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Biophilic Office Design/BREの取組み紹介動画

英国BREの民営化20周年記念として” BRE Trust Christmas Sparkles ”という特集サイトが期間限定で公開されています。 サイトでは専門家が解説する以下の情報が動画で視聴できます。 Biophilic Office Design Low Impact Materials False Alarm Flood Resilience Database LENDERS Living with Dementia バイオフィリックオフィスの動画では、バイオフィリア理論がバイオフィリックデザインとして病院や学校、店舗、オフィスに適用されている実例を紹介しています。 さらに、バイオフィリックオフィスの今後の展開のため、その効果やコスト、材料などのエビデンスデータを取得するためにメーカーやエンジニアリング会社と連携して研究を開始したことを説明しています。日本の森林浴の研究も紹介されています。 公開期間は12/19-22ですので、是非ご覧ください。 ⇒まだ見れるようです

Green Infrastructure in Parks, NRPA/公園グリーンインフラ

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NRPA(national recreation and park association)では American Planning Association (APA)や Low Impact Development Center (LIDC)  と連携して、”Great Urban Parks Campaign Resources"という サイト で 公園の設計者などに有益な情報を提供しています。 (引用:NRPAサイト) 今月11日に は"Green Infrastructure in Parks"と題したGIに関するガイドラインが発行されました。 http://www.nrpa.org/contentassets/0e196db99af544bbba4f63f480c1316b/gupc-resource-guide.pdf このガイドラインは”High performance landscapes with green infrastructure provide the maximum amount of co-benefits to communities”と定義したうえで、公園が、コミュニティの雨水調整、経済活性化、健康維持などグリーンインフラとして機能するための、様々な技術や実例を掲載しています。 大部分が他のリソースからの転載で既知の情報ですが、計画段階、建設段階、運営段階と時系列で情報が整理されているので、使いやすい構成となっています。 また、同サイトには、グリーンインフラの資金をどう確保するかについて紹介した資料” Financing Green Infrastructure ”も掲載されています。 ちなみに、キーポイントは次のように紹介されています #1 The budgeting process must consider the differing life cycle characteristics between green and gray infrastructure. #2 Local taxes, user fees, and stormwater utility fees are suitable for both capital and O&a

STEPHEN R. KELLERT BIOPHILIC DESIGN AWARD

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人と自然の関係性の再構築を目的とする バイオフィリックデザイン 研究の第一人者であり、昨年亡くなられたステファンケラートを記念して設立されたバイオフィリックデザイン賞が 発表 になりました。 大賞はシンガポールの KHOO TECK PUAT病院 HONORABLE MENTIONS  として以下の4プロジェクトも受賞しています。    Phipps Center for Sustainable Landscapes/ Pittsburgh, Pennsylvania Etsy Headquarters/ New York City, New York  Cookfox Architects Studio/ New York City, New York  Yanmar Headquarters/ Osaka, Japan Phipps Centerはアンドロポゴンが設計し、 SITESの4星 も取得しているプロジェクトで、グリーンインフラ技術を用いてエネルギーや水の自給化・域内循環を実現しています。 日本からも養蜂スペースが印象的な ヤンマー本社ビル が受賞しています。 各プロジェクト共に、生態系サービスの活用や人と自然の触れ合いに注力しており、今後の建築プロジェクトの一つのモデルとなると思います。 余談ですが、賞の募集の際にはフロリダの E.O. Wilson Biophilia Center が受賞するのではないかと勝手に思っていました。 INTEGRATION of Biophilic Design EXPRESSION of Biophilic Design EXPERIENCE of Biophilic Design EVALUATION of Biophilic Design という選考基準から都市域に立地するプロジェクトが選ばれたようですね。

