Green Infrastructure in Parks, NRPA/公園グリーンインフラ

NRPA(national recreation and park association)ではAmerican Planning Association (APA)や Low Impact Development Center (LIDC) と連携して、”Great Urban Parks Campaign Resources"というサイト公園の設計者などに有益な情報を提供しています。


(引用:NRPAサイト)


今月11日には"Green Infrastructure in Parks"と題したGIに関するガイドラインが発行されました。

http://www.nrpa.org/contentassets/0e196db99af544bbba4f63f480c1316b/gupc-resource-guide.pdf


このガイドラインは”High performance landscapes with green infrastructure provide the maximum amount of co-benefits to communities”と定義したうえで、公園が、コミュニティの雨水調整、経済活性化、健康維持などグリーンインフラとして機能するための、様々な技術や実例を掲載しています。

大部分が他のリソースからの転載で既知の情報ですが、計画段階、建設段階、運営段階と時系列で情報が整理されているので、使いやすい構成となっています。


また、同サイトには、グリーンインフラの資金をどう確保するかについて紹介した資料”Financing Green Infrastructure”も掲載されています。

ちなみに、キーポイントは次のように紹介されています
#1 The budgeting process must consider the differing life cycle characteristics between green and gray infrastructure.

#2 Local taxes, user fees, and stormwater utility fees are suitable for both capital and O&M expenses.

#3 Grants and state revolving funds or other low- to zero-interest loans may fund planning and capital costs.

#4 Nontraditional sources of financing, such as public-private partnerships and nongovernmental funding, allow communities to leverage public funding against foundation, corporate, and community contributions.

個人的には下水道料金(stormwater utility fees)を利用したGI整備が今後重要となると感じました。


ちょっと先ですが来年3月9日には”Green Infrastructure in Parks”と題したウエッブ講座もあるようです。

なにかの参考になれば幸いです










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