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5月, 2018の投稿を表示しています

Biophilic Leadership Summit

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昨年もメモした”Biophilic Leadership Summit
今年も4月8-11日にセレンビーで開催されました

今年も興味深い情報が多数紹介されていたようですので以下に列記します(ネタ元:https://www.mindbodygreen.com/articles/how-to-bring-biophilic-design-into-your-home)


GoogleやEtsy, Amazonのオフィスでは生産性を高め職場のストレスを軽減するため、自然に基づいたデザイン(バイオフィリックデザイン)がここ数年でメインストリームになってきている。(Googleの MARY DAVIDGE氏基調講演)

Van Vliet'sのアプローチの紹介Work in some water. Go for a smell-good space. Seek refuge. Play with sunlight. Designate tech-free spaces.

WGBCが最近発表したDoing Right by Planet and People: The Business Case for Health and Wellbeing in Green Buildingの紹介(ダウンロード可、ケーススタディ多数)
NATURE-BASED WELLNESSの紹介
Keith Bowers ”Atlanta’s Urban Ecology Framework”の動画






バイオフィリックデザインのケーススタディ(整備事例)は増加しているようですが、後付コンセプトの感もあります。
また、フレームとしては理解できても、個別の施設と利用者の健康との関係性の解明はまだ始まったばかりといった感じです。
私の周辺も「なにそれ?」といった反応が多く、盛り上がりに欠けています。

とはいえ、因果関係を否定できるものではなく、加えて、シンガポール政府やIT系のトップ企業が「Biophilc」を打ち出しているのは心強く感じました。






West Philadelphia Landscape Project/都市水害とランドスケープ

MITのアンスパーン教授がCooper Hewittの2018 National Design Awardsを受賞したとのニュースが発表されました。
ランドスケープではFarrar Pond Garden で有名なMikyoung Kim氏も受賞しています。


公式サイトではアン先生の代表的な取り組みの一つである西フィラデルフィアの再生事業(WPLP)が動画と共に紹介されています。

フィラデルフィアの貧困地域である西フィラデルフィアは、貧困や水害、治安など数々の課題を抱えています。
WPLPではペンシルバニア大学やMITなどの協力を得ながらフェーズごとに複数の取り組みが進められています。
例えば、古地図を用いて歴史を紐解きながら下水計画を見直し洪水や地盤沈下の減災を防止する。空地を活用して教育プログラムを展開し貧困から抜け出す機会を提供する。

参考までにいくつかの動画を下部に張り付けました。

注目したいのは専門家がランドスケープリテラシーを用いてエリアの問題を発見し、土木、建築、教育、行政などの各専門家と協力しながら事業を進めている点。

日本ではグリーンインフラの社会実装も大きな課題となっていますが、地域の課題を読み解き、他分野の専門家と丁寧に議論を重ね問題共有し、職能の枠を超えて行動していくことで、次のステップが見えてくると再認識しました。