No Mow May
英国が拠点のPlantlifeが普及している”No Mow May”の備忘録
英国では気温が上昇する5月頃から、概ね2週間に1回草刈りを行う家庭が多いとのことで、これを1か月に1回に減らすことで、植生を豊かにし、それを利用する生き物の種類や数を増やすことで生物多様性を保全し管理コストも減少させようというものです。
実際に草刈り頻度を減少させる効果に関する研究成果も発表され、本ムーブメントは欧米で広がりを見せています。
例えば、研究論文は以下が紹介されています。
芝生の草刈りを、1/2/3週間ごとで比較し、ミツバチの飛来数の変化を観察した研究
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0006320717306201
年12回刈込VS年2回刈込で、生物種の変化を観察した研究
https://jhr.pensoft.net/article/7929/
本活動はNo Mow MayもしくはLow Mow springなどと呼ばれるそうです。いずれも印象に残る言葉の重ね方です。
本活動に関する参考サイトは以下です
https://www.countryfile.com/news/no-mow-may-why-you-should-lock-up-your-lawnmower-on-1st-may/
https://beecityusa.org/no-mow-may/
https://www.gardensillustrated.com/feature/lawn-mowing-when-flowers-may/
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