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最近のプロジェクトを見て感じたこと(その1)

 まず、予算ありきでなく 将来プランをコンペなどにより公平なプロセスで検討するとともに、実現可能性を高める財源獲得アイディアやシナリオ(手順)を提示し、社会の関心を高めたうえで、それを起爆剤として土地保有者らの同意を得ていく手法は、地域活性化・まちづくりの手法として Seattle Central Waterfront ■関連サイト 関西経済同友会: http://www.kansaidoyukai.or.jp/LinkClick.aspx?fileticket=0Br%2bZbh5ZWI%3d&tabid=274 シアトル・セントラル・ウォーターフロント: http://www.seattle.gov/transportation/waterfront_design.htm

電柱

7% http://www.georhizome.com/shisan.html

水辺空間の有効利用に向けたケーススタディ

■関連サイト http://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000009.html

2010 ASLA Federal Review

先日の国連総会で生物多様性のIPCCと呼ばれるIPBES(Intergovernmental Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)の設立準備が予定通り決議されました。 これにより各国の生物多様性に関わる様々な取組みが、さらに加速化することは間違いないないのでしょう。 さて、今年度の米国における造園に関する政策、法案、動向などのレビューがASLAから発表されています。 主なトピックスは以下のとおり ・厳しい経済状況下における造園関連の予算確保:Transportation Investment Generating Economic Recovery (TIGER) など ・コミュニティーパーク整備に関する法整備と予算 ・グリーンインフラ整備:雨水の有効利用などLID関連 ■サイト http://asla.org/land/LandArticle.aspx?id=30355

諸国産物帳/最古?の生態系調査

1735年から1738年頃に作成された諸国産物帳が最古の生態系調査だという話を聞きました。 この文献は 1735 年から 1738 年頃に作成されたもので、各領が、幕府が領内津々浦々に至るすべての産物を調べて報告するために医官の丹羽正伯に命じて、組織的に村々に報告を求め、その報告を元に編集する形で作成されたもので、全国の動植物、鉱物等産物を網羅的に調査した内容が書かれている。この調査の企画した丹羽正伯は博物学者でもあり、各藩に対し、産物帳の記載要領・様式を示しているばかりでなく、各藩から提出された産物帳の記載について不明の点は、ふたたび問い合わせを行い、一定のチェックを行なっている。 このように、「享保・元文諸国産物帳」は、江戸時代以前の全国的な動物分布を復元する情報源として信頼性の高い中心的な資料といえる。なお、幕府によって編纂・集成された文献は現存せず、藩などに残された「控」が保存されているものについて資料が復元されている。 環境省(当時は環境庁)でも http://www.biodic.go.jp/reports/oldbird/ae097.html

団地再生

 団地再生に関心が高まっています 高度成長期に整備された”団地”  ■関連サイト URひばりが丘団地実証試験: http://www.ur-net.go.jp/rd/koubo1024/index.html ライネフェルデ: http://www.wendy-net.com/nw/news&view/danchi19.html NPO団地再生研究会: http://www.tok2.com/home/danchisaisei/

蜜蝋キャンドル

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ニホンミツバチの蜜蝋を利用してキャンドル作りを実施しました。 手前の黄色に輝いているのが我々が飼育しているニホンミツバチの蜜蝋キャンドルです。 作成中も良い香りがしていました。 ちなみに、奥に見えているクリーム色のはセイヨウミツバチの蜜蝋で作成したキャンドルです

ホーソン実験と企業緑地/従業員満足度ES

ホーソン実験とは、シカゴにあるウエスタン・エレクトリック会社のホーソン工場で1927年の春から本格的に行われるようになった実験である。 http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~kaoki/hawthorne.html

都市緑化技術研修会/みどりの価値と魅力の再発見

標記セミナーが来年1月に開催されます 本年度は「みどりの価値と魅力の再発見」がテーマとなっています 講演者には、涌井先生や千葉大学の岩崎先生、チームネットの甲斐さんやCSRデザインの平松さんら人気の高い著名人が名を連ねています。(詳細はリンク先をご覧ください) 小職も最近のトレンドなどを紹介させていただく予定です。 ---以下転載 平成22年度 都市緑化技術研修会 参加者募集中  平成22年度 都市緑化技術研修会を下記の通り実施いたします。  今年度は「みどりの価値と魅力の再発見」をテーマとし、行政、学識者、実務者の皆さまにご講演いただきます。みどりがもたらす楽しさや心地よさなど、都市住民が求めるみどりの魅力を科学的に解説頂くとともに、その魅力を活かした取り組みについてご講演いただき、豊富な知見と情報を得られる内容となっております。  実施概要(別紙1)をご覧のうえ、参加申込書(別紙2)にてお申し込みください。  多くの皆さまのご参加をお待ちしております! 【この事業は造園CPD認定プログラム(認定番号:10-0275 単位数:7.3)です。】 1.テーマ  みどりの価値と魅力の再発見~みどりの総合的価値を学ぶ~ 2.日 時  平成23年1月20日(木)13:00~17:00(12:30受付開始)  平成23年1月21日(金) 9:30~15:30 3.会 場  国立オリンピック記念青少年総合センターセンター棟5階 513号室  東京都渋谷区代々木神園町3-1  TEL 03-3467-7201  URL:http://nyc.niye.go.jp/ 4.定 員  100名程度(定員になり次第〆切) 5.開催要項・プログラム・参加申込書 コチラからダウンロードして下さい。 【実施概要・プログラム・参加申込書 PDF】 【参加申込書 WORD】 6.参加費  17,000円(当機構会員14,000円、テキスト代込み)  ※参加費は申込受付後に送付する受講証に記載された振込先にお振り込みください。  ※振込手数料はご負担ください。 7.申込方法  参加申込書に必要事項をご記入のうえ、郵送、FAX、メールのいずれかでお申し込みください。申込受付後、受講証をFAXまたはメールでお送りするとともに、請求書を申込書に記載された連絡

リビングシティデザインコンペ

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持続可能な都市デザイン提案を実施する標記国際コンペのお知らせ 歩行者と公共交通機関を重視した都市デザイン、都市における新しいし水・廃棄物処理、都市農業提案などが求められています。 ---以下転載 Unleash Your Imagination The international living Building institute, in partnership with the national Trust for Historic Preservation, invites the world’s most talented and daring designers, planners, artists and animators to create a new global vision: a breathtaking, compelling model for the future of civilization. Unleash the power of your imagination to envision a city capable of thriving through the centuries – one that will heal the land and prove that the human species can in fact live, in the words of E. o. Wilson, as ‘part and parcel with creation’. We have inherited and reproduced a built environment based on the catastrophically flawed premise of unlimited resources and infinite room for expansion. our infrastructure isolates us from the ecosystems we inhabit; what James Howard kunstler has described as a “Geography of nowhere” blinds us to the specificity of place.

The International Wildlife Crossing Infrastructure Design Competition(続報)

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以前、このブログでも紹介した野生生物のエコロジカルネットワーク保全のための橋梁デザインコンペの続報です。 今回、5組のファイナリストが発表されています。 Janet Rosenberg & Associations (Toronto) HNTB Engineering with Michael Van Valkenburgh & Associates (New Yok) The Olin Studio (Philadelphia) Zwarts & Jansma (Amsterdam) Balmori Associates (New York) 土木設計事務所だけでなくランドスケープデザイン事務所が多く残っていますね<当然ですが コリドーとしての機能面や施工手順も興味深いのですが、何よりも橋そのもののデザインが秀逸です 是非チェックしてみてください。 個人的にはやはりOLIN事務所案が一押しです ■関連サイト コンペ概要: http://www.arc-competition.com/welcome.php ファイナリスト紹介ニュース: http://www.bustler.net/index.php/article/next_generation_of_wildlife_crossings_un-vailed_in_arc_competition/

生物多様性とまちづくり/環境講習会

表記セミナー情報です。 紹介が遅く(すいません)、申し込み期限が過ぎてしまいましたが念のため --(以下転載) 建設コンサルタンツ協会 第11回環境講習会 『生物多様性とまちづくり』 「生物多様性」とは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊か さやバランスが保たれている状態を言い、さらに、生命の進化・絶滅という過去から未来への 変化をまでを含めた幅広い概念です。 一般には、生態系の多様性、種の多様性、遺伝的多様性のそれぞれの保全が必要とされています。 今ほど都市化が進む前には、日本には、主に里山に代表される環境で生物の多様性が確保されて きましたが、現在、われわれの多くが生活している「まち」では、生物多様性を実感できるだけ の環境は限られていると考えられます。 本年10月には、地球上の多様な生き物を守るため、世界約190の国と地域から約7,000名が集 まって「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が名古屋市で開催され、将来に向けた 様々な活動目標が示される見込みです。 このたび建設コンサルタンツ協会関東支部の環境専門委員会と都市計画専門委員会が協力し、 まちづくりにおいて、今後必要とされる生物多様性に焦点をあて、環境講習会を開催すること になりました。 そこで本年度は、「生物多様性とまちづくり」として、全国に先駆け生物多様性戦略を策定 した名古屋市における行動、民間の企業の活動事例、まちに見られる生物の生息地の評価手法 の3つの講演を設定し、会員企業はもとより、自治体担当者やまちづくりに関わる研究者・各種 機関など幅広い主体を対象に、講師と参加者の質疑応答・意見交換を通じて、参加者が都市部 における生物多様性に関して自ら何ができるかを考えていく場を提供することを目的に、下記 の要領で開催致します。多くの皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。    記 1 開催日時: 平成22年11月19日(金) 13:00~16:30 2 開催場所: 北区滝野川会館 大ホール         最寄駅:京浜東北線 上中里駅 徒歩7分、山手線 駒込駅 徒歩10分             地下鉄南北線 西ヶ原駅 徒歩7分 3 主  催: (社)建設コンサルタンツ協会関東

