダーシップがある人
  5. 現場感覚を持ち、アクティブに行動できる人



 平成19年度には、首都大学東京が第一号として認定されておりますが、今回平成20年度の認定大学が発表されました。


  • 玉川大学 農学部 生物環境システム学科
  • 千葉大学 園芸学部 緑地環境学科
  • 東京農工大学 農学部 地域生態システム学科
  • 法政大学 文学部 地理学科



プログラム認定は「都は、大学から申請された教育課程の審査を大学、企業、NPO等の有識者で構成する審査会に諮問し、審査会での答申を受け、ECO-TOPプログラムとして認定する。」とされており、企業の方が認定プロセスに係わっている点も興味深いですね。



■関連サイト

http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/eco-top/index.htm

報道発表資料:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2009/01/20j1q800.htm

認定プログラム一覧:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2009/01/DATA/20j1q800.pdf



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