若者の農業への参画/A growing number of young Americans are leaving desk jobs to farm

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ワシントンポストの 記事 より、 農地の大規模化、商業が進み、中小規模の農家が廃業する一方で、USDAの調査では35歳未満の農家の数が増加しているとの事。 ” The number of farmers age 25 to 34  grew 2.2 percent  between 2007 and 2012,   according to the 2014 USDA census,   a period when other groups of farmers — save the oldest — shrunk by double digits. ” 調査対象の若手農家の69%が大卒で、農家育ちでなく、小規模な農地で有機栽培を行い、CSAやファーマーズマーケットを通して販売しているとのこと ” They are also far more likely than the general farming population to grow organically, limit pesticide and fertilizer use, diversify their crops or animals, and be deeply involved in their local food systems via community supported agriculture (CSA) programs and farmers markets. ” 米国では1992年~2012年の間に250,000以上の中小の農家が廃業し、新たに立ち上がった35,000の大規模農場に吸収されたそうです。 地域の雇用や経済を刺激し、食糧供給システムのレジリエンスを確保するためには、もっと中規模の農家が必要だと記事では指摘しています。 美しい セレンビー の取組みから見て取れるように、小規模有機農園が広がり、そこから安心安全な食料が確保できるような「まち」づくりは、成熟する不動産マーケットの中で今後も一定のニーズが続くと思います。 その担い手として若手の就農が増加しているというニュースは心強く感じました。

デジタルとアナログに留意した屋外空間整備/How to Design for Our Hybridized Lives In our digital world

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社会構造の変化を受けながら、環境デザインに関する職能も工夫を重ねる必要があるとの、MIKYOUNG KIMへの インタビュー記事 のスクラップ。 85%の両親が6歳以下の子供にデジタル機器の使用を許可しているという 調査結果 や、子供が屋外で過ごす時間は刑務所にいる受刑者よりも短い(1/3の子供は30分未満)という 記事 が発表されている。 先進国では小児肥満が増加しており、米国では5人に1人 デジタルにより利便性が高まり、人々はデジタルとアナログのハイブリッドな生活を送っており、その事実を踏まえた提案を行うべき 全国どの場所に行っても同じ既製の遊具があるのが今のデザインの実態、均一性から離れて、地域ごとに 実践的な学習や体験を行う場を作ることで、魅力を向上させることが必要 子供も大人も 想像力を発揮できる自由な風景が必要であり、人々が異なる解釈をする風景を創っていくべき 今年のASLA賞を取ったシカゴ植物園では、高さの異なる丘を設け、子供が自ら遊び方を考える工夫をしている。 シカゴの 子供病院の庭園 では、免疫不全など全ての患者が自然にアクセスできるように、自然を抽象化した施設を整備した その他、興味深いコメントが紹介されています ポケモンGOも(短期的には)公園利用促進や肥満防止に効果があったとの 記事 が発表されていました。   「 ききみみずきん 」も世に出るのが早すぎたのかも、、 年々発展するデジタルツールとのシナジー効果が発揮できるような、屋外空間の在り方を考えたいものです。

GIのメリットメモ/ Reasons why green infrastructure matters

11/8  Lawn and Landscapeの記事 の備忘録です 「顧客に創造的で代替的な環境ソリューションを提供し造園ビジネスの競争力を得る」とのコメントが印象的です。 グリーンインフラの定義例 “constructed features that use living, natural systems to provide environmental services, such as capturing, cleaning and infiltrating stormwater; creating wildlife habitat; shading and cooling streets and buildings; and calming traffic” ( MacAdam, J. - Green infrastructure for southwestern neighborhoods ) グリーンインフラの特長とタイプ Benefits of GI include temperature modification in urban areas, enhancing street and sidewalk aesthetics and reducing and filtering stormwater runoff. There are several types of green infrastructure that may be utilized in urban settings. Those include urban forests, green roofs, rain gardens and bioswales ( Soil Science of America ) レインガーデンに使用する植物リスト Environmental Protection Agency - Soak Up the Rain: Rain Gardens バイオスェルの定義や機能 These are “stormwater runoff conveyance systems that provide an alternative to storm sewers,” the Natural Resources Conservat