都市と生物多様性/都市計画287

��OP10も終わり、無事名古屋議定書と愛知ターゲットが採択されました。 一部では、次はCOP11インドだアースサミット2012リオだと盛り上がりを見せるほど、実りの多い会議であったのではないかと感じています。 参加した方は、国内外に新しいネットワークが出来たのではないでしょうか、 さて、COP10開催に合わせ多様な媒体で特集が組まれています 都市計画学会誌でも最新の都市計画287号で特集を組んでいます。 特集いきものとまちづくり-都市と生物多様性- --特集の目次を転載   「いきものとまちづくり-都市と生物多様性」の編集にあたって 大石智弘・中村 仁 生物多様性を通じた地域づくり 中瀬 勲 都市における生物多様性・生態系サービスを考える  ローカルな政策と科学の対話の課題 香坂 玲 都市における緑地の再生と管理の実践:生物多様性イノベーション 森本幸裕・田端敬三 戦略的な緑地創成を可能にする生物多様性オフセット ~諸外国における制度化の現状と日本の展望~ 田中 章・大田黒信介 コウノトリが紡ぐまち-兵庫県豊岡市から- 遠藤美香 生物多様性ちば県戦略をまちづくりにいかす  ~都市と里山里海の将来ビジョン~ 中村俊彦 自然共生型流域圏から考える地域・都市環境の形成 池田駿介 都市におけるエコロジカルネットワークのあり方 一ノ瀬友博 練馬区におけるエコロジカルネットワーク  ~いきものまちづくり、いきものつながり~ 岩崎哲也 都市計画における「生物多様性」の意義-海外事例を踏まえて- 服部圭郎 持続可能なまちづくりにむけた企業の生物多様性への取組み 山田順之 都市デザインにおける生物多様性の表現 宮城俊作 都市の樹林地における鳥類の生息を規定する要因 加藤和弘 都市の生物多様性と法制度 交告尚史 「いきものとまちづくり-都市と生物多様性-」の編集を終えて 大石智弘・中村 仁 --- おなじみの、先生方の文章も勉強になりますが、ローカルなまちづくりの取り組みも紹介されており大変興味深い内容となっています。 私も「持続可能なまちづくりにむけた企業の生物多様性への取組み」というテーマで投稿させていただきました。 COP10開催前に発行された、日経BP社さんの日経アーキ、日経コンス

WHO Global Forum on Urbanization and Health 2010/神戸

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CBD-COP10関係の皆様>本当にお疲れ様でした。 会場では、ビジネスセクターに限らずNGOや行政サイド多くの方とお会いでき、 今後につながる意見交換ができたことが大きな収穫でした。 ブースやフォーラムを訪問していただいた皆様本当にありがとうございました。 さて今回、ご案内するのは、11月15日から17日に神戸で開催されるWHO(世界保健機関)のグローバルフォーラムです。 (以下サイトから転載)--- 「都市化と健康を考える」グローバル・フォーラム  「都市化と健康を考える」グローバル・フォーラムは、国家、地方自治体、大学・研究所、メディア、NGO(非政府組織)のリーダーたちが集い、知識を共有し、都市部の健康格差を是正するための都市政策の公約と実施を目標として、2010年11月15日から17日にかけて、兵庫県神戸市ポートピアホテルにて開催されます。 このフォーラムは、今年1年を通して世界保健機構(WHO)が推進する、都市における健康についての世界規模のキャンペーンの集大成となるものです。 【目的】 都市部における健康と、人々が等しく健康な生活を享受することに対する、行政・政策立案者の意識を高めること 官民間が経験を共有し、学ぶ機会となること 都市部における健康促進に向けたパートナーシップと多部門による活動について考える場となること 健康格差をなくすための継続可能な発展的活動を促進すること フォーラム最終日には、健康改善を主眼とし健康問題を全ての都市政策に反映させることを目指した「行動宣言」を取りまとめる予定です。 --- WHO神戸センターのビジョン「人々の健康は、健康な環境づくりから」に基づき、さまざまなプログラムが用意されています。 私も、イタリアのウディネ市長らとともにパネラーとして初日のセッションに参加させていただきます。 その他日本からは神奈川県の松沢知事や世界銀行の谷口駐日特別代表がスピーカーとして参加されるようです。 会場は、神戸ポートピアホテル 参加登録締め切りは11月5日です。 詳しくは下記サイトでご確認願います。 ■サイト 日本語: http://www.gfuh2010.org/index.php?p=1_14 英語: http://www.gfuh2010.org/ スピーカー: h

COP10 フォーラム/UST配信

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先日ご案内した、COP10 生物多様性交流フェア/フォーラム ”ミツバチを通して都市の生物多様性を考える” 当日の様子をUstream で配信することになりましたので、お知らせします。 配信日時:2010 年10 月26 日(15:30~17:30) 配信URL: http://www.ustream.tv/channel/kajimahoneybeeforum フォーラムの概要は以下の通りです。事前の見学会もあります。 -- 日 時:10 月26 日(火)15:30~17:30 場 所:名古屋学院大学 体育館 小会場1(70 名収容) 言 語:日本語 参加費:無料(当日先着順) 主 催:名古屋学院大学/鹿島建設株式会社 発表者:銀座ミツバチプロジェクト 副理事 田中 淳夫      名古屋学院大学 教授 水野 晶夫      日本工業大学駒場中学校高等学校 教諭 宮久保 知和子      鹿島建設株式会社中部支店 課長 森 泰実 進 行:鹿島建設株式会社環境本部 次長 山田 順之 <事前プログラム> 名古屋学院大学のライトコートにてニホンミツバチ見学会、及びポスター等の展示 14:00 - 15:00 ライトコート展示(14:30 から巣箱内部の紹介) <プログラム> 15:15 - 受付開始 15:30 - 15:35 フォーラムの趣旨説明 15:35 - 16:30 各プロジェクトの紹介   銀座ミツバチプロジェクト   名古屋学院大学   日本工業大学駒場中学校高等学校   鹿島建設株式会社中部支店 16:30 - 17:30 パネルディスカッション ■関連サイト 名古屋学院大学: http://www.ngu.jp/system/article/detail/1215 銀座ミツバチプロジェクト: http://www.gin-pachi.jp/ 日駒ニホンミツバチプロジェクト: http://www.nit-komaba.ed.jp/old-topics/topics/2010-05-11-005/index.html

TEEBだけじゃない生態系サービスの経済便益評価

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生態系と生物多様性の経済学/TEEBの最終報告書が公表され、注目を集めています。 たとえば、日経新聞では 生態系保全、年3.6兆円投資なら経済価値400兆円 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE3E4E5E6E0E2EAE2E0E3E3E2E0E2E3E29C9CEAE2E2E2;at=ALL という記事を出しています。 生物多様性の経済価値に関しては、今までは1997年にロバート・コスタンザがネイチャー誌で発表した研究データ年間33兆ドル(当時の全世界のGDPの約2倍)を用いるケースが多かったですが、これに加えて、TEEBの引用も増えるのでしょう。 ケーススタディとしては、オーストラリア・キャンベラの40万本の植林の価値などが提示されています。 TEEBの発表により、生物多様性の価値がわれわれの想像よりもずっと大きいこと、少ない投資で大きなリターンが得られることを理解できます。 生物多様性と経済との結びつきや全体像を議論するための材料として大変重要な発表であったと思います。 一方、個々のプロジェクトでどのような便益があるのかを理解するには、より小さいスケールでの評価手法や評価データが求められると思います。 私がよく参考にさせていただくのは、米国農務省(USDA)が発表している一連の研究データです。 たとえば、北カリフォルニアの街路樹では以下のような数値が発表されています。 Average annual costs over 40 years for tree care range from $10 to $33 per tree. • $10 (yard) and $17 (public) for a small tree • $11 (yard) and $24 (public) for a medium tree • $13 (yard) and $28 (public) for a large tree • $15 (yard) and $33 (public) for a conifer Average annual net benefits (benefits minus costs) per tree for a 4

The ”Green Gap” /COP10と株価

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��BD-COP10関連のニュース報道が増えていますが、モーニングスターから以下の話題が発信されています。 サイトから一部転載( http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=369587 ) -- 同会議の関連銘柄には、環境保護関連の全銘柄が該当すると言ってもよいが、まずは遺伝資源の保全という目標からの連想で農業関連銘柄が注目される。種苗大手のサカタのタネ < 1377 > や遺伝子研究試薬のタカラバイオ < 4974 > 、肥料関連でコープケミカル < 4003 > 、日産化学工業 < 4021 > 、植物工場絡みでキユーピー < 2809 > がある。独自の木材調達ガイドラインを策定している積水ハウス < 1928 > 、住友林業 < 1911 > 、ミサワホーム < 1722 > も面白い。  もう一つの切り口としては、生物多様性保全に対する積極的取り組みを表明している企業が挙がる。環境保護への取り組みを企業評価の重要な一指標とみなす機運が、欧米投資家には強い。この関連からは、08年4月に発足した企業の団体「企業と生物多様性イニシアティブ」(JBIB)の参加企業が要注目。JBIBは生物多様性に関する学習・研究・政策提言やステークホルダーとの対話を目標に掲げており、10年9月15日現在、本会員33社、ネットワーク会員14社で構成している。主な会員企業は以下の通り。 -- 遺伝資源関連や生物多様性に関する調達ガイドラインの有無、さらにはJBIBへの加盟などが株価の材料になると指摘しています。 この記事で思い出すのは、数年前に米国グリーン建築協議会(USGBC)が示していたグラフ。 協議会の加盟企業の株価推移(2000-2005)が、市場平均よりも高いことを解説していました。 この差をGreen Gapと呼びます。 Green Gapの認識が、LEED認証が米国で爆発的に広がる引き金になった面は大きいと思います。 いずれにせよ、さまざまなセクターが注目してくれるのは悪い話ではないと思います。 写真はCOP10の開会式の様子、今週来

