「IPBESに関する国際科学ワークショップ」成果文書

本年7月に国連大学で開催したIPBESに関する国際科学ワークショップの内容(成果文書)が環境省のHPに掲載されています。

生物多様性生態系サービスの科学的評価のあり方について興味深いコメントがなされています。

特に、エクゼクティブサマリーの下記文章には強く賛同してしまいました

 Much of the knowledge on biodiversity and ecosystem services is developed and observed at the local level, and is considered “tacit” – not formally recorded, shared and tested. The assessment process must be designed to capture these forms of knowledge in a credible manner in addition to the standard peer-reviewed scientifically based information that has formed the core of assessments to date.

生物多様性と生態系サービスに関する知識(ナレッジ)の多くは、ローカルなレベルで生まれ、存在していて、公式に記録、共有、試験されることのない「暗黙知」がほとんどである。既存のアセスメントの中核はピア・レビュー、すなわち科学者同士の審査を経た科学的情報が標準だが、それに加えて、このような形態の知識を信頼できる形で収集できるように、アセスメントの方法を設計しなければならない。

また、「生態系サービスを提供する地球の能力は減尐してきており、長期的にも減尐が続くこともわかってきた。」という指摘は、漠然と受け止めるのでなく、各専門家が具体的アクションとして真摯に取り組まなければならない大きな問題ですね。



■環境省プレスリリース

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14197



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