不動産価値向上とグリーンインフラ/ Water-Smart Green Infrastructure

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最近、異常気象が増加しているとのレポートをよく目にするようになりました。 先日の台風も大きな被害をもたらしました. 被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。 急増する異常気象に対する備えを強化していくためには、従来型のインフラに加え、グリーンインフラ(GI)を活用していくことが必須です。 費用面からもGIは有効です。ニューヨーク市の試算ではグリーンインフラ戦略を導入することでインフラコストが将来にわたり大きく削減出来ることが示されています ( NYC Green Infrastructure Strategy p9 ) また、今春ULIから発行されたレポート”Harvesting the Value of Water ”では、自治体だけでなく、民間セクターにおけるGIへの投資が増加している事。 その理由として建物廻りや屋上緑化などにGIを導入することで、不動産価値の増加(Placemaking opportunities, amenity value, and improved building user experience)やコスト削減に結びつく事。 加えて、具体的事例として以下が紹介されています。 Burbank Water and Power EcoCampus , Burbank, California — a campus for a community-owned utility site, which is the first power plant in the world to run on 100 percent recycled water; Canal Park, Washington, D.C. —a neighborhood park developed by a public/private partnership and located on the site of a former D.C. waterway, with 95 percent of the park’s irrigation, fountain, toilet-flushing, and ice-rink water provided through rainwater recycling; Encor

Campus RainWorks Challenge/米国EPA

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米国EPAからグリーンインフラに関する学生向けコンペ” Campus RainWorks Challenge ”が案内されています。 このコンペは、大学生が教官とチームを組み参加するものです 参加チームは、大学キャンパスの「コミュニティー」と「環境」に効果のある革新的なグリーンインフラの提案が求められています。 Student teams design an innovative green infrastructure project for their campus that effectively manages stormwater pollution while benefitting the campus community and the environment.   カテゴリーや評価のポイントは以下の通り Two design categories: Master Plan and Demonstration Project Highlights for this year: A video pitch with each submission in both categories; for Demonstration Projects submissions only, a financial viability criteria 詳細な資料は こちら 昨年の受賞プロジェクトは こちら です ちなみに登録締め切りは今月末までとなっています

2017 ASLA Awards

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2017年度のASLA( The American Society of Landscape Architects )賞が9月5日に 発表 になりました。 今年のプロフェッショナルアワードは、465作品の中から38作品が選ばれたとの事です。 --(ASLAプレスリリースより) The American Society of Landscape Architects (ASLA) has announced its 38 professional award recipients for 2017. Selected from 465 entries, the awards recognize the best of landscape architecture in the general design, analysis and planning, communications, research, and residential design categories from the United States and around the world. -- 今年も、高速道路上部の高度利用や、水辺再生、減災へのプログラムなどGI的に参考となる事例満載です。 個人的には studio outside の ”Storm+ Sand+Sea+Strand ” に注目しました。 Photo Credit: Studio Outside   フェイスブック社 のランドスケープも詳細に紹介されており興味深いです。 学生部門は、 ここ で確認できます。

Landscape Theater/ Art project for train passengers

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ドイツの鉄道沿線を舞台に実施された、鉄道乗客向けのアートプロジェクト 沿線住民がボランティアとして参加し、沿道のランドスケープを舞台に 「クラッシックカーのレース」、「走るブッシュ」、「サメに襲われる釣り人」 など50もの演目に協力したそうです。 動画では乗客からも好評だった様子 準備、協力する側はさぞ大変だったと思いますが、参加者同士で知り合いになったり、 地域活性化にも効果があったようです。