GOOD DESIGN EXHIBITION 2010/ミッドタウン

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本年度のグッドデザイン賞が発表になり、10月8日から特別賞受賞作品などを紹介する”GOOD DESIGN EXHIBITION 2010”が六本木のミッドタウンで開催されています。(12/5まで) この展示は、本年度のグッドデザイン受賞作品1110件の中から、特別賞受賞作品など約100点の現物やパネルなどを紹介するもので、審査員の講評などもあわせて示されています。 会場にはロングライフデザイン賞を受賞した、コールマンのガソリンランタンや、ベスト15のダイソンの扇風機、中小企業庁長官賞の丸亀うちわなどが並んでいて、かなり楽しめます。 今回、小職らのグループも「生物多様性都市のデザイン」で、グッドデザイン・フロンティアデザイン賞をいただけることとなり、奥の方に展示していただきました。 我々の受賞対象作品に関しては多くの方のご支援ご指導の成果と思います。大変お世話になりありがとうございました>関係各位殿 ちなみに、展示会場はミッドタウン・タワー5階で、入場料は無料です。 追記 グッドデザイン賞のサイトでは応援メッセージが書き込めるようになっています。よろしければご感想などの記入をおねがいします! ■関連サイト 2010年度グッドデザイン賞受賞結果: http://www.g-mark.org/archive/2010/ デザインハブ: http://www.designhub.jp/ 鹿島プレスリリース: http://www.kajima.co.jp/news/press/201010/7e1-j.htm

COP10イベント関係のお知らせ

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テレビでご覧になられた方も多かったと思いますが、昨日から名古屋でCBD-COP10の一連の会議がはじまりました。 2年前のドイツCOP9(写真)では、現地での欧米のメディアの取材・報道と比べ日本のメディアにはほとんど取り上げられなかったのでちょっと心配でしたが、今回は逆に祭りのような盛り上がりになっているようにも見えました。 私は、所属するグループの出展ブースのお手伝いのほか、以下のフォーラムなどに参加します。 ①中部経済連合会・生物多様性フォーラム  日時  10月25日(月)  9時~17時  場所  名古屋マリオットホテル  概要  事例報告  「生物多様性都市への取り組み」        http://www.chukeiren.or.jp/emphasis/cop10.html ②国交省サイドイベント( テーマ:開発と生物多様性保全の調和)  日時  10月26日(火)  13時15分 ~ 14時45分  場所  名古屋国際会議場 211B  概要  事例報告  「民間事業者の生物多様性への取組み」 ③「生物多様性交流フェア」・フォーラム http://cop10.jp/fair/outline.html  日時  10月26日(火)  15時30分 ~ 17時30分  場所  名古屋学院大学白鳥学舎(フォーラムゾーン)  概要  フォーラム (各地のミツバチプロジェクトの報告ならびにパネルディスカッション)      「ミツバチを通して都市の生物多様性を考える」 ①は会員限定、②③は当日自由に参加できますが、②はCOP10会場のセキュリティーゾーン内での開催ですので、入場許可パスを持っていないと参加できませんのでご注意ください。 ちなみに、COP10の一連の会議の様子は下記サイトで中継されています。 http://webcast.cop10.go.jp/index.asp

原宿表参道・まち歩き・風歩き・いきもの歩き~2010.秋~/風船ウォーク

お世話になっている方から、興味深いイベントの周知を依頼されました。 風船を使って都市環境を「見える化」するアイディアは見事ですね。 ご都合のつくかたは是非ご参加ください! 以下コピペです--- *------*------*------*------*------*------*------*------*------*  「原宿表参道・まち歩き・風歩き・いきもの歩き~2010.秋~」    ―脱温暖化・生物多様性保全へ向けた都市文化の創造― *------*------*------*------*------*------*------*------*------* 今年は10月に日本でCOP10が開催されるなど、国内のみならず世界からも生物 多様性への関心が高まりつつあります。温暖化防止へ向けた取り組みも避けては 通れない時代に、この表参道という場所で子どもや若者を対象としながら、「生 物多様性」「脱温暖化」をキーワードとした新しいブランド価値を創出し発信し ていくことを目指すプロジェクトを企画しました。時代の新しい文脈(物語)が 生まれ価値が創造される場である原宿表参道を起点に、都市へと風の道・生きも のの道を広げる取り組みを展開していきます。 このプロジェクトの一環として、10月にイベントを開催いたします。第1弾と して8月に行ったイベントでは、明治神宮の大きな森から街に流れ込む涼風や生 き物の道を感じながら表参道を歩き、新たな文脈で都心に潜在する価値の発見を 行いました。 第1弾の様子はこちらをご覧ください↓ HP: http://www.kasumigaura.net/asaza/omotesando/event/index.html また、COP10の開催にあわせ、10月に風船トークと風船ウォークイベント第2 弾を実施いたします。秋の風や生き物の道を感じに、原宿表参道へ出かけてみま せんか? (1)風船ウォーク「まち歩き・風歩き・いきもの歩き~2010.秋~」  日時:2010年10月17日(日) 10:00~/15:00~(雨天の場合は24日に延期し     ます)  集合場所:神宮橋(原宿駅「表参道口」から明治神宮へ向かう途中にある橋)  定員:各回50名 風船になぐらし(沖縄県多良間島の子ども達のメッセージが入ったサ

Minneapolis Riverfront Design Competition

アメリカ五大湖の近くミネアポリスを流れるミシシッピ川の両岸をフィールドとした、表記コンペが募集されています。 http://minneapolisriverfrontdesigncompetition.com/ Minneapolis Riverfront Design Competition The Minneapolis Park and Recreation Board (MPRB) and Minneapolis Parks Foundation, along with creative partners University of Minnesota College of Design and Walker Art Center, are sponsoring a design competition addressing Minneapolis’ upper riverfront, the area extending from the Stone Arch Bridge to Minneapolis’ northern city limits, along both sides of the Mississippi River. This project builds on the MPRB award-winning 2000 master plan and is the first demonstration project of the Minneapolis Parks Foundation’s “Next Generation of Parks” – a design-driven vision for a 21st century park system. なかなか魅力的な内容ですが、COP10対応でどうにも手が出ません。。 どんな提案が出てくるのか楽しみですね 別件ですが、会社での取組みの一部がウェッブサイトで公開されましたのでご報告します いのちの共生を、未来へ ~生物多様性と企業の取組み~ http://www.kajima.co.jp/news/digest/oct_2010/feature/index-j.html

City Park Facts

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公園の価値を推し量る重要な指標として”入園者数”があります。  TPLの City Park Facts 2010 によると、全米の入園者数が多い都市公園ベスト10は以下の通りです。 1 Central Park        New York,N.Y.    25,000,000 2 Lincoln Park        Chicago, Ill.      20,000,000 3 Mission Bay Park     San Diego, Calif.   16,000,000 4 Balboa Park        San Diego, Calif.   14,000,000 5 Golden Gate Park    San Francisco, Calif. 13,000,000 6 Forest Park        St. Louis, Mo.     12,000,000 6 Griffith Park        Los Angeles, Calif.  12,000,000 8 Coney Island Beach and Boardwalk New York, N.Y. 10,600,000 9 Fairmount Park      Philadelphia, Pa.    10,000,000 9 The National Mall     Washington, D.C.    10,000,000 1位はやっぱりセントラルパークですが、ワシントンDCのモールが9位というのは意外でした。  ちなみに、カテゴリーは異なりますが日本国内では東京ディズニーランドとディズニーシーあわせて年間2500万人の入園者数を達成しています。  その他は、たとえば国営沖縄記念公園が612万人(2008年度)上野動物園が290万人(2008年度)、新宿御苑は約100万人、、 もちろん、広さや有料施設の有無なども影響すると思いますが、日本国内の都市公園の有効活用についてはまだまだ検討の余地がありそうですね。 ■サイト http://www.tpl.org/content_documents/citypark_facts/ccpe_LargestOldestandMost_Visited_Parks

生物多様性の保全/NTTグループ

このブログでお世話になっている、NTTグループのCSR年次報告サイト2010がアップされました。 本年は生物多様性の保全が特集されています。 アニマルパスウェイや 環境goo、緑のgoo、ドコモの森の話題などが紹介されています。 私もステークホルダーからの声ということで、コメントさせていただきました。 ■サイト http://www.ntt.co.jp/csr/2010report/special/biodiversity03.html

インターネット都政モニターアンケート結果

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先日、東京都から「生物多様性」をテーマとした表記アンケート結果の発表がありました。 このアンケート調査は、国際生物多様性年であることから実施されたもので、生物多様性に対する認知度、自然環境の保全や自然との関わり方に関する都民の意識を調べたものです。 主な調査結果は以下の通りです(東京都HPより) --- 調査結果のポイント 「生物多様性」という言葉について 『知っていた(計)』 68%『言葉の意味を知っていた』(34%)+『意味は知らないが、言葉は聞いたことがあった』(34%) 住まい周辺の動植物の種類について 『減少したと感じる(計)』 46%『変化はない』 24%『増加したと感じる(計)』 15% 住まい周辺の自然環境のあるべき姿について 『周辺の自然は十分とはいえないので、充実させたほうがよい』 52% 日常生活の中で自然の豊かさを感じる場面について 『散歩などで近くの公園に行ったとき』『奥多摩・檜原・高尾等にある森林や自然公園に行って自然に触れたとき』『鳥や虫の鳴き声を通勤途上や自宅周辺など身近な場所で聞いたとき』『海や川などの水辺を眺めたり、遊んだりしたとき』が60%前後でほぼ並ぶ。 環境に配慮した企業に対して 『同じ値段であれば、環境に配慮した商品を買う』 71% 『都市において再開発を行う際に、緑を多く創出して、動植物などの生き物が共生できる住みよいまちづくりに配慮する』活動に期待する 63% ---  印象深かったのは、”企業活動への期待度” Q9 自然環境や生き物に配慮した活動を企業が実際に行っているいくつかの内容を次にあげました。あなたが、これらの活動の中で企業に特に期待している項目を次の中から3つまで選んでください。 という問いに対して、 63%の方が、「都市において再開発を行う際に、緑を多く創出して、動植物などの生き物が共生できる住みよいまちづくりに配慮する」を選び、「省エネ・省資源など地球温暖化防止への取組みを実施する」(45%)を上回り、1位となっています。 もちろん、生物多様性の流れで質問されているので、多少のバイアスはあると思いますが、環境問題の主流が今年を境に少しずつ変わっていることを示していると思います。

