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2月, 2019の投稿を表示しています

造園業の仕事紹介/A Day in the Life of a Landscape Professional

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米国の造園建設業協会(National Association of Landscape Professionals)が、新たに専門家教育のための 実習プログラム を開始するとのアナウンスがありました。 有給の見習い業務2000時間とオンライン教育144時間を通して、設置やメンテナンス、潅水など17の技術を習得できるそうです。プログラム修了後には認定資格が得られるとのことで、学生だけでなくセカンドキャリアを検討している人にもおすすめとのことです。 関連して職能紹介の サイト も開設されており、圃場の技師や芝生の管理士、ランドスケープデザイナーなど様々な仕事の内容紹介やキャリア選択を支援する クイズ なども用意されています。 興味深いのは各専門業種の収入目安を示す 資料 会社のオーナはなかなかの年収です サイト内に開設されている求人情報” FIND A LANDSCAPING JOB”でも、米国の様々な造園関連業種が発見できます。 米国の造園業界は30万人規模とのことですので、活躍できるポジションも多数用意されている模様です。

水再生循環を次の時代へ/立命館大学シンポジウム

表題のシンポジウムが2月25日に立命館大学びわこ・草津キャンパスで開催されます。 わたくしも、グリーンインフラと水再生循環システムというタイトルで、取り組んでいる水関連のプロジェクトや研究内容を紹介させていただく予定です。 参加無料で一般申し込み可能のようですので、関西方面の方はご検討ください。 プログラム内容や申し込み方法など詳細の リンク先はこちら です。 日時:2019年2月25日 13:30~17:10 場所:立命館大学ローム記念館5F会議室

Engineering with Nature(EWN)/自然インフラによるソリューション

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米国陸軍工兵隊(Army Corps of Engineers)から、” Engineering with nature: An Atlas ”という資料が1月に公開になりました。これには洪水リスクの軽減と回復力戦略のための自然インフラ活用方策のヒントが紹介されています。 関連の ハンドブック では河川・海岸整備や湿地保全などの水管理事業で自然インフラを活用した56もの事業が、美しい写真と共に紹介されています。 やはり写真は重要ですね、、 プレス会見の ニュース を読むと以下の様な説明がありました 本書は一般とのコミュニケーションツールとして発行した 世界中のプロジェクトを取り上げ、どのように連携しているのかノウハウをシェアし学びあうことが発行の目的 アトラスではEWNがもたらす複合的な機能(社会、経済、環境)を紹介 洪水リスクを低減するために、自然は多くの解決策を提示している 本書ではEWNの背後にある科学とエビデンスを伝えている サイトを見ると米国を中心にEUやインドネシア、ニュージーランドのプロジェクトも紹介されています。 しかし、残念ながら私が確認した限り日本の取組みは含まれていないようです。 米国陸軍工兵隊はワシントンDCで2000年初頭にレインガーデンの実証試験を実施する等、時代の最先端のエンジニアリング技術を提言している印象があります。 2020年頃にはEWNの新しいガイドラインも出るとの情報ですので、要注目です。