現地調査で使えるやさしいスケッチの方法

毎年この時期に、母校で学部3年生対象のデザインスタジオの非常勤を務めています。

オリエンテーションに続き第二回目の現地調査では、必ず全員にスケッチ作成をお願いしています。

PCベースのドローイングソフトが充実した昨今、スケッチする機会は激減しているかと思いますが、実際に手を動かし現地の風景を表現することで、写真撮影だけでは読み取ることが出来ない自然環境の状況などをより深く理解できるとの目的からこの課題は継続しています。


しかし、スケッチの方法に関しては時間の関係もあり十分に説明できていません。

そこで今回は、ランドスケープのやさしいスケッチ方法を紹介している動画を備忘としていくつか紹介しておこうと思います。


写真を利用してスケッチを作成する方法を解説。使用ケースは限られますが、軸となるラインの描き方、フレームにメモリをつけてバランスをとる方法は慣れるまでのアプローチとしてお勧めできそうです。



全体構成を考え、軸を作ってからディテールに入る基本的なアプローチを丁寧に解説。ペンの持ち方も参考になりそう。テクニックに関して解説している中盤以降から視聴すればOK。



上級者向けの動画。ドローイングを1時間撮影しています。鉛筆の使い方が参考になります。



マジックとトレぺを使ったドローイングを解説。



最後は、わが師”laurie olin”のドローイング。自分の考えるベストです。



コメント

このブログの人気の投稿

Big Dig完成から10年/ボストンのGI

インセクトホテルを設置する理由/GIとしての昆虫巣箱

芦屋市六麓荘の建築条例/敷地面積400平方メートル以上