Corporate Biodiversity Management Handbook

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企業の生物多様性への取組みを紹介している、” Corporate Biodiversity Management Handbook”がオンラインで閲覧可能になりました。 この資料はドイツ政府が取りまとめたもので、ビジネスと生物多様性イニシアティブリーダーシップ宣言に参加する企業の事例などが紹介されています。ご参考まで --Contents Foreword by Germany’s Federal Environment Minister Dr. Norbert Röttgen 1 Introduction 2 Fields of action 3 Business cases for biodiversity 4 Operationalisation  4.1 Management cycle  4.2 Screen and identify fields of action  4.3 Set objectives, plan processes and activities  4.4 Methods and tools 5 Outlook 6 Endnotes -- ■サイト http://www.business-and-biodiversity.de/en/handbuch/welcome.html

2010 ASLA STUDENT AWARDS

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ALSAエキスポに先立ち、本年度のSTUDENT AWARDSが発表されました。 今年は下記のカテゴリーで計32のプロジェクトが受賞しています General Design, Residential Design, Analysis and Planning, Communications, Research, Community Service and Student Collaboration. 32作品のデザインコンセプトやプラン/デザインはすべてWEBSITEで閲覧できます。 個人的に興味を引いたのは、Cecil Howellの”Vacant Lot Library” サンフランシスコの空き地を対象に”wall”を設置してライブラリーとして活用するプランです。 計画地の解析やディテールデザインもうまくまとめている印象でした   (ASLAのサイトより) 32すべてを見るのは大変ですが、このプロジェクトだけでも一見の価値はあると思います。 全体としては例年通り、ハーバード、バークレイ、トロントなど有名大学の学生が受賞していますが、中でも韓国系の学生が多数入賞しているのが印象的でした。 ■サイト http://www.asla.org/2010studentawards/

COP10パートナーシップ事業/名古屋東急ホテル

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今日は、シンガポールからの投稿です… 名古屋ニホンミツバチプロジェクトの輪が広がります 名古屋市の中心部「栄」で集めた二ホンミツバチの蜂蜜を、期間限定で名古屋東急ホテルで味わうことが出来ます。 プロの手でどんな味に仕上がるのか楽しみです    一日5食限定ですので、お早めに、、 ■サイト http://www.nagoya-h.tokyuhotels.co.jp/restaurant/grindelwald/details/2010/08/23-1016.html

ASLA Annual Meeting & EXPO 2010

6000人以上が集まり130以上の教育プログラムが準備されている、ASLA年次総会 今年は9/10-13まで 首都ワシントンDCで開催されます プログラムをちら見すると、Agriculture/ Livable Communities/ Green Infrastructure Investment / Wastewater Treatment / Therapeutic Design などのキーワードが掲載されています。 General sessionsでは ・Landscape Architects and Urban Agriculture ・Landscape Architecture and Public Health というホッとな話題を取り上げています。 個人的に面白いなと思ったのは、たとえば、プレゼンテーションのスキルを紹介する Beyond PowerPoint®: Delivering Killer Presentations など、非常に実践的なセッションが用意されていることです。 アカデミックな話題から、実践的内容まで幅広いプログラムが用意されてます 余談ですが、条約を締結していないからというわけではないと思いますが、biodiversityという言葉は一般的に使っておらず、urban ecosystem, いない ■サイト

Reading Viaduct Project

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7/14のNYタイムズの記事で、HIGH LINEの成功がいろいろな都市に広がっていると紹介されています。 記事によると、シカゴなどの米国内だけでなく、ロッテルダムや香港の都市計画関係者がアイディアを求めてきているそうです。 その中で、フィラデルフィアのReading Viaduct Projectが紹介されています。 このプロジェクトはハイラインと同様に、都市中心部の鉄道高架橋跡地を公園として再整備する計画で、幅が60フィートとハイラインよりも多少広いようです。(詳しくはサイトで確認してください。) これらのプロジェクトで共通して言えることは、地元の有志が発起人になっていること、寄付金を集めていること、多様な関係者が建設的な議論を実施していることなどでしょうか。 過去に構築しその使命を終えた都市インフラに、再び命を吹き込むこのような再生プロジェクトは、経済合理性だけでなく、取り壊しなどにともなう環境負荷の低減にもつながります。 日本も他国から参考にしてもらえるようなプロジェクトを進めてかなきゃですね。 ■サイト NY TIMES: http://www.nytimes.com/2010/07/15/arts/design/15highline.html?_r=3&em Reading Viaduct Project: http://www.readingviaduct.org/index.html

生物多様性と企業活動/月刊Business i. ENECO

標記環境雑誌の9月号が発行になりました。特集で”生物多様性と企業活動”を組んでいます。 有識者のレポートに加え、企業担当者の取組み事例が紹介されています。 --特集の目次 月刊Business i. ENECO 9月号 2010 September No.511 【特集】 生物多様性と企業活動 ・ COP10議長国として“自然の恵み”の継承に尽力 ・ COP10の見通しと民間参画の行方 ・ 企業経営のチャンスとリスク ・ 鹿島 ミツバチ、カニを守る「街づくり」を実践 ・ 積水ハウス 「5本の樹」計画で住まいの付加価値も同時に提供 ・ 東京電力 尾瀬の自然保護と湿原回復に責任と誇りをもって取り組む ・ 帝人 全員参加・地域社会との連携で環境経営を推進 ・ リコー 各事業領域での影響を数値化、負荷低減に取り組む ・ COP10に向けてエネルギー業界はどう行動すべきか (以下略) --- 表紙は我々の提供したニホンミツバチの写真が採用されてます。 それにしても、COP10の祭り効果で”生物多様性”に注目が高まっていますね。アマゾンで調べたらタイトルに”生物多様性”を含む新刊は今年だけですでに28冊も出版(予定も含む)されていました! ちなみに2009年は13冊、2008年は4冊です。今年もまだ数ヶ月あるので、3倍増にはなりそうですね。 雑誌まで含めた数字>だれか調べてください。 最近、宣伝が多くなり恐縮ですが、、アーカイブとして記録を残していますのでご容赦ください<(_ _)> ■サイト http://www.fujisan.co.jp/Product/1281687387/b/405897?link=side

President Lee receives CBD Award

韓国の李大統領がCBD(生物多様性条約)アワードを受賞されたそうです。 2007年のタイム誌でも”Hero of the Environment”として紹介されているんですね。 ■サイト http://www.cbd.int/doc/press/2010/pr-2010-08-24-award-rok-en.pdf

来週のイベント

COP10を控え、生物多様性関連のイベントが盛り上がってきました 来週は次の2つの会議/セミナーに参加します ■Hitachi eco conference 2010 in singapore http://www.hitachi.com.sg/eco_conference2010/ The Hitachi Eco Conference 2010 is in line with Hitachi's Environmental Vision 2025, which is a long-term plan to preserve the environment and realise a sustainable society through global warming prevention, eco-system conservation and the sustainable use of resources. Through this conference, Hitachi aims to tap on the experience of notable speakers to promote environmental awareness among the business community in Singapore. In conjunction with the Eco Conference, there will be a showcase of eco-technologies through an exhibition. ■滋賀銀行サタデー起業塾 http://www.shigagin.com/company/business/saturday/schedule.html#MAPS 3 年目の今年は、 10 月に名古屋で開催される COP10 (生物多様性条約第 10 回締約国会議)を見据え、「気候変動」「生物多様性」をキーワードとした環境ビジネスのヒントを提供します。 <o:p></o:p> ≪プログラム≫  Program<o:p></o:p> 第 1 部 環境ビジネス最前線 <o:p></o:p> 今注目さ

Central Park Conservancy Film Festival

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ニューヨークのセントラルパーク内で本日(24日)から28日まで無料の野外映画祭が開催されます。 このイベントは毎年実施しているもので、公園北部に広がる”シープメドウ”に仮設のスクリーンを設置して開催しています。 今年のプログラムは以下の通り -- Tuesday, August 24: Fame  (1980) Wednesday, August 25: The Taking of Pelham 1 2 3  (2009) Thursday, August 26: Saturday Night Fever  (1977) Friday, August 27: King Kong  (1933) Saturday, August 28: Viewers' Choice: Manhattan (1979) --- 雨天決行というところがアメリカらしいですが、さすがに、アルコールやビデオカメラの持ち込みはNGのようです。 米国では他の多くの都市公園でも同様のイベントを実施してます。都市インフラとしての公園の利用方法として興味深いですね、   ■サイト http://www.centralparknyc.org/visit/things-to-do/family-community/the-central-park-conservancy.html

生物多様性の開発デザイン/ランドスケープデザイン74

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 標記雑誌が発売になりました。 今号は71号に引き続き「生物多様性」の特集となっています。 --(目次を転載) ■特集 生きものと共につくる生物多様性の開発デザイン INTERVIEW ・山田順之(鹿島)  生物多様性のバリューを「見える化」することで年に循環型の暮らしを取り戻す ・三谷景一郎(対馬造園店)  グランドメゾンの顔、生きもののための風景を確かな造園技術でつくり続ける造園家 ・小松尚美(都市緑化基金)  生物多様性の企業努力を認めながら活動をバックアップする COLUMN  専門家が答える生物多様性保全活動に取り組むためのQ&A SPECIAL INTERVIEW  松粼喬(大日本コンサルタント)  生物多様性と開発を語る。 CASE STUDY ・ミツカンよかわビオトープ  ランドスケープ設計=ランドスケープデザイン 関西支社  ビオトープ設計=里と水辺研究所  ランドスケープ施工=鹿島 関西支店  運営支援=兵庫県立人と自然の博物館 ・ダイキンアレス青谷  ランドスケープ設計=愛植物設計事務所  ランドスケープ施工=内山緑地建設 関西支店 ・DNP創発の杜 箱根研修センター第2  ランドスケープ設計=田賀意匠事務所、風土形成事務所、アイ・エヌ・エー  ランドスケープ施工=ノザワ、あおき宴ほか REPORT  都市における生物多様性とデザイン(URBIO 2010)  日本造園学会全国大会 LANDSCAPE WORKS ・石神井公園ふるさと文化館  建築設計=山下設計 特殊緑化デザイン=西田正穂 ・福岡山王病院・福岡国際医療福祉学院  ランドスケープ設計=デザインネットワーク ・LEXUSオマーンショールーム  造園設計=綜合庭園研究室 ・武田薬品研修所・宿泊寮  ランドスケープ設計=景観設計室タブラ・ラサ CLOSE UP ・カラーズ芦屋ガーデン REGULARS ・「景」を巡る 大場信義 ・NEW FACE 富本亮太 ・日本のランドスケープ・アーキテクト 小出兼久 ・ランドスケープダイバシティ:森林の風景から地域を考える  伝統の森林風景(ランドスケープ) ・生物多様性を巡るリレートーク  生物多様性活動の関わり方とデザイン  河原司×篠沢健太×武田重昭 ・中国のランドスケープデザイン・プロジェクト獲得の方法 ・ビ

