GREEN CITY, CLEAN WATERS/フィラデルフィアのグリーンインフラ
(画像は下記サイトから転載) あけましておめでとうございます 2014年の環境分野の重要なテーマの一つとして 新鮮で安全な水の供給や水害対策など「水」への関心はますます高まるかと思います 気候変動では緩和策から適応策へと話題の中心が移行しつつありますが、 都市の水問題に関してはまだまだ緩和策が必要とされています。 シカゴでは行政の強いリーダーシップのもと”Green Alley program”が推進され、レインガーデンの整備などが進められています。 http://www.cityofchicago.org/city/en/depts/cdot/provdrs/street/svcs/green_alleys.html またシンガポールでは、Active. Beautiful and Cleanの頭文字をとったABC Waters programmeが進められています http://www.pub.gov.sg/abcwaters/abcwatersdesignguidelines/Pages/ABCDesignGuidelines.aspx 今回取り上げるのは、フィラデルフィアの事例です。 フィラデルフィアは全米唯一EPA認定の表記グリーンインフラ計画があります。 このプログラムは2011年から25年かけてグリーンインフラを整備していくもので、雨水管理についてはGreened Acre(GA) を指標として市内の土地の透水性を改善する計画です。 すでに様々な関連資料が公表されていますが、興味深いのは”Triple Bottom Line Benefits”として経済便益、社会便益、環境便益が定量的に示されていることです。 たとえば、経済便益では年間250人のグリーン雇用が生まれる。390万ドルの不動産価値向上が見込まれると提示されており、環境分野では40年間で8.5万ドル分の水質や生息地改善効果が見込まれ、15億ポンドの炭素低減になるとうたわれています。 詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。 更新頻度が年々下がっていますが、、本年もどうぞよろしくお願いします ■関連サイト http://aslathedirt.files.wordpress.com/2013/12/dupo...