茶草場/草地と生物多様性



茶草場とは、茶畑の周囲にある採草地のことです。

静岡などではこの茶草場を利用して秋から冬にかけススキやササなどを刈り取り、マルチング材として畝間に敷き詰める茶草場農法が続けられています。

国内で大きく減少している草地を人の手で維持管理するこの農法は、秋の七草など貴重な植物や生き物の生息地維持にも貢献しています。



昨年末、この茶草場の世界農業遺産への登録申請が行われたとのニュースがありました。

世界農業遺産(GIAHS)とは、2002年にFAO/国連食糧農業機関が創設した制度で、後世に残すべき文化、景観、生物多様性などの保全に寄与する伝統的な農法や土地利用手法を認定するものです。

日本国内では、既に佐渡や能登が認定されており、今回の申請では阿蘇の牧草地農法とともに静岡の茶草場農法として申請されたそうです。



国内では草地が話題になることが少ないので、今回の申請をきっかけに草地保全や草地の生物にもっと注目が集まると良いですね。





□関連サイト

茶草場の生物多様性:http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/pdf/niaes2010_15.pdf

ニュース:http://www.at-s.com/news/detail/474532194.html

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121229/CK2012122902000072.html





茶草場

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