エコのわvol6/豊島区環境情報誌

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豊島区が発行する環境情報誌「エコのわ」 8月に出た最新号vol6は「生物多様性」特集です。 -- 今回のテーマは「生物多様性とは・・・」  普段あまり聞きなれない「生物多様性」という言葉ですが、実は私たちの生活と密接に関わり合っています。私たち人間も生物との大きなつながりの中で生きています。「生物多様性」に富む豊かな自然環境を次の世代に残すためには、どのようなアクションを起こせばよいか考えてみませんか。  また、エコのわ編集スタッフが参加した「プールのヤゴ救出作戦!」、環境に配慮した事業を行っている「エコのわカンパニー」、まちで活動している方々の声などを掲載しています -- 小職も、生物多様性に関するコラムを紹介させていただきました。 ニホンミツバチプロジェクトと環境教育も掲載されています。 ■サイト http://www.city.toshima.lg.jp/kankyo/gakushu/15022/019511.html

「国土の国民的経営」実践ガイドブックⅠ部、Ⅱ部

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国土交通省で、昨年3月に発行された『自然と未来と共に生きる知恵と工夫のある暮らし~「国土の国民的経営」実践ガイドブック~』第Ⅰ部につづき、 今回「~使って守ろう、日本の国土。~」第Ⅱ部が発行になりました。<Oさん情報サンクスです。 国土から得られる豊かな恵みを将来の世代へと受け継いでいくためには、土地所有者や公的な主体による努力を基本としながらも、国民一人ひとりが国土に愛着を持ち、直接的・間接的に(※)様々な方法で、美しく豊かな国土の保全・形成に取り組んでいくこと(これを『国土の国民的経営』と呼んでいます。)が大変重要です。 とのことで、自然の恵みの内容、自然にかかわる様々なアンケート結果、企業と自治体、大学と行政などの協働事例などが紹介されています。 Ⅱ部のP80からは、 VOL1:適切な活動目的設定のためのチェックシート VOL2:活動目的・組織の特性に適した活動選択のためのチェックシート VOL3:活動をより有効で持続的なものにするためのチェックシート の3つのセルフチェックシートが用意されています。  たとえば、適切な活動目的設定のためのチェックシートでは、次のような問いに回答しながら自らの組織と自然資源(国土)との関わりを洗い出すことができるようです。 本業で使用している原材料のうち、自然資源由来のものはないか?  ある/ない ちなみに、ガイドブック利用方法は以下の通りです。 --   当ガイドブックは、ご自由にダウンロードいただき、講演、研修、会議等においてご自由にお使い頂けます。なお、今後の業務の参考とするため、ご活用いただいた状況やご活用方法(目的、場所、参加人数など)を担当までご連絡頂ければ幸いです(任意)。     ■サイト 国土交通省: http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/kokudokeikaku_tk3_000014.html 実践ガイドブック第Ⅰ部: https://www.mlit.go.jp/common/000048368.pdf 実践ガイドブック第Ⅱ部: http://www.mlit.go.jp/common/000120630.pdf

中里斉展/国際版画美術館

ペンシルベニア大学でお世話になった中里斉先生が先月亡くなられたとのニュースがありました。 先生はNYを拠点に、実験的な版画や絵画を制作されていました。その作品の素晴らしさは言うまでもありませんが、暖かく朗らかな人柄で、いろいろな芸術家の裏話などを楽しく拝聴した記憶がよみがえります。 ちょうど、8/8まで町田市の国際版画美術館で「モダニズム・ニューヨーク⇔原風景・町田 中里斉展」が開催されているそうです。 お元気であれば、8月6日(金)と8日(日)に中里先生によるフロアー・レクチャーが予定されていたそうですが、残念です。 中里先生本当にお世話になりました。 ■関連サイト 中里斉展: ttp://www.city.machida.tokyo.jp/event/shisetsubetsu/hanga/kikakuten/kikakuten03/index.html

国際コンペ

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 ■プレイアブル2010国際デザイン・コンペ 締 切 提出:2010年10月1日(金)。 窓 口  http://www.PlayableDesign.org/ 概 要 プレイアブル2010コンペは,世界のデザイナーに,遊び場の施設や空間をデ ザインしてもらうコンペ。楽しく魅力的で場所の感覚に満ちた遊具や空間によって, 子供のみならず大人も外部で遊べるようにするもの。近年の子供たちは,コンピュー タのスクリーンの前に座っている時間が長いので,外部で運動させることが重要であ る。 資 格 世界のデザイナー,建築家,他。  賞  遊び場の最優秀賞は,アトランタのウッドラフ・パークに建設。コミュニテ ィ・ガーデンの最優秀賞は,アトランタ・ベルトライン上に建設の可能性がある。 主 催 Georgia Tech & Atlanta Taskforce on Play(ATOP) ■サイト http://www.PlayableDesign.org/

PARK(ing) Day 2010

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1日限りですが、道路の駐車スペース(Parking)を公園(Park)にしようというイベント PARK(ing) Day </embed> Find more photos like this on PARK(ing) Day Network 昨年の資料には以下のように紹介されています PARK(ing) Day is about re-imagining the possibilities of the metropolitan landscape. このイベントは、2005年に米国のサンフランシスコではじまりましたが、昨年はイギリスや韓国でも実施されたそうです 今年は9月17日に開催するとのアナウンスされています。 チャンスがある方は日本でも是非! ■関連サイト http://www.parkingday.org/

TEEB for Business report 発行

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TEEB/The Economics of Ecosystems & Biodiversity(生態系と生物多様性の経済学)のビジネス分野のレポートが本日(7/13)に発行されました. 現在、英国ロンドンで開催されている、Global Business of Biodiversity Symposium(GBOB)に合わせて発表したものです。 興味深いデータ、情報が数多く紹介されています。 たとえば、P11の表に示されている Emerging markets for biodiversity and ecosystem services では 認証農産物の市場が 2008年 $40billion ⇒ 2020年 $210billion FSCなど認証木材市場が 2008年 $5billion ⇒ 2020年 $15billion 自主r的な生物多様性オフセットの市場が 2008年 $17million ⇒ 2020年 $100million に拡大すると推測されています。 ほかにも、Key action points for businessなど重要な情報が盛りだくさんで、必見です。 朝日新聞さんもニュース記事を掲載されていますね。 ちなみに、中間報告は日本語訳が出ています。   ■サイト TEEB公式: http://www.teebweb.org/ 中間報告(和約): http://www.cbd.int/iyb/doc/prints/teeb-jp.pdf 2008/12/5のブログ: http://blog.goo.ne.jp/yyoriyuki/e/718a7d36b7d639ce96fee0fee3dcbc9d

自然体験と学歴・年収の相関

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自然とのふれあい活動の重要性はここで繰り返すまでもありませんが、その効用に関する定量的なデータはまだまだ少ない状況です。 今年5月に、国立青少年教育振興機構が ”子どもの体験活動の実態に関する調査研究 (中間報告) ” を発表しました。 発表資料によると次の点が指摘されています。 結果① 子どもの頃の体験が豊富な大人ほど,やる気や生きがいを持っている人が多い 結果② 友だちの多い子どもほど学校好き,憧れる大人のいる子どもほど働くことに意欲的 結果③ 小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわり,小学校高学年から中学生までは地域や家族とのかかわりが大切 結果④ 年代が若くなるほど,子ども頃の自然体験や友だちとの遊びが減ってきている たとえば、子どもの頃に「自然体験」や「友だちとの遊び」などの体験が豊富な人ほど、学習に対する意欲や関心、「電車やバスに乗ったとき,お年寄りや身体の不自由な人には席をゆずる」といった規範意識、「社会や人のためになる仕事をしたい」といった職業意識が高くなる結果がでたそうです。 また、子どもの頃の体験が豊富な人ほど、最終学歴が大学もしくは大学院と回答した割合が高くなり、年収も高くなる傾向がみられたそうです。 数値を見てみると、 年収500万円以上の方が体験が多い>33.8%に対して、体験が少ない人>23.1% 自然破壊への意識では、「人間の生活のために自然が破壊されるのはやむをえない」との回答が、体験が多い>10.3%に対して、体験が少ない人>24.9% といった結果がしめされています。 データ量が多いので読み込むのが大変ですが、大変興味深いデータが紹介されていますので概要だけでも眺めるとよいと思います。 インターネットの調査とのことで、データの取り扱いには配慮が必要と思いますが、奥山・里山エリアだけでなく都市域においても自然とのふれあい機会を増やすためのデータとして活用できそうです。 ■参考 子どもの体験活動の実態に関する調査研究 (中間報告) : http://www.niye.go.jp/houkoku_srch/chosa_cts.php?insid=110

ビジネスと生物多様性>2冊出版(予定)

