第二回みどりの学術賞

本日、第二回みどりの学術賞が発表となり、造園分野から東京大学の石川幹子先生が選ばれました。



 「みどりの学術賞」は、「みどり」についての国民の造詣を深めるために、国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に内閣総理大臣が授与するものです。(報道発表資料より)



石川先生の功績概要は以下のとおり発表されています。
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緑地環境計画の分野において、世界各国における「みどり」の継承と創出のあり方、拡大する都市に対する「みどり」の計画的な整備の方法、大都市圏問題に対応する緑地の役割を明らかにすることにより、「みどり」が単なる物的環境ではなく、制度的、文化的な「社会的共通資本」であることを論証し、また、国内外の緑地計画の策定、指導にあたるなど、斯学の発展及び社会に貢献した。

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最近は、「EU環境基金に基づく21世紀の公園国際競技設計」や「中国瀋陽市ハン川流域ランドスケープ・デザイン」で優勝されるなど、国内外で幅広く活躍されています。



また、小職が同級生のY先生の紹介で慶応SFCの先生のゼミを訪問した際に、「ききみみずきん」研究開発に関して貴重なアドバイスをいただいた思い出があります。



石川先生、本当におめでとうございます!



■サイト



国土交通省報道発表資料:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/04/040307_.html



ききみみずきん:http://blog.goo.ne.jp/yyoriyuki/e/a4169f10b39ac3884a12b7c41b4779c6



コメント

  1. ききみみずきん

    はじめまして。いつもすばらしい情報発信を楽しみにしています。

    「ききみみずきん」大変おもしろいですね。ビオトープも取得しているのですが、鳥はちょっと苦手で。。すごくほしいなぁ。。と思いました。

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  2. Unknown

    コメントありがとうございます、「ききみみずきん」はお世話になっているHさんらと山に入った際に、こんなのほしいよね!と盛り上がったのが開発の発端でした。



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