自転車と歩行者のデータ/Biking and Walking
Bicycling and Walking in the U.S 2012 というレポートが発行されました。
このレポートによると
・米国での移動手段の12%が自転車や歩行者だが、交通事故死者の14%が自転車や歩行者である
・しかし、交通関連の政府予算の1.6%しか投資されていない
・自転車道や歩行者道の整備は高速道路の整備よりも費用便益効果が高く、約三倍になる
・自転車や歩行者の利用は、糖尿病や肥満、高血圧の改善につながる
・しかし自転車と歩行は1960から2009にかけて66%減少した
などの情報が紹介されています。
また、自転車道などの整備促進のための法律が東海岸と西海岸を中心に整備されており、ボストンやワシントンDC、ポートランドなどは自転車や歩行者の率が高いものの、死亡率は低くとどまっていることが示されています。
日本でも自転車通勤等が増加し、歩行者との事故も問題となっていますが、マナー教育等のソフト対策だけでなく、専用自転車道整備など根本的なハード対策が求められますね
■詳細レポートはこちらから
http://www.peoplepoweredmovement.org/site/index.php/site/memberservices/2012_benchmarking_report/#2012Report
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