CPULs/Continuous Productive Urban Landscapes
国内外で都市農業ブームが広がっています。都市農業のビジネスモデルや新規参入に関するフォーラムなども都内各所で開催され盛況なようです。
landarchsのブログでも、2006年に都市農業の必要性について紹介した「CPULs」に関して取り上げていました。
http://landarchs.com/cpuls-growing-urban-fabric/
CPULsとは直訳すれば都市の連続した生産的景観とでもいうのでしょうか、ソ連崩壊後のキューバでは、石油の輸入が止まり有機栽培が広まりましたが
それをモデルとして、都市内でも農的な土地利用を進めよう、という趣旨の言葉です。
ブログでは、都市のランドスケープを、低メンテナンスの樹木や芝生から、果樹や野菜に変えることで、
都市住民の運動不足の解消や地域経済の活性化などの効用が示されています。
以下一部転載します
"To establish a CPUL, we need to think intelligently about how we use reclaimed space, brownfield sites, and so on. CPULs don’t have to be straight – they can be vertical, or irregular, on small sites, or alongside roads. Most importantly, CPULs need enthusiasm – the more people who are involved and contribute to a growing network of individual CPULs, the better chance we have of establishing one true CPUL in the city."
都市農業の展開には、プロの生産者や流通・小売、飲食主体に加え、環境デザインを含む多様なプレイヤーの参加が求められるとあらためて感じました。
■参考サイト
http://transitionculture.org/essential-info/book-reviews/cpuls/
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