ビジネス・企業と生物多様性関連の書籍出版のお知らせです。 1冊目は最近出版された、 「生物多様性民間参画ガイドライン」(成山堂書店/環境省自然環境局編) 私も参加させていただいた”生物多様性企業活動ガイドライン検討会”で取りまとめられた企業が生物多様性に取り組むための指針が掲載されています。 その他、先進企業の活動事例や関連法規・条約も紹介されています。 ■参考リンク 環境省(要約): http://www.biodic.go.jp/biodiversity/bbgl/20-4/4_4.pdf 成山堂書店: http://www.seizando.co.jp/index.php?main_page=product_info&manufacturers_id=&products_id=1096 2冊目は7月22日に出版予定の 企業が取り組む「生物多様性」入門(日本能率協会マネジメントセンター /足立直樹監修) 内容紹介:名古屋のCOP10を迎えてますます話題の高まる「生物多様性」ですが、企業は『いったい何をすればよいのか?』『どうやって取り組むのか?』、大変わかりづらいテーマでもあります。 本書は、14の国内先進企業・団体がそれぞれ自分達の取り組み・プロセスを語るとともに、豊富な海外事例を紹介する1冊です。 これから取り組む企業はもちろん、すでに進めている企業にも有益なヒント満載です。    私も共同執筆者の一人として企画段階から参加させていただきました。 内容紹介にもあるとおり、企業の担当者自身が苦労話も含め執筆しているので、迫力ある内容にまとまったのではないかと思います。 ■参考リンク JMAM: http://shop.jmam.co.jp/book/1245348_1453.html  書店に並びましたら是非ご覧ください。

東京都緑の大賞

「東京都緑の大賞」創設のお知らせを頂戴しました。 この賞は身近な緑化部門/大規模緑化部門/既開発地の緑化部門の3部門を設定し、以下の項目を総合評価で審査するそうです ① 緑の量 地上及び建築物上の緑化面積をより広く確保するとともに、高木などの樹木により量感のある緑化をしていること。 ② 景観・美観・デザイン 周辺の緑やオープンスペースとの連続性への配慮、周囲の街並みとの調和、彩りの工夫などにより、緑化による美しい景観を生み出していること。 ③ 生物生息環境への配慮 都市緑化を動植物の生息空間(ハビタット)として認識し、植栽樹種や配置等に配慮していること。 ④ 緑とのふれあい・安全性・快適性 緑化施設が公開され、地域住民や一般利用者が安全、快適に緑とふれあうことができるよう配慮していること。 ⑤ 緑化技術・創意工夫 新たな緑化場所の創出や、維持管理の特段の工夫、新技術の導入など、緑が豊かにいきいきと育つ緑化技術の工夫をしていること。   応募スケジュールなど詳細はリンク先をご覧ください。 ■参考 http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2010/06/22k6l100.htm

Urban Design Competition in Qianhai

最終選考にOMAや日建設計、SWAなど10チームが残っていた、中国・ 深センの臨海部を対象としたデザインコンペで、Field Operationsが優勝したとの発表がありました。 FOのアイディアは、水害などが課題となっている当該地区(18㎢)に、5本の運河”Water Fingers”を創出するものとなっています。 --- The proposal breaks the site into 5 manageable development sub- districts through the introduction of five “Water Fingers” that extend along the line of the existing rivers and channels, connecting the adjacent city perpendicular to the harbor’s edge. These Fingers function as both innovative hydrological infrastructures and new public parkland. They process and remediate stormwater, while expanding the amount of development frontage onto public open spaces that structure and organize the larger city. --- 他のチームの提案も気になりますね。 それにしてもジム/FOの巧みな提案にはいつも驚かされます。模型(リンク先参照)も彩度の高い赤や緑を多用していて、いかにも中国を意識した雰囲気に仕上がっています(笑) ■リンク: world landscape architect: http://www.worldlandscapearchitect.com/field-operations-wins-qianhai-urban-design-competition/ 深センデイリー: http://szdaily.sznews.com/html/2010-06/21/content_1121028.htm

生物多様性とまちづくり/アーバン・アドバンス52

名古屋都市センターが発行する機関誌アーバン・アドバンス 最新のNo.52では”生物多様性とまちづくり”の特集が組まれています  ---(目次から転載) 【特集】生物多様性とまちづくり   都市の生態系と里地里山の再生 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 武内 和彦 東山動植物園と都市林「東山の森」の再生に向けて~ローカルな科学と政策の対話~ 名古屋市立大学大学院経済学研究科 准教授 香坂 玲 生物多様性をめぐる国際的動向と都市・地方自治体の役割~3Rから4Rへ~ IUCN (国際自然保護連合)グローバル・ポリシー・ユニット シニア・プロジェクト・オフィサー 古田 尚也 横浜市水と緑の基本計画と市民協働 横浜市都市経営局政策課 西高 幸作 河川水辺の生態系と生物多様性~名古屋の都市河川のいま・むかし~ 名古屋市水辺研究会 代表 國村 恵子 ニホンミツバチプロジェクト~都市域における生物多様性への取組み~ 鹿島建設株式会社環境本部地球環境室 次長 山田 順之 --- 小職も、ミツバチとまちづくりについて話題提供させていただきました。 ■リンク先 http://www.nui.or.jp/urban/index.html

Urban Biodiversity/MONOCLE誌掲載

ロンドンで発行されている「MONOCLE」誌は、Wallpaperを創刊したタイラー・ブリュレ氏が編集長を務める国際色豊かで知的でハイセンスな雑誌です。(あの中田英寿さんも編集に関与しているそうです。) 明日販売になる最新号のJuly/August double issueでは、世界の都市のQOLを調査した”25 Most Liveable Cities”などが特集されています。 (下記リストは2009年のもの) 1. Zurich 2. Copenhagen 3. Tokyo 4. Munich 5. Helsinki 6. Stockholm 7. Vienna 8. Paris 9. Melbourne 10. Berlin 11. Honolulu 12. Madrid 13. Sydney 14. Vancouver 15. Barcelona 16. Fukuoka 17. Oslo 18. Singapore 19. Montreal 20. Aukland 21. Amsterdam 22. Kyoto 23. Hamburg 24. Geneva 25. Lisbon また、Businessの項では”都市の生物多様性/Urban Biodiversity”で小職への取材記事を掲載していただいたようです。 プロモーションビデオに少しだけ出てました、、 http://www.monocle.com/35_promo/ まだ見てないのでどんな記事になっているのかとても楽しみです。 ちなみに、青山ブックセンターなどで購入できるそうです。 ■モノクル公式サイト: http://www.monocle.com/

カエル、チョウ、イタチ、、/シカクいアタマをマルくする

日能研のシカクいアタマをマルくする(生物多様性関連のネタ) 6月掲載分の広告でサレジオ学院中学校 【理科】の問題が紹介されています。  -- ある森林には6種類の生き物がすんでいます これらの生き物の関係を調べたところ 次の1から6のような結果になりました。  -- ということで、カエル、チョウ、イタチ、クモ、ヘビ、フクロウと小学生にもなじみのある6種類の生き物の関係性を問題にしています。(問題文はHPをご覧ください) 出題意図の解説には 与えられた情報を活用するチカラ 科学的な話題やニュースについて、問題意識や疑問をもつチカラ 生き物を身近に感じて、その変化に気づくチカラ の3つのチカラが求められていると分析されています。>耳が痛いですね、 印象深いのは、出題校へのインタビューにある 「日頃見ない生き物は、正答率が低かった」  という、コメント。 あたりまえですが、あらためて、日常的な自然との触れ合いの重要性を考えさせられます。 ■サイト http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2010/1006_ri.html

コンペ情報

興味深いコンペがいくつかであるので、お知らせします ■ Urban SOS: Transformations competition AECOM社が主催する学生向けのコンペ、以下の7つの都市から一つを選び、持続可能な再開発プランを提案することとなっています。 Phoenix, Arizona, United States; Jeddah, Saudi Arabia; Beijing, China; Port au Prince, Haiti; Istanbul, Turkey; São Paulo, Brazil; Johannesburg, South Africa. 締め切りは7月31日 詳しくは↓ http://www.aecom.com/deployedfiles/Internet/Careers/Student%20Connections/Urban%20SOS/Urban%20SOS%20-%20Transformations%20Brief.pdf ■Tokyo Midtown Award 2010 On the Greenをテーマとしたデザインコンペ、 ピクニック、屋外での読書、青空ヨガ教室、ジョギング── 街の暮らしならではの、緑を楽しむ様々なライフスタイル。 そんな都心の上質な日常を彩る、緑があるシーンで活躍するデザインを募集します。 とのことです 応募は8/2~8/31 詳しくは↓ http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/design/design01.html ■ミドリエデザインコンテスト 独自に開発した土を使わない素材「パフカル」を活用した新しいデザインを募集するもので、屋上、壁面などでの地球温暖化防止のためのCO2削減、および、その空間の価値を高めるなど都市空間デザインへの貢献やプロダクトやインテリアまでの様々な視点でのアイデアを広く募集します。  とのこと 応募は9/30まで 詳しくは↓ http://www.suntory.co.jp/midorie/contest/index.html

生物多様性ラジオCM

手前味噌で恐縮ですが、所属先が生物多様性をテーマにこんなラジオCMを作成しました。 「お見合い」 (80秒) 「集まるいきもの」 (80秒) 「街の音」 (80秒) 「鳥を探す男」 (20秒) エコロジカルネットワークは生き物の”婚活の場”を創出する面もありますよね 個人的には、「お見合い」編が気に入っています(笑) ほかにも、様々な環境問題をテーマとしてCMを作成しています。厳密にはニュアンスが異なる点もあるかもしれませんが、秒数の制限があるのでお許しください。 ■サイト http://www.kajima.co.jp/gallery/cm_library/index-j.html