木登りの効用/Tree Climbing Therapy

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日本の木登りセラピーに関して米国ASLAの ブログ で紹介されていました 木登りは健康な人だけが楽しむものでなく、全ての人の身体的・精神的な強化に資する療法だとのことで、以下の取組みが示されています。 ツリークライミングジャパン の創設者であるJohn Gathright博士は、木登りツールTreeHabを開発し、身体的・精神的な障害がある方の木登りを支援している。 彼は森に設置したコンクリート塔と樹木を利用して、脳波やストレスホルモンをモニタリングすることで木登りの効用を研究した。 その研究成果は ” He  found  that tree climbing had a masking effect on internal pain, and that positive emotions were enhanced while negative emotions were decreased in subjects climbing live trees, but not when climbing the concrete tower. ” とのことです。 以下はDr. John GathrightのTEDでのスピーチです 木登りを身近にするような公園整備や、樹木が近くにある暮らし、まちづくりの提案など取組む機会をつくりたいものです。

公民連携(PPP)がつくるランドスケープ

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日本造園学会の学会誌であるランドスケープ研究の最新号特集テーマは、「公民連携がつくるランドスケープ」です。 本号は私も編集委員として企画からお手伝いしたもので、産官学の第一線でご活躍の皆様にPPPに関して多様な視点で執筆頂いています。 是非ご一読の上、読者アンケートなどを通してご意見いただければ幸いです。 【目次】 特集「公民連携(PPP)がつくるランドスケープ」 特集にあたって   山田順之 1.論説 公園緑地に関する官民連携制度   梛野良明  公民連携まちづくりにおけるランドスケープ・デザインの役割   忽那裕樹  エリアマネジメントが期待するパブリックスペース利活用 -利活用実験から場の運営(プレイス・マネジメント)-   泉山塁威  米国の公民連携にみるこれからの公園のかたち   福岡孝則  公民連携におけるプランニング・マインドの必要性   武田重昭 2.事例  都市公園における「新しい公共」の仕組づくりを考える -東京都公園協会の取組から-   竹内智子・北原恒一  名古屋市における公園経営の取り組み -名城公園における民間活力導入の事例-   今西良共  地域資源融合型パークマネジメントは,地域の暮らしを豊かにする   富永一夫  民間による公園群管理の展開 -西東京市立公園における市民協働型指定管理者制度-   礒脇桃子・佐藤留美  街を育むオープンスペース   中右麻衣子・田中草平・清水一史  防災公園街区整備事業における官民連携の取組み   浦場三砂緒  キャンパスと公園がつくるまちのファブリック -立命館大学大阪いばらきキャンパスおよび岩倉公園-   武田史朗・大藪康成・及川清昭  狛江版CSA―公民連携による都市農地のまちづくりへの活用事例   山田順之 3.総括  公民連携がつくるこれからのランドスケープへの期待   金子忠一

The Biophilic Office / BRE

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BRE(Building Research Establishment)は建物とインフラに関する多様な研究を行っている組織で、英国の建築物環境性能評価システムであるBREEAMの開発運営などを手掛けています。 そのBREから"The Biophilic Office project"を立ち上げたとのプレスリリースが今月発表になりました。 http://bregroup.com/services/research/the-biophilic-office/ なんでも、ワトフォードのBREキャンパス内にある1980年代に建てられたオフィスビルをバイオフィリックデザインのコンセプトに沿って改装し、オフィス利用者の健康や幸福度への影響を科学的に研究するとのことです。 改装は本分野のノウハウを有するOliver Heath社と連携してすすめ、その他のパートナー企業とのコラボもあるとのこと。 BREの責任者は以下のようなコメントを出しています   “The project will show how quantified improvements in productivity and wellness can bring rewards for landlords, occupiers, developers and all those concerned with the office and wider built environment” 建物の外部環境に関する情報がほとんど示されていないのが残念ですが、今後の研究成果に注目したいと思います。

造園の黄金時代到来?/Will Drones Lead to a Boom in Landscape Architecture?

