A High line for london/GREEN INFRASTRUCTURE IDEAS

オリンピックで連日盛り上がりを見せているロンドンでは、今までで最もグリーンな大会を目指しロンドン2012持続可能性計画を設定しています。この計画では以下の5つの主要テーマが設定されています


  • 気候変動:温室効果ガスの排出を最少限に抑え、後世へ受け継ぐ施設が気候変動の影響に対応できるようにします。

  • 廃棄物:プロジェクトのあらゆる段階で廃棄物を最少限に抑え、大会中に廃棄物が埋立地へ運ばれないようにして、ロンドン東部の新たな廃棄物処理施設の開発を促進します。

  • 生物多様性:会場周辺の野生生物やその生息地に対する大会の影響を最少限に抑え、優れた生息地を後世へ残していきます。

  • 包括性:すべてに対するアクセスを促進し、ロンドンと英国の多様性を祝い、新たな雇用、トレーニング、ビジネス機会を創出します。

  • 健全な暮らし:国中の人々がスポーツを楽しめるようにして、活動的かつ健康的で持続可能なライフスタイルを展開できるようにします。

参考:http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/visiting-the-uk/london-2012-olympics/sustainability/



そのロンドンで、High line for londonと名付けられたコンペがアナウンスされました

このコンペは、現在の土地利用や法律等にとらわれずに”GREEN INFRASTRUCTURE IDEAS ”を提案するアイディアコンペです。

NYのハイラインにインスパイアーされた今までの都市公園を超えるようなアイディアが求められています。ちなみにグリーンインフラに関しては次のように説明されています。

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Green Infrastructure is defined as ‘the network of green spaces, rivers and lakes that intersperse and connect villages, towns and cities. In urban areas this can include domestic gardens, street trees, sports pitches, civic spaces, green roofs and walls.’
Green Infrastructure, helping local communities make the most of their landscape, Landscape Institute, 2011
Green infrastructure is also a way of dealing with flooding, climate change and encouraging biodiversity.
The concept of ‘green infrastructure’ is growing in popularity as it is critical in delivering the benefits of the natural environment that have been acknowledged for centuries from the Victorian urban parks and the garden cities which brought health benefits to industrial England, to the more recent new towns and community forests.
Find out more about green infrastructure. The Landscape Institute publishes a range of materials explaining the benefits at: www.landscapeinstitute.org/gi.

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賞金は2500£、締め切りは9月14日です



コンペのサイト:http://www.landscapeinstitute.org/ideas/



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