TEEBの紹介記事/英国ガーディアン誌

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先週は名古屋でURBIO、造園学会と連続開催でした>関係者の皆様お疲れ様でした まちづくりにおける生物多様性への取組みに関しても、様々な分科会や発表があり、非常に密度の濃い1週間でした。 先週は、5月22日が国際生物多様性の日であったこともあり、世界各地でグリーンウェーブなど様々なイベントが開催されていました。 その中で、個人的に印象に残ったのは、ガーディアン誌のTEEB/The Economics of Ecosystems and Biodiversityの記事です。 記事では、生物多様性を保全する意味、それを破壊することによる影響、ビジネスとの関連性などが紹介されており、たとえば、生物多様性オフセットなどが掲載されています。(抜粋) ・Based on a host of academic and expert studies, the TEEB report is expected to say that the ratio of costs of conserving ecosystems or biodiversity to the benefits of doing so range from 10:1 to 100:1. ・Other suggested reforms include stricter limits on extraction and pollution; other environmental regulations such as restrictions on fishing net sizes or more damaging agricultural practices; higher penalties for breaking the limits, reform of taxes to encourage better practices; better public procurement; public funds for restoring damaged ecosystems such as reedbeds or heathlands; forcing companies that want to develop an area of land t

米国の企業菜園

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 Jared氏のブログ Tokyo Green Space で紹介されていた、ニューヨークタイムズの記事(5/16付)で、ペプシ、グーグル、トヨタ、Kohl’s(デパート)、Aveda(化粧品)などのが社員向けの菜園を整備している事例が紹介されています。 目的は、安全な食料を得ることだけでなく、社員の健康維持とモティベーションの向上、部署間を越えたコミュニケーションなどが示されています。   調査によると、2009年に全米で4100万人の人が野菜などを育てたらしく、この数字は以前と比較して13%増加したそうです。確かに、街中のコミュニテーガーデンでの菜園作りは増えているようです(写真はマンハッタンで撮影したものです)。 いくつかあげられた課題の一つに「服装」がありました。 確かにネクタイやヒールで農作業はちょっとやりにくいかもしれませんね(笑)。 ■参照サイト http://tokyogreenspace.com/ http://www.nytimes.com/2010/05/12/dining/12gardens.html?pagewanted=2&hpw

生物多様性リテラシー

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リテラシー(literacy)は、読み書き能力と訳されますが、最近では、なんらかの素材の中から必要な情報を読み取り利用する能力、また、IT機器を利用して膨大な情報の中から重要な情報を選別し利用する能力。という意味で用いられています。 5月22日の生物多様性の日に向けて、関連するニュースが増えていますが、この生物多様性リテラシーに関する発表もちらほら見ることが出来ます。 たとえば、携帯電話のカメラ撮影で花の名前を知ることが出来る「みんなの花図鑑」、GPSつきの携帯電話を利用した植生分布調査など、IT技術を用いて、生物多様性への関心を高めようという取組みが発表されています。 内閣府の最新の調査(2009年)では、生物多様性の認識率が36.4%と報告されています。 これを改善するために、自然との触れ合い機会を創出し、自然環境を知る楽しさを体験してもらうことは重要です。 そのためのはじめの一歩として、動植物の名前や特徴を知ることは非常に大切な要素だと思います。 本日発表のあった、「ききみみずきん」は野鳥などの鳴き声を利用して、生物種の特定を支援するツールです。 2005年6月のブログ記事: http://blog.goo.ne.jp/yyoriyuki/e/a4169f10b39ac3884a12b7c41b4779c6 今回、スマートフォンに掲載し、GPS機能などを付加することで、利便性や習得する情報の量・質が格段に向上しました。 詳しくは下記プレスリリースをご覧ください。 鳥の名前がわかるようになれば、ビジネスシーンでも天気の話だけでなく、 こちらの事業所にはメジロがくるんですね、 とか 駅からの途中の公園でコゲラが鳴いていましたね など、ちょっと視点のことなるコミュニケーションが広がるのではないかと期待しています(笑) まだまだ実証試験のレベルで、一般へのリリースはしばらくお待ちいただきますが楽しみにしていてください。 ■サイト みんなの花図鑑: http://minhana.com/ ききみみずきん: http://www.kajima.co.jp/news/press/201005/12e1-j.htm

Basic Principles for Landscape

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ワシントンポストのHP(5/8)に掲載されたの植栽選定のコラム 土壌テストの重要性、水の有効利用、忍耐など庭造りに必要なポイントをわかりやすく解説しています。 ---(一部転載) Follow the Basic Principles for Landscape Planning: Green Scene Over 40 years doing landscape and design work, and more than 13 years writing this column, I've picked up some valuable lessons. They might be thought of as principles for planning and managing your landscape. Think ahead: Anticipate growth habits when planting trees and shrubs so they will increase in ornamental value as they mature. Don't install plants for instant gratification. For example, don't plant a two-to-three-foot-tall woody plant, such as a juniper, holly, spruce or cedar, 18 inches from the edge of a walk or wall. In maturity, that plant will spread to eight feet or more, blocking entries, lifting walkways. Except for hollies, these plants are difficult to prune because of their growth habits and do not renew well. So if they are planted too close to structures or too close together, they wil

緑の投資効果/北カリフォルニア

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サンフランシスコ近郊のバークレイを対象地として実施した、マクファーソン先生の最新の研究成果が発表されています これによると、住民は樹木の維持管理費など$1あたりの投資に対して、平均$4.56の便益を得ているとのことです 毎回議論になりますが、ここで示されている経費と便益は以下の通りです Benefits Saving Energy Reducing Atmospheric Carbon Dioxide Improving Air Quality Reducing Stormwater Runoff and Improving Hydrology Aesthetics and Other Benefits Costs Planting and Maintaining Trees Conflicts With Urban Infrastructure Wood Salvage, Recycling, and Disposal 評価手法など詳細はリンク先で確認してください ---要旨(転載) Trees make our cities more attractive and provide many ecosystem services, including air quality improvement, energy conservation, stormwater interception, and atmospheric carbon dioxide reduction. These benefits must be weighed against the costs of maintaining trees, including planting, pruning, irrigation, administration, pest control, liability, cleanup, and removal. We present benefits and costs for representative small, medium, and large deciduous trees and coniferous trees in the Northern C

2010 Professional Awards

今年のASLA 2010 Professional Awards が発表になっています  Award of Excellenceの上海のHoutan Parkは、湿地による水質浄化のプロセスを見える化しているほか、産業遺産を巧みに配置した緻密な設計が印象的です。 これ以外にも北京大学が携わったプロジェクトを中心に、中国の作品が4つも入賞しているのが今年の特徴でしょうか。 ほかにも素晴らしいプロジェクト満載ですが、個人的に興味をもったのはコロンビア大学のUrban Landscape LabとMTAらが開発している ” SAFARI 7” NYの地下鉄7号線沿いの都市生態系をセルフガイドするツアーです。 HPで確認すると、さまざまなイベントやツアーが開催されており、iPhoneを用いて沿線のポイントごとの自然解説や自然音を聞いたり、インタラクティブに情報受発信が可能となっています。 ■サイト ASLA 2010 Professional Awards: http://www.asla.org/2010awards/ Urban Landscape Lab: http://urbanlandscapelab.org/work/safari-7-reading-room/

best private plots 10/コンペ情報

国際ランドスケープデザインコンペのお知らせです ■“ベスト・プライベート・プロット10”国際ランドスケープ・デザイン・コンペ 締 切 提出:2010年5月31日(月)。 概 要 サステイナブルな個人のオープン・スペースの模範的なデザインを募る。特 に庭をひとつの技術革新の場としたり,クリエイティブな表現や行為のスペースとし, また建築,エコロジー,ランドスケープ間の現代的なダイアローグの場とするような 外部空間のデザインを募集する。 資 格 世界のランドスケープ・アーキテクト,建築家,ガーデン・オーナー,デザ イナー,園芸家,庭師,アーティスト,ランドスケープ会社など。 審査員 バート・ブランズ(オランダ)/アンドレア・セカ(オーストリア)/ザビエル・ ペロ(フランス,米)/他 賞 金 1等1点7,000ユーロ,2等1点5,000ユーロ,3等1点3,000ユーロ。 ■サイト http://www.privateplots.at/en/award.html

landscape architects reinvent roles

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ハーバードGSDの話題です 最近まで、LAは独自の領域で研究を行っていたが、今後はenvironmental scientists, biologists, anthropologists, engineers, and political scientistsたちとの連携をさらに強めていくとのこと、 400万ドルもの寄付金や新しい教授陣も迎え、新しいプログラムを開始するそうです。 記事では気候変動の学者とのコラボレーションや、都心部に野生生物のハビタットをつくる話題が紹介されています。 --(一部抜粋) “A park can be beautiful, but it also can be made from recycled materials, collect its own rainwater, and irrigate itself,’’ Van Valkenburgh said. “It can create natural areas for wildlife that otherwise are becoming more and more removed from city centers.’’  -- 詳しくはリンク先をご覧ください PENN卒業生の皆様> この記事で知ったのですが、Anita BerrizbeitiaはGSDに移ったのですね、、 ■ネタ元 http://www.boston.com/business/articles/2010/04/19/at_harvard_landscape_architects_are_reinventing_the_discipline/

公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル案/パブコメ募集

環境省から表記管理マニュアル案に関するパブリックコメント募集がアナウンスされました。 このマニュアルは、公園・街路樹などの管理に関して、総合的病害虫・雑草管理(IPM)の考え方を基本とし農薬飛散によるリスクを低減するために作成されたものと紹介されています。 害虫発生のメカニズムや早期発見の必要性、季節や樹種ごとの害虫など緑地の設計に携わる方には参考になる情報が満載です。 --(以下一部転載) 環境省は、この度、「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル~農薬飛散によるリスク軽減に向けて~」(以下「管理マニュアル」という。)の案を作成しました。  本案について、広く国民の皆様の御意見をお聴きするため、平成22年4月12日(月)から平成22年5月11日(火)までの間、パブリックコメントを実施いたします。御意見のある方は御意見募集要項に沿って御提出ください。 -- □関連サイト 環境省プレスリリース: http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12380 マニュアル案: http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=15510&hou_id=12380

