B+B in Bonn



今週からCBD/COP9のサイドイベントに参加するため、ドイツ・ボンに来ています。

とはいっても、世界190ヶ国5000名が参加する大きな国際会議を小さい町で開催するために、ボン市内にはホテルが確保できず、近隣のケルン(ドイツ語ではコルンと聞こえる)に滞在しています。



写真は、各国の政府が討議を重ねている会議場の風景です。そのほかにもセミナーや映画の上映会、エキスポ、エクスカーションなどさまざまなサイドイベントが開催されており、政府関係者やNGOだけでなく、ビジネス関係者、一般市民などで会場周辺は大賑わいになっています。



小職は本日、ドイツ運輸省のビルで開催されたビジネスと生物多様性関連のサイドイベントであるエキスパートフォーラムⅡに話題提供者として参加しました。会場からは本当にたくさんのそして厳しい質問・意見が出されましたが、経験豊富なニキシュッヒ博士の名進行のもと無事終了することができました。



会議が開催されているボンは1990年まで西ドイツの首都であった都市ですが、驚くほど緑が多く、コンパクトな街です。ボン市役所の方に伺ったところ、緑被率は約50%で、新たに市の生物多様性レポートを発行したとのことです。都市の気候問題、エネルギー問題、交通・土地利用の問題などは生物多様性を軸として検討すると判断基準が明解になるため、今後とも生物多様性を重視する都市として活動していくとのことでした。



帰国は来週になるので、機会があればもう一回はドイツから報告できると思います。



■関連サイト



Germany's Business and Biodiversity Initiative:http://www.bmu.de/english/nature/downloads/doc/40635.php



Local Action for Biodiversity - Bonn 2008 :http://www.iclei.org/index.php?id=6803





コメント

  1. Unknown

    ドイツでの発表、お疲れ様でした。

    ボンというまちにとても興味をもちました。西ドイツの首都と小学校の社会で学んだような気もしますが、今では緑被率は約50%の緑あふれる都市なんですね。またのドイツ投稿楽しみにしています。

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