Vision Zero Act of 2015

米国の下院にVision Zero Act という自転車や歩行者など路上での死者をゼロにしようとする法案が提出されているそうです。

具体的には米国運輸省が2つの資金プログラムを用意するもので、一つはコミュニティーがビジョンゼロ計画を立案するための年間500万ドルの資金、もう一つはビジョンゼロの実施のために5つの自治体に計2500万ドルを与えるもので、その内の25%は人口20万人以下の自治体に与えなければいけないというのものです。


ASLAからは以下のコメントが出されていました。

 “Landscape architects play a critical role in creating well-connected, universally accessible transportation systems for our cities and towns, and Vision Zero will help expand these systems to improve the quality of life for people of all ages and levels of mobility.”

交通システムの改善は、まちづくりで非常に重要な課題ですが、日本の造園分野ではなかなか手が出ない分野です。海外の動きも参考にしつつ、周辺分野とどう協力し、なにを担っていくべきなのか議論しないといけないですね。



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