緑の再生/ニューオーリンズ

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ハリケーン・カトリーナにより、甚大な被害を受けたニューオーリンズ市で、緑の再生プロジェクトのリーダーを表彰する”Cox Conserves Heroes Finalists”が開催されています。 HPでは、5人のファイナリストの紹介ビデオを見ることが出来ますが、さすが皆さん興味深いプロジェクトを実施されています。 たとえば、ファイナリストの一人Phillip Soulet氏は、地域の人と協力して野菜や花のコミュニティーガーデンを整備しており、鶏の飼育、卵の供給まで行っています。公立小学校の環境教育フィールドとしても活用しているそうです。 Jenga Mwendo女史のゲリラガーデンも面白いですが、一番人気はグリーンストリートを整備しているAl Petrie氏のように思いました。 □サイト http://www.coxconservesheroes.com/new-orleans-la/votingform.aspx

Translate for Animals!など/4月1日です

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今日が、4月1日ということもありいろんな面白ニュースが発表されています。 例えば、PPS Faking Placesというタイトルで、いくつかの話題を提供しています。 造園家協会が、メタファーなど不可解な言葉を禁止!という記事は、耳の痛い人も多いのではないでしょうか? Landscape Architects Pull the Plug on Jargon All metaphors, juxtapositions and other incomprehensible language banned In light of a new study showing that even landscape architects cannot understand what other landscape architects are saying, the profession is rethinking its attachment to abstruse lexicological phraseology. (以下略)--- 衝撃的だったのはGoogle社、 動物の鳴き声を人間の言葉に翻訳するアンドロイドのアプリを発表しています。   (HPより転載)   使い方を8つのステップで紹介していますが、 注意事項などのセンスが光っています --- Note: It is not Google’s responsibility if you are offended or disappointed by what your chosen animal may say. Also please note, we do not guarantee stimulating conversation. --- ちなみに、9年前に開発した野生生物情報コミュニケーションツール/ききみみずきんはジョークではなく本物で、環境教育に使用していただいてます。 生物多様性を議論する上で、こんなアプリがあれば有用ですよね? ■関連サイト Faking Places: http://www.pps.org/info/newsletter/april_first_2010/ Tran

ミツバチプロジェクト

今春からスタートする全国各地のミツバチプロジェクトが多数報道されています。 銀座から広がっっている活動が、NPOだけでなく企業や商店街も巻き込んで2010年さらに展開しそうです。 以下、最近の新聞記事より ■仙台ミツバチプロジェクト: http://sendai-honeybee.org/ (毎日新聞宮城版3/14より抜粋)-- プロジェクトは09年9月、仙台市青葉区一番町4丁目の商店主ら有志約10人が市民グループ「仙台ミツバチユニオン」(浦山良代表)を設立して開始。ビルの屋上でミツバチを育てる「銀座ミツバチプロジェクト」を成功させた盛岡市の養蜂家・藤原誠太さんの指導を受け、賛同する商店や市民と協力して実施する。一番町4丁目の商業ビル屋上に巣箱を置き、今月末から日本ミツバチ約2万5000匹の飼育を始める予定だ。 -- ■サッポロ・ミツバチ・プロジェクト: http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/221841.html (北海道新聞3/21より抜粋)-- 地域再生に関する調査研究などを手がける札幌の会社「ノーザンクロス」に事務局を置く実行委員会が計画。札幌市中央区南1西4のビル屋上に巣箱2、3箱を設置する。実行委メンバーらが桜の咲く5月上旬から、道内の養蜂(ようほう)業者の技術指導を受け、ミツバチを飼育。最も多い時期で2万~3万匹を飼い、子供たちにも、みつを採ってもらう。 -- ■名古屋・栄ニホンミツバチプロジェクト: http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001003290004 (朝日新聞愛知版3/28より抜粋)-- プロジェクトは、鹿島中部支店ビル(同市中区新栄町2丁目)の屋上にハチの巣箱を設置し、ハチがビル周辺にある樹木や草花にもたらす授粉の効果などを調べる。地域の生態系に配慮して、三重県松阪市のニホンミツバチを採用した。集まった「栄産蜂蜜」は、子どもの環境教育の場を設けて振る舞う予定だ。 -- ところで、ご本家の銀座ミツバチプロジェクトは農業生産法人を立ち上げたそうです。<おめでとうございます。 資本金は328万円、、328=ミツバチ この遊び心がさすがで

Rain Gardenに関する環境教育用ツール

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緑地を利用して都市の水循環を改善するシステム”レインガーデン”。 数年前から各方面に提案し続けた成果もあり、都内ですでに実施中のケースも出てきています。 元祖のアメリカのシカゴでは市のめちづくりガイドラインへ適用され、シアトルなどでは環境・景観改善システムとして高級住宅地に適用されるケースが急増しています。 その背景として、持続可能なまちづくりに関する関心の高まりや、都市域の水環境問題に関する理解が進んでいる点が挙がります。 このレインガーデンの環境教育用プログラムが”ASLA CAREER DISCOVERY PROGRAM”で準備されています。 これは、主に中・高生向けの50分の授業で持続可能な環境デザインの概念やその実例、レインガーデンの仕組みなどを学ぶものです。 リンク先の資料には、授業の準備の方法、自己紹介の仕方、生徒への質問内容、予算、チェックリストなど、授業の組み立て方全般が詳しく紹介されています。 また、FAQでは、LAの年収や必要なスキルが紹介されています。 WHAT SKILLS DOES A LANDSCAPE ARCHITECT NEED? • Sensitivity to landscape quality • Understanding of the arts and a humanistic approach to design • Ability to analyze problems in terms of design and physical form • Technical competence to translate a design into a built work • Skills in all aspects of professional practice including management and professional ethics WHAT IS A LANDSCAPE ARCHITECT’S SALARY? Landscape architectural salaries vary depending on the years of experience, geographical location, and type of

mowing with goat/ヤギ除草

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海外出張などの関係で、しばらく更新が途絶えてました、スイマセン>各位 インドネシアから帰国して直ぐに、ヤギによる除草実験”ヤギプロジェクト”を東京都内の住宅地区で開始しました。 ヤギによる除草の主なメリットは以下の通りです ①芝刈り機のように石油燃料や電力を必要としない(温暖化対策) ②芝刈り機と比較して騒音が少ない(ない)。 ③草刈による廃棄物が発生しない(糞尿は肥料に) ④除草剤などを必要としない そしてなによりも、 ⑤ヤギ乳がとれる(メスの場合) ⇒ チーズ、ヨーグルト、、 都内産のはちみつとチーズ、いかがでしょうか? ヤギ除草により草刈頻度を上げ、セイタカアワダチソウなど外来雑草の駆除効果もモニタリングしていきます。 都市内で適用するには、まだまだクリアすべき課題もあります。今後データを蓄積し成果を外部発表していく予定です。 ちなみに、3月5日付けの日経産業新聞でも記事にしていただきました。 ■参考サイト   http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=1812&NewsItemID=20100305NSS0027&type=2

Sustainable Landscapes事例紹介サイト

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ASLAがサステナブルランドスケープ/Sustainable landscapesに関する事例紹介サイトを立ち上げました。 ここでは、持続可能なランドスケープデザインの参考となる、10の優良プロジェクトが紹介されています。 例えば、ポートランドのグリーンストリートプロジェクトではレインガーデンが紹介されています。 その他、NYのハイライン、シアトルのハイポイントなどブラウンフィールド再生、都市農業、雨水循環、新エネルギーなどの視点に立った事例が掲載されています。 ちなみに、Sustainable landscapesは以下のように説明されています。 Sustainable landscapes are responsive to the environment, re-generative, and can actively contribute to the development of healthy communities. Sustainable landscapes sequester carbon, clean the air and water, increase energy efficiency, restore habitats, and create value through significant economic, social and, environmental benefits. ■サイト http://www.asla.org/sustainablelandscapes/

日経 アーキテクチュア記事

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日経 アーキテクチュア最新号(2-22号)で、ニホンミツバチへの取組みを紹介してもらいました。 タイトルは「都市の緑化効果を虫で測る建設会社が続々」 ゼネコン3社の取組みが記事になっており。HPでも記事の一部を読むことが出来ます。 都市と生物多様性に関する記事が増えてきましたね、、 ■関連サイト(ケンプラッツ) 都市の緑化効果を虫で測る建設会社が続々: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20100205/539056/?ST=research ミツバチが広げる屋上空間の可能性: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20090610/533275/ 現場経験重視の姿勢が柔軟な発想を妨げることもある: http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20090511/532514/

緑確保の総合的な方針(案)/東京都

東京都都市整備局から、”「緑確保の総合的な方針」(案)の公表及び意見の募集について”の発表がありました。 既存の緑を守る方針図や、まちづくりの中で取組む緑の施策一覧の整備。東京クラインガルテン事業など新たな施策(先行プロジェクト事例)などが示されています。 P21には以下の説明がありました。 都・区市町村が検討する共通の図を持つ地理情報システム(GIS)を活用し、緑の量だけでなく、地形の成り立ちとの関係や歴史・文化とのかかわりなど、緑の質に着目して分類し、都・区市町村が検討する共通の図を作成し、具体的にどんな取組をしようとしているのか、地域像を把握できるようにします。 一般に公開されるのであれば、様々な調査、計画の基礎データとして有用なものになりますね。 ちなみに、P15の第三章には「緑についての都民の意識」アンケート結果が紹介されています。 ■関連サイト http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/topics/h21/topi051.htm

Wildlife Crossing Structure Design Competition

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いわゆる、ロードキル防止用の野生動物の移動用通路をデザインするコンペの案内です。 ドライバーと野生生物両方の安全性を確保する次世代のアイディアを国際的に広く求めるとの事。 --プレスリリースより ARC is a partnership-driven wildlife crossing design competition. ARC will engage the best and most innovative international, interdisciplinary design teams—comprised of landscape designers, architects, engineers, ecologists, and other experts—to create the next generation of wildlife crossing structures for North America’s roadways. In doing so, the competition will raise international awareness around wildlife movement and protection while promoting feasible, buildable context-sensitive and compelling design solutions for safe, effi cient, cost-effective, and ecologically responsive wildlife crossings. -- ちなみに、まだ事前登録等は始まっていません、また審査員も最終決定していないようです>要注目ですね。 ■サイト http://www.arc-competition.com/welcome.php