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CITYLABの記事 の備忘録 米国において近い将来、ドローンや自動運転車の普及により道路や駐車場が不要になり、必要のない交通インフラが増加する。そのようなインフラを再活用するために、造園家のニーズは高まると記事で指摘しています。 具体的には、鉄道高架跡を再利用した ハイライン 、ヒューストンで河川や道路をネットワーク化した Buffalo Bayou Promenade 、トロントの高架下を利活用しているUnderpass Parkなどが事例として紹介されています。 さらに、気候変動が造園プロジェクトを増加させると指摘し、全米各地で環境対策としてのグリーンインフラ研究・整備のための基金が準備され、今後公園緑地の整備が加速するであろうとの情報を紹介しています。 将来的な、造園職能のAI化などに関する予測も興味深い内容です。 以下転載 Even as designers make gains in efficiency, breakthroughs in artificial intelligence will continue to move the goalposts on the kind of “routine” work that can be automated. Futurists believe that   will come to encompass creative and technical decision-making once assigned to licensed architects and engineers. Only a few short years ago, after all, automated driving was the stuff of science fiction. Avent predicts—he humors me a scenario like the one outlined by Siegel—that wealthy clients will still prefer the one-on-one attention of a (human) landscape architect. On the other hand, large companie

ASLA Annual Meeting 2017 / Los Angeles

10月20-23日にLAで開催される ASLA年次総会の概要 が発表されています。 Meeting & EXPOの名の通り、造園に関する専門知識だけでなく、新商品の発表の場であったり、エネルギーや水など関連技術の講座があったり、各大学の同窓会があったりと今年も充実している様子です。 ASLAでは現在「グリーンインフラ」「SITES」「健康+デザイン」をKey Issuesとしておりますが、今回の会議においてもSITES関連の プログラム が多数用意されています。 また、 フィールドセッション では自転車で海岸を回ったり、ディズニーランドの専門家の話を聞いたりできるようです。 参加できなくても、ここで取り上げられているトピックスを俯瞰すると、米国のランドスケープのトレンドが見えてきます。会議開催後に一部のセッションは動画配信されるのでそれを確認するのも良いかもしれません。 ちなみに今年はロスですが、来年はフィラデルフィア、再来年はサンディエゴ、そして2020年はマイアミ開催だそうです。

The Cooper Hewitt National Design Awards 2017

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本年度の表記受賞者が発表になりました https://www.cooperhewitt.org/national-design-awards/2017-national-design-awards-winners/ ランドスケープ部門は、 Surfacedesign Inc  が選ばれました。 サイトでは個人住宅の庭から、空港、工場緑化、リゾートと幅広い作品が紹介されています。 新しい風景を際立たせながらも、周辺環境にうまく溶け込ませているのが印象的で、エッジ部分の調整方法、近景から遠景までのバランスのとり方など、非常に参考になります。 その他の部門も, Design Trust for Public Spaceの 都市農業のプロジェクト Stamen Designの グラフィック など、気になるプロジェクトが受賞しています。 このアワードは11の部門に分かれていますが、プロジェクトを見ていると、どの部門を見ているのか分からなくなる事も少なくありません。 専門領域の垣根が益々低くなってきているなと感じました。 (写真は公式サイトからの転載です)

民活ランドスケープ関連の最近の動き

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パークマネジメントや民地の公的利用、PPPの推進等に関する最近の動きの備忘録 [国土交通省] 官民連携による都市公園魅力向上ガイドライン https://www1.mlit.go.jp/common/001136186.pdf 新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園のあり方検討会最終報告書 http://www.mlit.go.jp/common/001152250.pdf 都市緑地法の一部を改正する法律案 http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000104.html [東京都] 公園審議会発表資料 都市公園の多面的な活用の推進方策について http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000028206.pdf パークマネジメントマスタープラン http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000007670.pdf [江東区] PPPによる公園管理・運営に関する調査研究 http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/004/pdf/h24/h24_08.pdf [みずほ総合研究所] 都市公園における官民連携手法活用の可能性 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/sl_info/working_papers/pdf/report20151209.pdf [森記念財団] Bryant Park BID:官民連携による公園の魅力化の成功事例 http://www.mori-m-foundation.or.jp/pdf/ius_events_02.pdf [日経BP:新公民連携最前線] 特集:公園を変える民間の知恵 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/073000008/ [造園学会] ランドスケープ研究の次号81-2も、特集「公民連携がつくるランドスケープ」が予定されています。発行予定は7月です。 (写真はパリのparc andre citroenです)

