生物多様性保全のための壁面・屋上緑化/英国



”Living walls and green roofs pave way for biodiversity in new building”



英国のグリーンビルディング協議会が屋上緑化や壁面緑化により、野生生物が都市に戻ってきた事例を報告しています。

 

 

 

文中では、高層ビルにハヤブサが営巣した事例や照明に配慮した橋の下がアブラコウモリの棲かとなっている事例の他、アマツバメや蜂の生息事例が紹介されています。

 



 

英国では2016年を目処に新築住宅のゼロカーボンを目指すなど建設業界の姿勢が変化しているそうで、今まで負の影響を与えていた生物多様性に関しても貢献できる可能性があると指摘しています。

 

 

 

"If done well, new developments can actually create habitats in which wild species thrive, and which we can all enjoy. Green roofs, living walls, and good old-fashioned parks and green spaces in our built environment can make us all feel happier and healthier, and give something back to nature."

 

 

とのことです。屋上緑化も断熱効果だけではなく、このような視点からのアプローチが重要ですね。

 






■関連サイト

記事:http://www.guardian.co.uk/environment/2009/mar/30/green-building-biodiversity



Katrin Scholz-Barthのプレゼンテーション:http://www.scholz-barth.com/presentations/BuildingM.mov



別件ですが昨日の新聞に記事が掲載されました。↓

http://www.business-i.jp/print/article/200904150008a.nwc








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