金融市場における「環境力」

経済産業省に設置された”金融市場における「環境力」評価手法研究会”の第7回会合が12日開催され、最終とりまとめが議論されたようです。



それに関連して以下のようなニュースも流れています



(抜粋)

環境問題に先進的に取り組む企業群で構成する新しい株価指数の導入について、経済産業省が4月から開発に乗り出す方針を固めたことが11日、明らかになった。東京証券取引所の協力を得て、2011年ごろからの運用を目指す。経営規模や業種を問わず、環境対策をきめ細かく評価し、100~200社を選出。世界の投資家の資金を呼び込む起爆剤にしたい考えだ。

 経産省では、環境負荷の低減と経済成長という2つのニーズに応える企業の環境経営能力を「環境力」と定義。今月中にも環境力を適切に評価する指標・手法を確立する見通しだ。

 評価の主な焦点となるのは、規制への対応や情報発信を含む総合的な環境マネジメント能力。加えて「温暖化防止・省エネルギー」「廃棄物の削減と再使用・再生利用」「公害防止」「化学物質管理」「水資源や生物多様性の確保」という切り口からも評価する。

(以下略)



 ウィルソンの法則からすると、もっと”生物多様性”を取り上げて欲しい気はしますが、まずは一歩前進といったところでしょうか。





■関連サイト

環境力評価フレーム案:http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90224c03j.pdf

ニュース元:http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903120097a.nwc



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