コロナからの経済回復/校舎の屋上緑化推進プログラムの提案
米国で提案されている公立学校の屋上緑化プログラム法案(HR1863)の備忘録。
この法律はコロナで落ち込んだ地域経済に対して、4年間で計画1億ドル、施工3億ドル、維持管理1億ドルの計5億ドル規模の学校の屋上緑化プログラムを進めることで、以下のベネフィットがあると説明されています
- 学生への教育機会の提供
- ヒートアイランド軽減
- 屋根の寿命
- 建物の省エネ
- 大気汚染の低減
- 下水道負荷低減
- 食糧生産
- 生物多様性保全
さらに、このような定量的なシミュレーションデータが紹介されています
- 年間 1 億 5,400 万ガロンの雨水貯留
- 毎年 537 トンの低炭素
- 年間1,070万kWhの電力使用量削減
- 学区への便益:省エネ、屋根メンテ軽減、食糧生産等 3 億 7,800 万ドル(50年間)
- 地域社会への便益:下水道負荷軽減、ヒートアイランド軽減、生物多様性等 2 億 6,400 万ドル(50年間)
- 5570人/年の直接雇用および23,394人/年の間接雇用
- 1億8300万ドル/年の収益(利回り7.3%)
(出展:Green Roofs on Public Schools:
An Exceptional Infrastructure Investment)
□参照
https://livingarchitecturemonitor.com/news/proposed-bill-to-place-green-roofs-on-public-schools-would-create-29000-jobs-and-generate-millions-in-benefits-analysis-finds
https://livingarchitecturemonitor.com/articles/green-roofs-public-schools-legislation-sp21
https://static1.squarespace.com/static/58e3eecf2994ca997dd56381/t/6092f9c143a8782e5caa4894/1620244930504/Green+Roofs+on+Public+Schools+-+An+Exceptional+Infrastructure+Investment.pdf
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