バイオフィリックデザイン会議2016など

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バイオフィリックデザインに関連するカンファレンスの備忘録 1.Biophilic design summit 2017は 5/17に開催 テーマやスピーカーは こちら を参照 2.Biophilic design summit 2016の記録は こちら 1)バイオフィリックデザインを議論するための共通学術言語の確立 2)バイオフィリックデザインのための資源やツールの開発 3)バイオフィリックデザインのための大学院レベルまでの教育カリキュラムや教材の作成 などが話し合われました。 3.Biomimicry 2016の動画はこちら バイオフィリックデザインの必要性やアプローチに関して多様な関係者が議論しています。

RPGで環境を考える/Tangible Landscape

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環境問題に対してロールプレイングゲームのように対応策を検討できるTangible Landscapeというツールの紹介です。 これは、ノースカロライナ州立大学の造園学の先生らによって開発されたツールで、地図データから小型のレプリカを作成し、その空間上で樹木密度や水の流れ、過去に存在した道などのデータを表示しながらシミュレーションを行うものです。 シミュレーションの精度はまだまだのようですが、例えば、森林保全方法などのアイディアを共有し様々な関係者と議論を深めるツールとして、有効に利用できそうです。 参考サイト には以下のコメントが掲載されていました "As a tool, Tangible Landscape is easy to share ideas with others and allow yourself to work on a design together."

レポート/都市の骨格を創りかえるグリーンインフラ -緑地への投資効果を探る-

日本政策投資銀行から「 都市の骨格を創りかえるグリーンインフラ-緑地への投資効果を探る- 」と題した調査レポートが発行されています。 雨水浸透対策、民有緑地に関する制度設計提案など読み応えのある内容です。

次世代の造園家向け職能紹介冊子/ASLA

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毎年4月は造園月間として米国で様々な催しが行われております。 特に小学生~高校生に向けた職能紹介や職場体験などが全米各地で実施されてます。 今年は学生向けに、造園とはなにか?、なにを創るのか?、造園家になるためにはどうすればよいか?などが紹介された YOUR LAND という冊子が発行されています。 都市公園や屋上緑化、自然環境保全、都市農園、動物園、河川再生などのプロジェクトがASLAメンバーによりわかりやすく紹介されており、興味深い内容となっています。 また、「造園家になる」 のページには 「もしあなたが、屋外が好き、環境に関心がある、他の人と一緒に仕事がしたい、もしくは創造的であれば造園家になる事が出来る」と紹介されています。 無料で WEBSITE で閲覧できるので是非ご一読を!

Biophilic Leadership Summit at Serenbe

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4月9日~12日に バイオフィリックリーダーシップ会議 がアトランタ近くのSerenbeで開催されています。 バイオフィリックなまちづくりに関して、食と健康に関するランドスケープなど多彩なスピーカーによるプレゼンテーション、ファームtoテーブルなどのワークショップが準備されていて、今後要確認です。 開催場所の「Serenbe」は過去 このブログ でも取り上げました。 農業を活用したまちづくりで注目を集めており、ボッシュがゼロエネルギーに取り組んでいたり、歩行者や自転車中心の街づくりが進められていたり、自然や農との触れ合い機会が多数用意されていたり、注目を集めています。また、芸術家用の住宅を準備したり、アートイベントを実施する Art farm を設置したり、、、今後のまちづくりのモデルとして非常に参考になるプロジェクトです。