造園学会全国大会ミニフォーラム/都市のつくる農のランドスケープ




来週末に開催される造園学会全国大会で、ミニフォーラム「都市のつくる農のランドスケープ」を開催します

気象キャスターネットワークの岩谷さん、首都大の片桐さん、NPOバースの佐藤さん、東京都の竹内さんらに話題提供していただきます。詳細は以下の通りです。ご参加お待ちしています。




【日時】2015 5 24 日(日) 1700 1830

【場所】東京大学農学部 2 号館 化 1 番教室
(東京都文京区弥生 1-1-1    地下鉄南北線「東大前」下車1分)

【テーマ名】都市のつくる農のランドスケープ

【目的】
近年、国内外で都市における「農」の営みが注目されている。この背景には、認証コーヒーなどにみられるように生産地の環境の保護・再生、栽培手法、生産者の収入の保障や人権保護といった農産物の生産・流通のプロセスに人々の関心が向けられるようになっていること、社会構造の変化により都市における農地の意義が変化し、新たな農のランドスケープが生まれていることにある。戦後のおなかを満たすための「胃で食べる」時代、経済大国となった「舌で食べる」時代を経て、社会的成熟が進んだ今日は「脳で食べる」時代になったといわれる。農の美しい風景は、そこでの直接的な体験のみならず、視覚的な体験からも、消費する立場から「農」を支える価値観を醸成し、農の営みへの参入を促すものになっている。
本ミニフォーラムは、造園学会誌791号において特集した「都市のつくる農のランドスケープ」について取り上げ、特集記事に関わった研究者、行政、生産者など多様な立場の方を交え、良質な「農のランドスケープ」を増やし維持・継承するための課題や今後の方向性について議論する。

【主な参加者と役割】
話題提供:  岩谷忠幸(雨読晴耕村舎/気象キャスターネットワーク)
            片桐由希子(首都大学東京)
       佐藤留美(NPO法人NPO birth/東京の緑を守る将来会議)
       竹内智子(東京都)
       山田順之(鹿島建設)
                                    
企画責任者:山田順之、片桐由希子、真田純子(徳島大学大学院) 

【連携する団体等】

NPO法人NPO birth、東京の緑を守る将来会議、雨読晴耕村舎、気象キャスターネットワーク、都市のつくる農のランドスケープ研究会(造園学会編集委員会)



コメント

このブログの人気の投稿

Big Dig完成から10年/ボストンのGI

インセクトホテルを設置する理由/GIとしての昆虫巣箱

芦屋市六麓荘の建築条例/敷地面積400平方メートル以上