芦屋市六麓荘の建築条例/敷地面積400平方メートル以上





 兵庫県芦屋市では、「建築物の制限に関する条例改正案」が審議され12月22日の市議会で可決した。

 この条例では六麓荘町は、400平方メートル未満の土地の売買、高さ10メートル以上の建物の新築の禁止、そして敷地面積400平方メートル以上の一戸建て住宅しか新築できなくなる。2007年2月から施行予定。



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 六麓荘町は昭和初期に大阪の財界人らが開発し、当初から景観に配慮するため電線の地中化など先進的なまちづくりを進めていた。また、建築協定(紳士協定)で、条例同様の敷地規模、壁面後退、緑化などが定められていた。

 しかし、相続などで敷地の細分化や老人ホーム建設など協定に反する事業が計画されたため、地域住民が04年12月にまちづくり協議会を結成し、誌に条例づくりを働きかけていた。

参考情報:美しい景観利用のための土地利用





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