若者の農業への参画/A growing number of young Americans are leaving desk jobs to farm

ワシントンポストの記事より、

農地の大規模化、商業が進み、中小規模の農家が廃業する一方で、USDAの調査では35歳未満の農家の数が増加しているとの事。

The number of farmers age 25 to 34 grew 2.2 percent between 2007 and 2012, according to the 2014 USDA census, a period when other groups of farmers — save the oldest — shrunk by double digits.


調査対象の若手農家の69%が大卒で、農家育ちでなく、小規模な農地で有機栽培を行い、CSAやファーマーズマーケットを通して販売しているとのこと

They are also far more likely than the general farming population to grow organically, limit pesticide and fertilizer use, diversify their crops or animals, and be deeply involved in their local food systems via community supported agriculture (CSA) programs and farmers markets.


米国では1992年~2012年の間に250,000以上の中小の農家が廃業し、新たに立ち上がった35,000の大規模農場に吸収されたそうです。

地域の雇用や経済を刺激し、食糧供給システムのレジリエンスを確保するためには、もっと中規模の農家が必要だと記事では指摘しています。


美しいセレンビーの取組みから見て取れるように、小規模有機農園が広がり、そこから安心安全な食料が確保できるような「まち」づくりは、成熟する不動産マーケットの中で今後も一定のニーズが続くと思います。

その担い手として若手の就農が増加しているというニュースは心強く感じました。





コメント

  1. FBでシェアさせていただきました。農業の未来がみえる話は大好きです。

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  2. いつもありがとうございます!

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