都市と農業の関係

アマゾンドットコムは米東海岸ワシントンDC近くのペンタゴンシティに第二本社(HQ2)を建設すると発表しています。これに対して、地元の都市農業グループFOUAが本社キャンパス敷地の2%を都市農業スペースとして利用するように求めたという報道がありました。

HQ2への要望書では、「アマゾンと地元が持続的でバイオフィリックな開発を行うチャンス」と記され、都市農業スペースを設置することにより以下のメリットがもたらされると説いています。


● Aesthetically appealing, biophilic focal point event space for Movie nights, public or private receptions, exercise classes, etc.
● STEM plant lab for K-12 research
● Public demonstrations of growing sustainable techniques & methods
● At-scale food production for distribution to local food banks
● Incubator for urban agriculture-focused start-ups
● Encourage public interaction with local food systems

今回に限らず、多様な人が交流し環境課題も大きい都市において農的な土地利用を行う提案は世界中で発表されています。(例えば以下の動画)

単なる食糧生産や緑視の確保だけでなく、都市住民のQOL向上に資するバイオフィリックな空間整備は、今後ますます増加するのではないでしょうか。







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